馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

見切り千両 【12】円安に翻弄される息子。

2024-06-22 09:05:46 | 日記
手形詐欺 (11)円安に翻弄される息子

続きです。
手形詐欺男の件は、落着した。
この男が、借金で追い詰められていたが
詐偽男の件で税務署から問い合わせがあった。
「インチキ手形を掴まされた」と報告書に記載
詐偽男は、ギフト問屋にもかなりの借金を抱えていた。
返済出来ないので、ギフト問屋で、ただ働きをさせられた。
その問屋からも逃亡。
行方を追っていた。
問屋から電話が入り、
「あいつを八つ裂きにしたい」
知らないと答えた。
その問屋も倒産した。


もう一人、手形で追われる男がいた。
皮革小物を制作する職人。
借金でヤクザに追われていた。
日本では、数少ない革のシステム手帳、財布。小銭入れを
妻子と別れて不倫女と連れ子とで制作。
現在 私も愛用。


詳細事情は分からぬが、儲かってた頃
新築して、雑誌に「こうして家を建てました」と掲載
キャパクラ、ゴルフ、贅沢をしたのだ。
300万円の手形を貸し付けた。
期日まで返済されなかった。
予期していたことだ。
クライアントが、販促で使った。
社団法人、保険会社、、大手レンタカー会社、広告会社、
職人には、何としても金が必要。
こちらの言い値で契約。
利益は1千万を超えた。
返済できないのは判っていた。
今後、貸金を返済しない限り、取引はしないと伝えた。
見切り千両である

「これも損して得取れ」である。
その後、男の行方は知らない。

続く

相場の言葉です 目のことわざ「見切り千両」 シミズメガネ