ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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眼鏡が好き

2009-02-23 17:01:12 | ベルばか日誌
昨今では「メガネ萌え」などといって、眼鏡がブームになっていますね。
私の周囲では、最近になってコンタクトから眼鏡に替えた人が多々いらっしゃいます。

人生のほとんどを眼鏡と無縁に過ごしてきた私ですが、実は子供の頃から眼鏡に憧れていました。
賢そうに見える、という以外、特に理由はないのですがね。

母は若い頃からずっと眼鏡、妹も弟も子供の頃から目が悪く、今では二人とも視力0.1未満、分厚い眼鏡をかけています。
なのに私だけ、一向に目は悪くなりませんでした。

こんなことを言うと目の悪い方々のお怒りをかいそうですが、いいな~、眼鏡かけてる人は。私も眼鏡かけたいな~。そう、ず~っと思っていたのです。



中学生の頃、こんなことがありました。
クラスの女の子5~6人で、しゃべっていたときのこと、ある子がこんなことを言い出しました。

「『眼鏡美人』っていうのがあるんだって。普通は眼鏡かけると可愛くなくなるでしょ?逆に眼鏡かけたほうがキレイになる人がいるんだって」

へ~

みんなで感心して聞いていると、その子、私に向かって

「きめちゃん、それに賭けるしかないね」

・・・
それって、私が非常に不細工だってこと?
眼鏡かけたら、もしかして、少しは見れるようになるかもしれないって?

今考えてみると、彼女はそう言いたかったのでしょう。
実際、その瞬間、場が凍ったような気がします。
しかし小学生時代いじめられっ子だった私、いじめられセンサーが若干鈍くなっていたようで、彼女の発言に対して

そーか、あたしでも眼鏡かけたらキレイになるかもしれないんだ~

などと、呑気に文字通り受け取ったのです。


そしてその一件以来、ますます眼鏡に憧れるようになった私なのでした。




つづく

ママにはまだ見たいものがある・・・、んだけど

2009-02-12 14:11:37 | ベルばか日誌
前回記事にしましたが、娘さる子はポケモンに夢中です。

「ママ、ポケモンのことで何か知りたいことはない?な~んでも教えてあげるよ」

そういわれてもね、別に知りたいことなんてねーよ、とも言えず。

だいたい、どれほど興味ないかっていうと、主人公の名前すら時々忘れます。
「サトシ」って子ね。
それから悪役の「ロケット団」は把握できるんですけどね(ヤッターマンのドロンボーとイメージかぶってるし)、もう一つのホントに悪そ~な団体さん、「ギンガ団」ていうのも覚えられない。

「タケシって、何歳?」

タケシっていうのは、主人公のサトシと一緒に旅しているちょっと年上の男の子。
きれいなお姉さんを見ると、目がハートになります。
母は、やっぱり脇好き、大人キャラ好きなのであります。

「え~とね、・・・中学生か高校生くらいじゃないのかな。・・・12歳くらい?」
「ふ~ん」

12歳じゃ高校生じゃないでしょ。

大体あの子達、学校は行ってないのかとか、旅費はどっから調達してんだろうとか、親はどこにいるんだとか。
更には、いっつも同じ服着てるけど、ちゃんとお風呂には入ってるんだろうかとか。
設定ツッコミの母としては、そこらへんが気になってしょうがない。

それからあの「ロケット団」ね。
ムサシと小次郎、あの二人は大人なのかしら?
大人の男女が常に一緒に行動してて、男と女の関係にはなってないのかしら?

そんなこと、さる子には訊けません。

知りたいことは別にないよ、と言うと、××っていうポケモンはね、○タイプで、こんな特技があって、×△に進化するんだよ・・・、とか言うのが延々始まります。

ママはもうお腹いっぱい。

それよりさるちゃん、3月にプリキュアの映画やるけど、見に行かない?

「行かない」

・・・
さる子、プリキュア熱の方はすっかり冷め切ってしまい、新シリーズ「フレッシュプリキュア」もロクに見てません。


ママ、見たかったんだけど、映画。

新シリーズ、悪役に可愛い子がいるのよ。
知性派イケメンもいるみたいだし。
絵柄も前シリーズより大人っぽくなって、私好みなんだけど。

・・・見ないの?
あ、そう。

ちょっとガッカリな母であります。

き、来たか、ついに、って…ポケモンが

2009-02-09 16:25:35 | ベルばか日誌
きっかけは昨夏の某コンビニのキャンペーン、スタンプラリーでした。
8店舗廻ってスタンプを集めるとポケモンポスターが貰えるというイベントです。
この時は親の方がムキになって集めましたね(笑)。
このポスターにポケモンが全種類、タイプ別に分類されて掲載されていたのです。

娘さる子は時おり熱心にポスターを眺め、

○○の進化形は○×なのかな
へえー、◎◎って☆★タイプなんだ~

など呟くようになりました。

ゲームはやらせていませんが、テレビの放映は熱心に見るようになりました。
また昨年末、長時間のお出掛けの折、時間潰しにと本屋で「ポケモン大ずかん」なるものを買い与えたのですが、これがさる子のバイブルになりました。

今では毎日、ポケモン漬け。
保育所への行き帰り、徒歩で片道10分ほどなのですが、ず~~~っとポケモンの話をしています。

「じゃあポケモンク~イズ!ママ、答えてね」
「はいはい」
「××××は、何の進化形でしょうか?」
「(知るかよそんなの)え~っと、×××●?」
「ざんね~ん、×××△でした!」
「ああ、そうなんだ」
「いいんだよ、ママ、できなくてもまたお勉強すればいいんだからね。そうすれば覚えるよ」
「・・・はいはい」

他にもナンタラは何タイプだの、ナンチャラの鳴き声はどうだの。
さる子が一生懸命しゃべる横で、興味ゼロの母の心はついつい18世紀おフランスにトリップ。

「・・・あれ?さるちゃん、今どこまでしゃべったっけ?」

さる子ってば、しゃべりながら妄想モードに入るらしく、時々自分でも何しゃべってたんだかわからなくなるらしい。
(遺伝子のなせるワザかもしれないね)

この時にちゃんと「○○って言ってたよ」などと答えないと

「ママ、さるちゃんの言ってること聞いてなかったの?(怒)」

となるので、要注意。
母はおちおち妄想もしていられません。



意外だったのは、てーしゅが案外ポケモンの話題についていってること。

何タイプだの、進化形が何とかだの、さる子に教えられるのを結構覚えているんですよ。
私は教わるそばから忘れるのに。

てーしゅ、子供時代はウルトラマンの怪獣大図鑑がバイブルだったんだそうな。
へー、そうか、・・・遺伝子だねえ。

女子高生に告ぐ

2009-02-05 13:00:53 | ベルばか日誌
会社帰りのバスの中で時々見かける女子高生二人組がいます。

校則の厳しい女子高の生徒さんらしく、お化粧もせず髪も染めず、お行儀もよくきちんとした身なりをしていて、オバサン的には非常に好感の持てる娘さんたちです。

ある時この二人、バッグの中からそれぞれスケッチブックを持ち出し、見せっこし始めました。
チラリと見ると・・・。

う、うまい・・・。

今時の漫画・アニメを知らないので、元ネタがあるのかあるいはオリキャラなのかわかりませんが。
一人の子の方は、三頭身の可愛いキャラがスケッチブックいっぱいに、躍動感溢れる構図で描かれ、色塗りも激ウマ。
もう一人の子は、鉛筆書きのラフ描き、劇画調。

すごーい、お嬢ちゃん達こんな上手にイラスト描けるんだ、い~な~、おばちゃんは描きたくても描けないんだよ。
もっと見たいな~。

あまり覗き込んでも不審者と思われかねませんので、ぐっとこらえましたが。

いや~、私もね、高校入学したときに漫研かアニメ同好会に入ろうかどうしようか悩んだんだけど、結局何にもしなかったのね。
お嬢ちゃん達はそーゆーサークルとかやってるのかしら?いいわよ~、若いうちにそういう好きなこと思いっきりやっときなさいね。人生の肥やしになるわよ~。

心は思いっきり、おせっかいおばちゃんモードです。


別の日にこの二人の会話を小耳に挟んだところ、かたっぽの女の子はこの春高校を卒業、4月からは都心の服飾系専門学校へ、片道2時間以上かけて通うんだそうな。

いいね~。未来には可能性が無限大だね。

頑張れ、お嬢ちゃん!