小学校4年生当時、後に親友となったTさんから貸してもらった「ベルサイユのばら」マーガレットコミックス(略してMC)全10巻。
読ませてもらうのも毎日となると、Tさんも嫌な顔をするようになりました。
私も好きなときに好きなだけ読みたい。
じゃあ自分で買おう。
当時のMCは1冊280円だったか320円だったか。
私のお小遣いは1ヵ月400円だったか500円だったか。
私の育った家庭は決して裕福ではなく、臨時のお小遣いをくれたり欲しい物をすぐ買ってくれたりするような甘い親ではありませんでした。
そこで私は1ヶ月に1冊ずつMCを買うことにしました。
まず最初に買ったのは7巻です。
「美しき愛のちかいの巻」
始まりは覚えていないのですが、三部会が開かれるあたりからだったと思います。
終わりはアンドレが失明して「ローソクの灯しか見えない」って頭抱えて苦悩するトコでした。
勿論この巻の最大のヤマ場は、オスカル様のアンドレへの愛の告白です。
これが丁度1冊の真ん中辺にありました。
そしてその後に続く、ちょこっとしたいくつかのラブシーン。
とにかく二人のラブシーンが好きで好きで。
(今考えるとおマセさんだったな。しかもこの嗜好は今でも変わってないし。)
後から考えると、ホントに数日間の出来事なのですが、
ああアンドレ、頑張った甲斐があったね。
幸せになってよかったね、うんうん。
・・・そう思いながら、何百回、何千回読み返したかわかりません。
巻の前半には、アランの無理チュー場面もありました。
このシーンはアンドレがアランを殴ろうとしてやめたトコが好きで。
ああ、アンドレってカッコいいわ、大人だわ、素敵だわ。
・・・私にとってはアランは昔も今も「対象外」です。
そうそう、生着替えもその前にありましたね。
子供心には、男性の裸にドキドキするっていうのがまだわからなくて。
おとーさんの裸とか、毎日のように見てたりしますしね。
でもこの出来事で、オスカル様あと一押し状態になったんだなというのはわかりました。
そんなわけで7巻、私が一番好きだった巻で、一番ボロボロになった巻です。
次に買ったのは8巻。
「神に召されて・・・の巻」
始まりは、アンドレが「ちぎりたい」ってジタバタするトコ。
終わりは覚えてません。ほとんど読んでないから。
言うまでもなく、ヤマ場はアレですよアレ。
オスカル様とアンドレのベッドシーン。
そして翌日アンドレ死んで、更に翌日オスカル様死んで。
後にこれを総称して「ベルばら三が日」ということを知りました。
ただ小学生の私にはベッドシーンってよくわからなくて。
ラブシーンの一種だとは思うのですが、何で裸でこんなことしてんのか謎。
裸っていうのが子供心にちょい恥ずかしくて、興味はあるもののあんまり好きじゃなかった気がします。(今はR18のSS、だ~い好きですけどね)
でもOAラブラブがベースの巻なので、好きでよく読んでいました。
しかしオスカル様死んだ後は興味なくて、巻の後ろ半分はめったに読まなかったな。
ストーリーがその後どうなるのか、歴史的事実として知識はあるけど、ハンス君と王妃様が漫画の中でどうなったのか、よく覚えてません。
6巻「燃えあがる革命の火の巻」
衛兵隊でオスカル様と兵士達が和解したあたりからだったと思います。
メインイベントは、じぇろっち登場です。
衛兵隊が平和になってやれやれと思ったところに、ジェローデルが求婚者として現れ、オスカル様もアンドレも苦悩します。
で、草むしりや銃暴発、舞踏会があったり、毒入りワインがあったり、馬車襲撃事件があったりして、結局じぇろっち振られてめでたしめでたし。
アンドレ至上主義の私としては、「雨降って地固まる」的なストーリー展開の巻だったと思っています。
そういう意味で、非常に好きな巻でした。
ディアンヌちゃんは死んじゃうし、王太子殿下は病気になるし、楽しくないこともいっぱい起こるんですけどね。
5巻「オスカルの苦しみの巻」
オスカル様が黒い騎士を捕らえて、ムチで目をつぶそうとしてアンドレに諌められるシーンから始まります。
タイトル通り、オスカル様苦しみまくりの巻です。
アンドレ左目を失明する。
フェルゼンに女装がバレる。
アンドレにブラビリされる。
ロザリー、ベルナールと結婚して出てく。
衛兵隊に移った先で、散々な目に遭う。
勿論、平行してアンドレも苦しんでます。
ブラビリも小学生時代は意味わかってなかったですね。
ブラウスびりびりしてアンドレは何したかったんだか。
子供の目には、ちょっと乱暴に愛を告白したようにしか写っていなかったと思います。
楽しいことが全くない巻であんまり好きじゃなかったのですが、それ以前の巻に比べアンドレが格段にカッコよくなっていて出番も増えているのが嬉しかったです。
ストーリーの時系列を逆にたどってますが、読みたい巻から買っていったらこうなってしまったのです。
他に買ったMCについてはまた次回に。
つづく
(次回の更新は6月1日の予定です)
読ませてもらうのも毎日となると、Tさんも嫌な顔をするようになりました。
私も好きなときに好きなだけ読みたい。
じゃあ自分で買おう。
当時のMCは1冊280円だったか320円だったか。
私のお小遣いは1ヵ月400円だったか500円だったか。
私の育った家庭は決して裕福ではなく、臨時のお小遣いをくれたり欲しい物をすぐ買ってくれたりするような甘い親ではありませんでした。
そこで私は1ヶ月に1冊ずつMCを買うことにしました。
まず最初に買ったのは7巻です。
「美しき愛のちかいの巻」
始まりは覚えていないのですが、三部会が開かれるあたりからだったと思います。
終わりはアンドレが失明して「ローソクの灯しか見えない」って頭抱えて苦悩するトコでした。
勿論この巻の最大のヤマ場は、オスカル様のアンドレへの愛の告白です。
これが丁度1冊の真ん中辺にありました。
そしてその後に続く、ちょこっとしたいくつかのラブシーン。
とにかく二人のラブシーンが好きで好きで。
(今考えるとおマセさんだったな。しかもこの嗜好は今でも変わってないし。)
後から考えると、ホントに数日間の出来事なのですが、
ああアンドレ、頑張った甲斐があったね。
幸せになってよかったね、うんうん。
・・・そう思いながら、何百回、何千回読み返したかわかりません。
巻の前半には、アランの無理チュー場面もありました。
このシーンはアンドレがアランを殴ろうとしてやめたトコが好きで。
ああ、アンドレってカッコいいわ、大人だわ、素敵だわ。
・・・私にとってはアランは昔も今も「対象外」です。
そうそう、生着替えもその前にありましたね。
子供心には、男性の裸にドキドキするっていうのがまだわからなくて。
おとーさんの裸とか、毎日のように見てたりしますしね。
でもこの出来事で、オスカル様あと一押し状態になったんだなというのはわかりました。
そんなわけで7巻、私が一番好きだった巻で、一番ボロボロになった巻です。
次に買ったのは8巻。
「神に召されて・・・の巻」
始まりは、アンドレが「ちぎりたい」ってジタバタするトコ。
終わりは覚えてません。ほとんど読んでないから。
言うまでもなく、ヤマ場はアレですよアレ。
オスカル様とアンドレのベッドシーン。
そして翌日アンドレ死んで、更に翌日オスカル様死んで。
後にこれを総称して「ベルばら三が日」ということを知りました。
ただ小学生の私にはベッドシーンってよくわからなくて。
ラブシーンの一種だとは思うのですが、何で裸でこんなことしてんのか謎。
裸っていうのが子供心にちょい恥ずかしくて、興味はあるもののあんまり好きじゃなかった気がします。(今はR18のSS、だ~い好きですけどね)
でもOAラブラブがベースの巻なので、好きでよく読んでいました。
しかしオスカル様死んだ後は興味なくて、巻の後ろ半分はめったに読まなかったな。
ストーリーがその後どうなるのか、歴史的事実として知識はあるけど、ハンス君と王妃様が漫画の中でどうなったのか、よく覚えてません。
6巻「燃えあがる革命の火の巻」
衛兵隊でオスカル様と兵士達が和解したあたりからだったと思います。
メインイベントは、じぇろっち登場です。
衛兵隊が平和になってやれやれと思ったところに、ジェローデルが求婚者として現れ、オスカル様もアンドレも苦悩します。
で、草むしりや銃暴発、舞踏会があったり、毒入りワインがあったり、馬車襲撃事件があったりして、結局じぇろっち振られてめでたしめでたし。
アンドレ至上主義の私としては、「雨降って地固まる」的なストーリー展開の巻だったと思っています。
そういう意味で、非常に好きな巻でした。
ディアンヌちゃんは死んじゃうし、王太子殿下は病気になるし、楽しくないこともいっぱい起こるんですけどね。
5巻「オスカルの苦しみの巻」
オスカル様が黒い騎士を捕らえて、ムチで目をつぶそうとしてアンドレに諌められるシーンから始まります。
タイトル通り、オスカル様苦しみまくりの巻です。
アンドレ左目を失明する。
フェルゼンに女装がバレる。
アンドレにブラビリされる。
ロザリー、ベルナールと結婚して出てく。
衛兵隊に移った先で、散々な目に遭う。
勿論、平行してアンドレも苦しんでます。
ブラビリも小学生時代は意味わかってなかったですね。
ブラウスびりびりしてアンドレは何したかったんだか。
子供の目には、ちょっと乱暴に愛を告白したようにしか写っていなかったと思います。
楽しいことが全くない巻であんまり好きじゃなかったのですが、それ以前の巻に比べアンドレが格段にカッコよくなっていて出番も増えているのが嬉しかったです。
ストーリーの時系列を逆にたどってますが、読みたい巻から買っていったらこうなってしまったのです。
他に買ったMCについてはまた次回に。
つづく
(次回の更新は6月1日の予定です)