高齢者はまだまだ働ぞ！
舐めるんじやね！（5）円安に翻弄される息子へ 深夜 閲覧数急上昇
続きです。
後輩は合弁会社の役員として、本社への物品調達を担っていた。
私とは姓は同じ
名前は 後輩は正昭 一心は正二
神奈川県出身で高校は大磯 私は藤沢
後輩の妻と職場結婚
私とは銀座勤務で3人は同僚。
帝国ホテルで披露宴。
結婚しての住まいも以前一心が住んでいた公団住宅
夫人は 結婚後、退職して私の友人が社長である表参道の会社に勤めた。
子供が3人いての転勤。
こうして、人生の道筋が思わぬ方向に導かれた。
最初のビジネスは 横浜駅ビルでのキャンペーン
ボールペン2万本を受注。
台湾メーカーへ出向き交渉。
貿易は前払い原則。
為替相場も無知な私。
前払いする資金も無し。
後輩は 立替てくれて、顧客から入金後に送金オッケー
殆ど後輩の会社は利益無し。
台北の歓楽街 林森北路
眠らない街角のレストランで後輩は言った。
先輩には、本当に世話になった。
「一人、犠牲になって黙って退社」。
「少しでも役に立ちたい」
涙声だ。
別の世界に飛び込んだのだ。
見送る後輩
台北空港を飛び立ち、台湾の緑の山並みと
東シナ海の海原を見詰めた。
続く
【大人の台湾】台北・林森北路／七条通・通りを東から西に歩いてみました！