ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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私が驚愕した事実

2013-01-28 16:42:48 | ベルばか日誌
先週のベルKids、ネタばれです。













夜の街を歩くOA、建物の地下から歌声が。
そこはカラオケ店、新年会シーズンゆえ盛り上がっています。
そして店内の一同、
「オスカルだ!一緒に歌おう!」
「”薔薇は美しく散る”歌ってくれよ!」
ですがO様、渋い表情で
「アンドレ、歌ってくれ・・・」
アンドレにマイクを手渡しました。


何故O様がアンドレにマイクを譲ったのか。
解説を読むと、原作者様談として
「オスカルは、実は音痴なんです」

ええ~~~~っ!?
そうだったの~~~?

なんとなく当然のように、O様は歌も素晴らしいんだと思ってましたよ。
皆さんはご存知でしたか?


思いついて手元の資料を調べました。
2003年発行の「ベルサイユのばら その謎と真実」を見てみます。
口絵ページ、「オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェのすべて」では「どんな声をしている」に対する回答として
「耳に心地よいハスキーボイスでメゾソプラノで歌います」
とあります。

またおぼろげな記憶ですが、私が小学生の頃持っていた「名場面集」のQ&Aでは、O様の歌声について
「~な声で歌い、アンドレをしびれさせているのです」
とあったような気がします。

確かに、どこにも「上手」とは書いてないですね。
だけどこのQ&Aを見て、オスカル様は音痴だと思う人はいないでしょ。
いつの間に原作者様、音痴設定になさったんでしょうか。

でもO様、運動神経も良く高い知性と教養を身につけたスーパーレディ、一つくらい苦手なことがあった方が人間味があってよろしいかもしれないですね。


一方、KidsでO様にマイクを渡されたアンドレはにこやかな笑み。
歌には自信満々、と見ました。

ふ 武器をとれ 市民諸君(シトワイヤン)

2013-01-24 15:47:31 | カルタ
1789年7月11日、大蔵大臣ネッケルが罷免され、ベルナールは市民に
「武器をとれ、国王の軍隊が我々を虐殺しにくるぞ」
と演説。


それまで国王貴族の圧政に耐え、搾取されてきた平民に、武力をもって反旗を翻そうと呼び掛けたのです。
これが7月14日の革命に繋がり、ひいては現代の西欧や日本の社会構造に繋がっているのですね。
私らが現代の日本で、身分にしばられずに生き方を選択できるのも、この革命のおかげです。

ベルナールはジャーナリストですから、それまで言論によって自分たちの主義主張を世間に訴えてきました。
その彼がついに、「武器をとれ」と訴えたということは、社会制度のひずみがMAXに達していたというのもありましょうが、国王側も軍を集め民衆を制圧しようとしていることから、やらなければやられる、という危機感があったと思います。



子供のころから戦争を知らず、「暴力はいけません」、「自分が人にされて嫌なことは人にやっちゃいけません」と教えられて育った現代の日本人としては、自分らの主張を通すために武力に訴える、ということに多少の違和感を感じてしまいます。
武力衝突があれば、必ず人命が失われ、多くの人が苦しみ悲しむのです。


そんなことを考えていた折も折、海外でのテロ事件、軍事弾圧で、日本人を含む一般人が多数犠牲となりました。
自分たちの仕事をコツコツと、普通に真面目に生きてきた人々です。
報道を見聞きするにつれ、やり切れない思いになります。

「暴力はいけません」ていうのが常識と思ってきましたが、そんなの日本だけなんでしょうか。
国際的には通用しないのかな。


だからと言って、革命が間違っていたわけではありません。
意見を主張し自分の理想を実現するため、そして自分や家族の命を守るため、多くの人々が武器をとり戦いを重ね、そして今の世界ができあがっているんですよね。
今の平和な日本も、人権宣言の思想を受け入れ、数々の戦争を経て、先人達が積み上げてきたものです。



あれこれ考えていたら、ちょっと重い記事になってしまってすみません。

年明けに風邪をひき、薬を飲み毎日8時間くらい寝てるのに、未だに咳が止まりません。
皆様も、どうぞお気をつけ下さい。

バレンタインに向け、またひと頑張りしたいと思います。


ひ 引き際を心得ているいい男

2013-01-17 10:46:24 | カルタ
オスカル様からアンドレに対する偽らざる心境を告げられたジェローデル。
あなたが不幸になるなら私もまた・・・、と潔く身を引きます。


うん、常に冷静でカッコいいジェローデル、振られる時もカッコいい。
アンドレが何かにつけてジタバタし、あれこれやらかすのとは対照的です。

ですが、10歳の頃よりかれこれ35年超、アンドレ絶対主義を掲げる私、ジェローデルはアンドレの幸せを脅かす悪い奴、という刷り込みが抜けません。
なにしろ、ベルサイト巡りを始めて何より驚いたのは、ジェローデルファン、という人々がかなりの数いらっしゃることでした。
それほど一般受けする人気者だったとは。
大人になって冷静に見れば、確かにカッコよくていい奴なんですけどねえ。
Kidsでは猫好きだし。


最近になって、会社のある同僚がジェローデルファンだと知りました。
彼女とはほぼ同時期に入社し、マンガ・アニメ・ゲームの趣味がなんとなくかぶっていることはお互いわかっていたのですが、配属先も勤務時間も違っているため、腹を割って話をする機会は少なかったのです。
それでもマンガやDVDの貸し借りなどしていて、先日、借りたDVDのお礼にふと思いついて、使い道に困っていたベルトイレットペーパーを1個差し上げたところ、彼女、猛烈に食いついてくれました!
「ジェローデル様の絵のはないの!?」
おお、この人、ジェロっちファンだったのね。

昨年ベルトイレットペーパーネタを書いた時には気付かなかったのですが、パッケージの下の方を探してみたら、ありました。
脇役シルエットのロールです。



参考までに、この裏の方にはジャンヌとベルナールのシルエットが描かれています。

この写真を彼女に見せ、勢いでパッケージなどの写メも見せたところ、大喜びしてくれました。
そして
「側面の写真まで撮るなんて、やっぱきめちゃん、オタクよね~」
(気になる方はご参照ください。昨年8月17日のブログ、トイレットペーパー

いや別に、オタクだなんてそんな。
リアル生活ではあくまで隠れファンで通す私。
「生協のカタログにあったからさ、軽い気持ちで注文したのよ~」

周囲の別の同僚たちも、面白がってくれました。
「でもなんで今時ベルばら?別に流行ってないよね」

うん、世間一般ではブームになってないだろうけど、私の中では密かに永遠にブームなんだよ。


とりあえず、私にとってはジェロっちは興味の対象外ですし、ジェロっちロールはいずれ、何かの折に同僚にプレゼントしようと思います。

今更、謹賀新年

2013-01-10 08:47:17 | ベルばか日誌
遅まきながら、明けましておめでとうございます。
皆さま、よいお年をお迎えでしょうか。
って、もうとっくに仕事も学校も始まってる方も多いかと思いますが。

SSサイトの拍手コメントに新年のメッセージくださった方、ありがとうございました。
>今年もちょくちょく
たまにしか更新されないサイトですが、ご来訪ありがとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。

今年は4月から娘が小学4年生、うちの地域では学童保育が3年生までなので、娘が家にいる時間が増え、生活スタイルも少し変わるかもです。
娘のバレエの発表会もあるし、しばらくはまたバタバタした生活が続きそうです。


それはそうと、年末年始、↓の記事で何度かコメントを入れたのですが、私の名前が「Kime」ではなく「Lime」になってますねえ。
誰よこいつ、ライムって?と思った方もいらっしゃるかも。
実は2~3か月前にケータイをスマホにしまして、文字入力に全然慣れません(汗汗)。
「Kime」と入力し、送信前に確認もしたはずなんですが、スマホ君の方で「辞書にない単語→スペルミス」と判断してくれたらしく、勝手に「Lime」と直してくれやがりました。
大きなお世話だっつーの、と思っても、コメントって一度送信すると修整ができず削除するしかないんです。
んで、不本意ですが、このままにさせていただきます。



ケータイの文字入力に慣れるのも1年以上かかりましたが、スマホの画面タッチにはホント慣れません。
メールの使い方も全然把握できないし。
写メも送れないし、新規アドレスの登録もわからない、いろんなサイトを見られるのは便利だけど、メールだけは前のガラケーの方が良かったあ!と今更後悔している私です。

先日も、娘の学校行事のお手伝いで会社を休んで学校にいた時、友人からメールが入りました。
「今日は学校に来てるの」
と打とうとして、「きよ」まで打った段階で、予測変換で出てきた「今日」をタッチしようとしたら、はずみで隣の「寄与」をタッチしてしまいました。
あっ、間違えた、と直そうとして慌てた私は何故か送信ボタンをタッチしてしまい・・・。
ズビュ~ン(←私のスマホはメールを送る時こんな効果音が鳴ります)
・・・友人には「寄与」と一言だけのメールが送信されてしまいました。
(爆)
もう笑うしかないでしょう。
気を取り直して、友人には改めて「今学校またあとでメールする」旨をメールしました。
私より5歳年上で、スマホ歴私より1カ月先輩の友人、きっと笑ってスルーしてくれたと思います。