馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

逆転 (17)円安に翻弄される息子。

2024-06-29 09:10:57 | 日記


偽装結婚 北京から留学生 (16)円安に翻弄される息子。

上記偽装結婚の内幕はひとまず置いて。


損して得を獲る一心 得をしようとして損する傲慢取引男 (12)円安に翻弄される息子。

この記事の展開に戻ります。
傲慢取引男は
「井の中の蛙大海を知らず」

グローバル化の波が日本列島にゆっくりと押し寄せていた。
傲慢取引男は他人事のような傍観していた。
単独、海外への荒波を越えて背水の陣で挑んだ。
バブル景気の泡に飛び込み、喘ぎながらも
微かな道筋が見えて来た。
円高が続き海外輸入は儲かる
問屋も通さず直輸入は成功したのだ。
販売額は順調。
その頃、一心からの注文が極端に減少に異変を感じて
傲慢取引男は訊ねて来た。
海外輸入を傾注したのを知って黙り込んだ。
衝撃の顔色。
傲慢取引男のメーンのお得意先は
大手自動車メーカー
若者が憧れるレーシングカーがシンボル。
記念グッズは人気だ。
メーンのお得意先には、ライバル会社が多くあった。
ブローカー的商売では、見向きもされない。
やっと、時代の波に乗り遅れたことに気づいたのだ。
立場は逆転。
一心の会社から仕入れて売り込まねば勝てなくなった。
屈辱感が漂っていた。
私はポーカーフェイスで淡々と取引を続けた。
一心が企画した海外グッズは大手自動車メーカーに採用され出した。
傲慢取引男の会社も商売回復
弊社も順調に伸びた。
傲慢取引男とはイーブンになった。
海外取引もFAXからパソコンを導入
メールでの商売になった。
月一で台湾へ行かねばならなかった。
何故か?
パソコン取引では、イラストレーターなるソフトもなく
台北工場で綿密な作業設計が必要であった。
1年間で13回台北出張もあった。
全て一人でセールス、発注、納品
夜討ち朝駆けの日々。
学生時代 山岳部で鍛えた心身は限界だった。
その時、台北の工場から、思いもしない
朗報がもたらされた。

続く

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