ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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行ってきました その2

2012-09-27 08:52:49 | ベルばか日誌
ベル展レポート、続きです。

↓ネタばれお嫌な方はご遠慮ください。





原作、ヅカときて、3番目の部屋はアニメです。
ここら辺は、おばちゃん濃度は薄かったですね。
セル画、設定資料などの展示と、スクリーンでの放映がありました。
お好きな方も多いことでしょうが、私は、う~ん、やっぱりアニばらより原作の方が・・・、とか思いながらもやはり興味深く見て回ってしまいました。
アニメの絵は原作とは雰囲気が違いますが、設定資料の若い頃のオスカル様もアンドレも、お目々パッチリで可愛いなあ。

設定資料の中で私が興味を持ったのが、背景資料の、アンドレの部屋とオスカル様の部屋です。
アンドレの部屋、使用人の部屋にしては案外と広くて立派。
大きなデスクがあって、執事の執務室といった風です。
一方のオスカル様の部屋、大貴族の次期当主の部屋にしては、質素な気が・・・。
ぶっちゃけ、アンドレとオスカル様の部屋、ちょっとオスカル様の方が広いけど、あんまり変わらないような・・・。
原作ではオスカル様の部屋ってもっとゴージャスな気がしました。
まあ、今更どうでもいいツッコミですけれども。

余談ですが、私が書いている現代物SSにおいて、私の心の中で設定しているジャルジェ家のお屋敷の中のアンドレの部屋、イメージとしては学生時代の友達が一人暮らししていたワンルームのアパートです。



4番目の部屋は、朝日新聞に連載されているベルばらKidsの原画。
ですが私の目に入ったのは、その先の5番目の部屋に展示されているイラスト、・・・うわあ、二次創作だあ!!
オタク心に火のついた私、Kidsの方もそこそこに、二次創作の部屋に突進。
現在活躍されている漫画家さん、ベルばらゆかりのアーティストさんの創作されたベルばらです。
生憎、私は昭和のオタク、平成の漫画家さんはほとんど知りません。
展示されていた作家さんの中で存じ上げているのは、槇村さとる先生、川原泉先生、よしながふみ先生くらいでしょうか。
ですが、それぞれに個性的なオスカル様、その他ベルばらイメージ、堪能させていただきました。

そして中でも、おおっ!と思ったのは、田島令子さんと志垣太郎さんの出品です。
アニばらの声優さん、俳優を本職とするお二人ですが、こんな素晴らしい芸術的才能をお持ちなんですね。
いやあ、びっくりしました。



まだまだ語りたいのですが、続きは後日。




拍手コメントお礼と、女子の話

2012-09-25 08:09:38 | ベルばか日誌
SSサイトに拍手コメントくださった方、ありがとうございました。
現代版SSの設定について、ご質問です。


>「女友達」
今のところ、登場しているのはマリー・アントワネット様くらいですね。
アントワネット様は、中学時代からの同級生、ってことにしてあります。
私のSSの設定は一応これでも原作準拠ですし、オリジナルのキャラを設定するのは苦手なので、原作にないキャラをお友達として登場させることは今後ともないと思います。

ロザちゃんは前にアンドレの職場の上司として登場させちゃいましたが、実は「派遣のアンドレ」は思いつきで単発として書いた作品で、まさか話の前後がこんなに膨らんでシリーズ化するとは思ってなかったんです。
ですからあの話はあの話だけの設定(汗)、ってことで、今後は原作設定どおりの妹分として登場する可能性はあります。


確かに原作のオスカル様って、身内以外で親しい同性はロザリーくらいでしょうか。
そのロザリーも、オスカル様を恋愛対象として、異性として見てましたし。
腹を割って女同士の話、恋バナとか身体の話とかができる年の近いお友達って、皆無だったかもしれませんね。


行ってきました その1

2012-09-21 08:39:58 | ベルばか日誌
銀座松屋のベルばら展、やっと行ってきました。
今回の会期中、家庭の事情と仕事のシフトで行けるのは平日の1日のみ。
前日から体調を整え、満を持して行ってまいりました。

↓ネタばれになりますので、お嫌な方はご遠慮ください。





会場に到着したのは午前10時半ごろ、天候があまり良くなかったにもかかわらず、既に大勢の人出でした。
それもおばちゃんばっか(←自分を棚に上げている)、若い女性や男性は数えるほどでした。

まずは原画の展示。
子供の頃、何百回と繰り返し読んだはずなのに、改めて鑑賞すると色々と新たな発見もあり、またストーリーにも引き込まれてしまいます。
そして、見入りながらも、周囲のおばちゃんグループの会話に耳をそば立ててしまう私。

「ほら、オスカルはこのフェルゼンのことを好きなのよ。だけどマリー・アントワネットもこの人のことを好きなんですって」
とか、基本的な会話をしてるおばちゃん。
そうか、基本的なストーリーをまだ把握していないような人も、この展覧会には来るんだねえ。

それから、トーンの貼り方や効果線の書き方にチェックを入れてる、オタクなおばちゃん(←自分を棚に上げている)コンビ。
「ほら、このマスのこの部分は云々、でもこっちのここはなんやらかんやら」
連載初期の原稿と後半の原稿を、比較して論評していました。


次にヅカばら。
歴代公演のポスターと、衣装の数々、小道具や設定資料などが展示されていました。
お好きな方も多いことでしょうが、私は、う~ん、やっぱり原作の方が・・・、でもやっぱり初演のころのポスターを見ると、友達と一緒に夢中になって見ていた小学生時代を思い出し、懐かしさを感じます。

すると、近くで騒ぐおばちゃんグループあり。
大きなモニターで舞台の名シーンを流しているのですが、それを見ながら
「やだ~、恥ずかしいわね~。変よね~。でもあんな事やらされる方も可哀そうよ~」
画面に映っているのは、昇天するオスカル様(どなたが演じているのかは不明)、なんだか作り物のペガサスみたいな馬に乗って、高らかに歌っていらっしゃいます。
・・・うん、確かに作り物のペガサス、ちょっとチャチで遊園地の乗り物みたいなんですよ。
でもそんな声高に悪口言わなくてもいいじゃん。
周囲には、ヅカ大好き、このシーンを何度見ても涙しちゃう、って人だっているんだろうし。
まったくおばちゃんってやつは、集団になると周りが見えなくなっちゃうんだよね。
自分のこと棚に上げてないで、私も気をつけなきゃ、と自戒しました。


なんだか展覧会レポートというよりは、おばちゃんレポートになってますね。
長くなりそうですので、続きは後日。



40周年だそうで ~ボケ編~

2012-09-18 22:57:49 | ベルばか日誌
40周年、と聞いて最初は「え?うそ、まだでしょ?」と思いました。
だって連載してたのは私が小学2年の頃、7~8歳の頃じゃん?

で、手元の資料によりますと、原作の連載は1972年4月から1973年12月。
てことは、私が小学1~2年生、6~7歳の頃ですね。


・・・すいません。私が間違っていました。
私、ずーずーしくも自分をまだ45歳だと思ってました。
当ブログの自己紹介欄の干支から年齢はバレバレですが、早生まれの私、あと半年足らずで47歳になるんだった!
間違いなく、祝!40周年であります。


何だか私、45歳になってから自分が全然年を取ってないような気がしてました。
確か30歳になった時も、それ以降もう自分の年がよくわかんなくなった記憶がありますが、45歳になって四捨五入したら50歳、自分の中で「アラフィフ突入!」と思ったらもう後はみんなおばちゃん、一緒でしょ~、みたいになってしまって。


リアルタイマーではないので、初読みしてからはまだ38年。
ですがこの38年、この作品についていろんな思いを抱き、いろんなことを考えてきました。
それこそ下らない妄想に始まって、それぞれのキャラの生き様に思いをはせ我が人生を振り返り、そして真面目に女性の社会的地位について考え。
そして「ベルばら大好き」の気持ちは初読みした時、小学4年生のままです。


10年後の50周年のときは、私も60歳近くなっているんですね。
それまでこのブログを続けてるかなあ。
おばちゃんからおばあちゃんに近くなっても、心は少女のまま、このブログで50周年をネタにできたらいいな、と思いました。

40周年だそうで ~ツッコミ編~

2012-09-15 12:00:19 | ベルばか日誌
ベルばら40周年、てことで、イベントあり関連本の出版あり、また、マスコミでも取り上げられる機会が増えているようで、ファンとしては嬉しいような照れくさいような。
今後あれこれとブログネタにもさせていただくことになると思います。

先日も夕刊の文化欄で、理代子先生のインタビューが大きく取り上げられていました。
「歴史物は受けない」という編集者の反対を押し切って連載を開始、とか、ファンとしては既知の内容でしたけれども。
その中で一つ、へえ~、と思ったのは
最近の若い人たちに、オスカルの生き方は「敷居が高い」と言われ、理代子先生はショックを受けた
という内容です。

敷居が高い・・・、辞書で調べると「不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい」が本来の意味だそうですが、最近では「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」という意味に捕らえる人が多いそう。

確かに貴族のジャルジェ家は、私のような庶民には縁のない、入りずらそうなお屋敷なんだろうな、じゃなくて。
O様の生き方が云々、っていうのはどっちかっていうと、私なんかにはあんな真摯な生き方はムリ、って言いたいんでしょうね。

連載されていた昭和40年代の半ばって、女性は結婚して専業主婦になるのが当たり前だった時代だったと思います。
女が結婚しても、あるいは結婚せずに、組織の中で仕事を続けようと思ったら、本当にがむしゃらに頑張らなければいけなかった時代です。
そんな時代に描かれたオスカル様は、男として生きるよう定められ、その定めを受け入れつつも自らの思想と愛を貫くという、ハードな生き方をなさったわけです。
その姿が当時の女性たちの憧れとなったのですね。
現代の日本では、40年前と比べたら女性にとって生き方の選択肢は多様になったかなと思います。
だからこそ逆に、そんながむしゃらに、しゃかりきに頑張らなくてもいいじゃん、みたいに思う女性も増えてるのかな。

私自身も、しゃかりきに頑張るより「まあいいや」って楽な方に流されて生きてきた女なので、偉そうなことは言えませんけれども。


それにしても、大きなお世話だとは思いますが、この場合の「敷居が高い」っていう言い方は、やっぱり日本語の使い方、間違ってる気がします。


妄想 生協のアンドレ

2012-09-10 16:07:34 | ベルばか日誌
唐突に思いつきました。
もし生協の配達員さんがアンドレだったら、すっごく嬉しい!


少し前にネタにしたトイレットペーパー、遡ればヅカばらのチケット、またベルばら愛蔵版全2巻、数々の関連グッズを生協で購入してきました。
もちろん関連グッズだけではなく、毎日消費する食料品や日用品、お米やお酒などの重い物やそれこそトイレットペーパーなどのかさばる物も。
子供が小さい時分は日々買い物に行くのも厄介ですし、マンション住まいでは買った物を家まで持って帰るのも大変。
ですから、週に1回、自宅前まで商品を運んでくれる生協さんにはとても助かっています。
いえ、別に私は生協の廻し者じゃあないんですけど。

で、娘が赤ちゃんのころから生協に加入して7~8年、配達員さんにも人事異動があるらしく、1~2年で交代し、もう5~6人の方にお世話になっています。
おばちゃん、お兄ちゃん、おねえちゃん、といろんな人がいらっしゃいます。
配達の方法も、私が帰宅した頃を見計らって届けてくれる方、留守中にドアの前に置いておいてくださる方、中には私は在宅してるのに呼び鈴も鳴らさずドアの前に置いて帰っちゃう人もいたなあ。
その人とは1年間で2回くらいしか顔を合わさなかったけど。
でもやっぱり、明るくて愛想が良くてフレンドリーな人が元気よく来てくれると嬉しいですね。


で、先日そんなことをつらつらと考えていて、冒頭の妄想に至ったわけです。

アンドレが毎週、「こんにちは~、ベルサイユ生協で~す」なんてにこやかに挨拶して商品を持ってきてくれたら、嬉しいぞ~。
重たいお米やビールのケースも軽々運んでくれそう。
団地の奥様達、老いも若きも、そしてちびっ子たちも、「生協のグランディエさん」が来てくれる配達日を楽しみにしてるの。
そんで、グランディエさんは短髪じゃなくて、おリボンの方ね。
短髪より長髪おリボンの方が、真面目そうで清潔感があって生協にふさわしいんじゃない?なんて思うのは私だけかもしれないけど。
職場の上司には、「グランディエ君、その髪型はなんとかならんのかね」とか言われるかもしれないけど。


リアルでは日々あくせくと暮らしていますが、時々こんなことを考えてニヤニヤできる私って、やっぱりベルばか、だけど幸せ者だなあ、と思います。


の ノミ色ドレスが大流行

2012-09-06 11:23:55 | カルタ
王妃となったアントワネット様はファッションリーダー。
ルイ16世陛下が「まるでノミの色」と表現した布地が、ノミの腹色、ノミの足色に分けられ、貴婦人たちの間で大流行に。

不勉強で私は知らないんですが、このエピソードって実話なんでしょうか、それとも原作者様の創作なんでしょうか。
解説本には、「実際は分かりませんが」と記述されています。


ノミと言えば、昔飼っていた猫に一度だけノミがついて大変だったことがあります。
完全に室内飼いだったのに、多分一緒に飼っていた犬が散歩で拾ってきて、うつっちゃったんでしょう。
獣医さんでもらった薬で根治しましたが、一時期は毎日ノミ取り櫛で梳いて取ってやっていました。
この時に見たノミは確かに赤茶色っぽかったですが、腹の色と足の色の違いまではわからなかったなあ。
もっとも犬猫につくノミと人につくノミは種類が違うそうですが。
私が「ノミ」の実物を見たのはこの時だけです。
当時のベルサイユ、っていうかヨーロッパの衛生状態では、ノミもダニも当然のように周囲にいたんでしょうね。


話題は全然変わりますが、もう一つ気になることが。
原作では、ローズ・ベルタン嬢にドレスを作らせる場面にルイ16世陛下が登場し「ノミの色」発言をするのですが、アニばらではこの発言、アンドレじゃなかったかな。
ベルタン嬢や取り巻きに囲まれている王妃様の元にOAが登場、意見を求められたアンドレが「ノミの色」発言、気色ばむ一同の中、王妃様がそれを面白がったもので、流行することになった、みたいな。

それを見た当時は、スタッフがアンドレの出番を増やそうと思ったのかな、とか考えて喜んでいたんですが。
今になって深読みして考えると、ノミ云々という発言は、国王より平民のアンドレの方がふさわしいと思ったのかもしれないな、とか。

私の記憶違いだったらすみません。



ランジェリーとコラボ

2012-09-03 08:27:17 | ベルばか日誌
普段めったに電車に乗らない私ですが、先日所用があって娘と電車で都区内に出かけました。
で、ビックリ。
中づり広告に、アントワネット様とオスカル様が!並んで微笑んでいらっしゃるではないですか。

ご存知の方も多いかと思いますが、下着ブランド「ピーチ・ジョン」とベルばらがコラボしてるんですね。
私はこの時に初めて知りました。

更に、山手線渋谷駅に降り立つと、ホームの壁面に巨大なアントワネット様とオスカル様広告が!
よっぽど写メ撮ろうかと思ったんですけど、娘と一緒だったし、ちょっと先を急いでいたもので。
今になって、あ~やっぱり撮っときゃよかった~、とウジウジと後悔しております。

ピーチ・ジョンって、私は買ったことがありませんが、20~30代の若い女性向けの下着ブランドですよね。
帰宅してからググると、アントワネット様がPJの「エアボムトリニティブラ」を愛用してるって設定らしいです。
確かにアントワネット様、巨乳とのうわさを耳にしたことがありますし、ああいう可愛くて華やかな下着がお似合いになることでしょう。


ところでPJの購買層って、あんまりベルばらを知らない世代ですよね。
一方でベルファンの主な年齢層はやっぱ40~50代でしょうか。
そう考えると、原作者様、若い世代のベル認知度を上げ、ファン層の若返りを図りたいのかなあ、とか。
PJの方としては、アラフォー、アラフィフ世代に認知度を上げたいのかなあ、とか。
双方の思惑が一致したのかなあ、なんて色々深読みをしてしまいます。

かく言う私もPJのサイトを見て、通販で送料無料で買えるなら、試しに買ってみようかしら、なんて考えが頭をよぎってしまいました(笑)。