6月30日(日)午前10時
先週、日曜日昼間 殺された現場を再び通った。
http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/b7ceb16cb8f2f2f227aa8d76a60bf462
殺された中年女性が発見された茂みの現場は習志野警察署の
テープで立ち入り禁止になった。
花束が置かれていた。
日中の惨劇だった、そこを当日私はウオーキングした。
素人なりに推理した。
なぜ日中なのかは分かる気がした。
平日は工場、学校に向かう人達が少ないとはいえ
切れ目なく通る。
夜は暗く歩く人は殆どいない。
日曜日は ジョギング、ウオーキング、サイクリングの人達が
幕張メッセの遊歩道にむかう通路だ。
日曜私がウオーキングするが300メートル程の
防音外壁と木々の間の道は昼間通る人はいない。
この通路は入り口、出口とも曲がっているので見えない。
遺体のあった対面は雑木林の公園にで
ベンチに座り人が通るのが見える。
このような現場を熟知していれば
一瞬の間隙を突いて、力ない中年女性から金を奪うのは容易なことだ。
通り魔的犯行ではなく、常日頃から狙っていた可能性もある。
冬の夕方のジョギングは、嫌だなと思い避けていた。
まだ 犯人は見つからない。
花束の前で合掌した。
私は古い記憶を辿った。
以前 迷宮入り事件の現場に居合わせてことがあった。
ネットで検索した。
なかなか見つからなかったが
2チャンネルに事件概要が記されていた。
以下 2チャンネル文面
「女子短大生 不明10日 卒業直前、渋谷で失踪 公開捜査 【横浜】
1984年3月29日 読売新聞朝刊より引用 *管理者
横浜市内の女子短大生が、卒業式直前の今月十九日、東京・渋谷で友人と別れた後、ぷっつりと行方を絶った。
家族から捜索願を受けた横浜・瀬谷署は、事件に巻き込まれた疑いが強いとして二十八火日、
県捜査一課などの応援を求めて公開捜査に踏み切った。
行方不明になっているのは、同市瀬谷区*******、無職三宅*さん(五四)の長女で、
明治短大経済科卒の夕香理さん(二〇)。
調べによると、夕香理さんは十九日午後、一緒に卒業記念のヨーロッパツアーなどを楽しんだ友人三人と、
東京・渋谷の喫茶店などで旅行の写真の交換などをした後、午後十時ごろ、
友人に見送られて東急東横線の渋谷駅改札口を通ったところまで確認されたが、以後行方がわからなくなった。
家族や友人らの話によると、夕香理さんは素直でまじめな性格。特定の男友だちはおらず、
これまでに無断外泊は一度もなかった。
同短大では、経済法ゼミの副長を務め、学校推薦で東京・新宿の住友生命への入社が決まり、
来月二日からの出社を楽しみにしていたという。
同短大の卒業式は、二十六日に行われたが、一生に一度の思い出にと、三宅さん方でははかまを新調していた。
しかし、全く音信がなく、帰宅途中、何らかのトラブルに巻き込まれた疑いが強い。
夕香理さんはふだん、東急東横線で横浜駅に着いてから、相模鉄道に乗り換え、三ツ境駅で下車する。
駅から自宅まで約一㌔あるため、夜遅くなるときは自宅に電話して、兄(二三)に車で迎えにきてもらっていた。
十九日夜は、兄が海外旅行中だったため、バスに乗るか徒歩で自宅に向かったと思われるが、自宅周辺はもちろん、
渋谷駅からの足取りについては一切不明。同夜は、飛び石連休の谷間だったうえ、雪が降っていたため、
電車、バスは深夜まで混雑していたが、これまでの捜査で目撃者は出ていない。
夕香理さんは身長一㍍六五の大柄な美人。セミロングヘアで、失踪当時は緑色ジャケットにリボンつきブラウス、
茶色スカート姿で、現金は三千五百円程度持っていた」
当時 サラリーマンを辞め、横浜の実家に
家族で転居した。
会社設立したばかりであった。
駅で通勤用の自転車を盗まれ、徒歩で
自宅に帰るため厚木街道を歩いた。
途中で警察官に尋問された。
自転車を盗まれたので徒歩帰宅していると
告げると、警察官は関心を示さず
私に住所を尋ねた。
その後、新聞で行方不明事件が報道された。
事件当日、大雪で自転車を使えず
バスも動いていないので歩いたのだ。
近道するため林道を歩いて帰った。
行方不明の女子学生はその林道沿いに自宅があった。
その後 突然八丁堀にあった事務所に刑事が現れた。
私の横に座り
「今、奥さんに電話してくださいと言う」
「その日、あなたがどんな行動をしていたか聞いてください」
私は妻に電話した。
「その日、あんたが何をしていたか分かる訳ないでしょう」
「それより、自宅に今しがた、刑事さんが来た」
刑事に憶えていないと言った。
更に、当日取引先の営業した会社の方にも
私が訪ねて来たか聞いたが憶えていないと言われた。
刑事の追及は矢継ぎ早だった。
なぜあの道を歩くのか?
普段も歩いていると言ったが、距離があるので
普通に人は歩かないはずだ。
私は中学生の頃から歩いているので
通常の行動で考えてもいない。
殆どが答えにならないあやふやな答えだった。
私は、ハッと気付いたのだ。
刑事さんに逆質問した。
「あの時間なら最終バスに乗らなかったのですか」?
刑事さんが妙に納得した顔で
「実は雪のため最終バスは動かなかった」
尋問は終わった。
刑事は私に言った。
「あなたのように憶えていないのが普通で
アリバイ工作する犯人は詳細に当日行動を話し
仲間にも口裏合わせをします」
自宅に帰ると妻が言った。
警察が来て 近くのマンホールを調べたそうだ。
重要参考人に20人に入っていたらしい。
刑事は「時間取らせてすいません、ありがとうございます」
その後、呼び出しはなかった。
事件から28年間が過ぎた。
未解決迷宮事件だが、私なりに推測すると
北朝鮮に拉致されたのではないかと思っている。
数年前 その女性の自宅を夜通った
二階の部屋だけが明かりが点いていた。
本日の歩数計
15240歩
10972m
2時間0分
980カロリー
異常でした。」