馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

驕れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し 円安に翻弄される息子。

2024-06-17 08:39:03 | 日記
 40年前 円安から円高へ (10)円安に翻弄される息子

続きです。
傲慢不遜な仕入れ先担当者がキャパクラ女に入れあげている頃
一心は早朝から自宅で荷造り梱包
9時。自宅を飛び出すと3畳一間の事務所で買ったばかりのFAXで
注文問合せを確認。
直ぐに卸問屋に走り商品を手提げ袋に詰て事務所に戻る。
包装して顧客に届ける。
夕刻、顧客を接待、居酒屋、銀座の女の子の店へ
3畳一間事務所に泊まる。
最終電車で帰宅。
その頃、妻は夜中 内職仕事
ある日、深夜タクシーで自宅に向かう
首都高速上の鉄の繋ぎ目でタイヤが弾む
ドスンの衝撃で胸が苦しくなる。
両手は腱鞘炎
病院へ飛び込んだ。
医師は言った。
「このままでは、死ぬよ」
「仕事辞めなさい」
「先生そんことしたら生きていけません」
「生きたけりゃ、辞める以外ないのだよ」
山岳部時代、山で格闘した心身も40代になると駄目か?
愕然とする。
経費はかかるが、荷造り梱包発送を仕入先に依頼。
傲慢な取引担当者との仕入れは徐々に減らした。
海外輸入雑貨に注力した。
傲慢取引は、グローバル化により、物流が国内製品から
東南アジア諸国製品に移行
気付いていなかった。
卸問屋、カタログ販売が衰退
その傲慢取引先にも陰りが出始めていた。



驕れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し

思い上がった振る舞いをする者は長く栄えることはなく、いずれ滅びるというたとえ12です。『平家物語』に出典があり、平家の没落を例にしています1。春の夜の夢ははかなく短いことを象徴しています2。この言葉は、勢いが盛んな時ほど慎まねばならないという戒めを含んでいます

続く

陳佳(KEI) さんテレサを熱唱 2019年9月21日 歌詞付