10月のある日曜日 朝7時
娘は太陽の光が射し出した道路を
横断して駅方向へ走って行く。
午前8時 予約した銀座の美容室にてヘアーメイクする。
それから目黒駅に降りてタクシーに乗り
10時に始まる結婚 式披露宴に列席。
16時に帰宅した。
帰宅直後に、パンを食べた。
小食の娘なのに驚いた。
尋ねると
「料理の量が非常に少なかった」と言う。
私も若い頃、利用した格式高い会場なのだが
旧宮家の庭園が素晴らしい。
やはり、食材高騰が影響しているのだろうか?
学生時代の仲良しの式披露宴。
祝い金を聞いてビックリ。
そんなに高額なのか?
葬儀に列席は多いが
結婚式に招かれることは
久しくない。
「相手の男性はどんな人」?
「弁護士」
「禿げてる」
「中高大とK出身」。
「ふ~ん 凄いね」
大学時代 仲良し3人組で
鍋パーティー、旅行をしていた。
もう一人も既に結婚
その友達も弁護士と結婚。
弊社の展示会を娘と手伝ったことがある。
静岡の産婦人科医院の娘。
彼女は一流大学出身で大手銀行に勤務する
彼氏がいたが、振った。
理由は
「サラリーマンの妻になって、地方転勤を繰り返す
生活なんて嫌だ」
その友達の披露宴席で、友達の母親は
私の娘に言った。
「別れた人の方が良かったのだけどね」溜息ついた。
結婚後、月~金は静岡暮らし
金曜夜新幹線で上京
月曜 新幹線で静岡へ
土日妻である。
出産して子供の幼稚園お受験に懸命。
格差社会 厳然と階級社会が構築されつつある。
正社員 嘱託、限定、パート、バイト
階級をあげることが不可能な現実。
大企業に勤めても、倒産、リストラは
突然起きるのだ。
日本国の大不況の前では、女性の結婚選択条件は
愛情よりも富裕安定を求める。
娘は、大学生の頃
母親に「結婚なんて面倒だけど、年取ったら寂しい」と言う。
弊社のデザイナー女性も結婚願望がない。
美人で優しい。
「この人だ」と思う男性が現れない。
互いが少し我慢してマイナスを受け入れないと
結婚生活は難しいことだ。
デザイナー女性が言った。
「結婚しないなら、社長の娘のようにキャリアにならなければならない」。
う~ん 親としては、豊かでもなく、平凡な結婚を望んでいる。
これでは、結婚できない男
結婚したくない女。
少子高齢化に歯止めはかからない。
私が 若者で今だったら、結婚は無理。
結婚前提条件を満たしていない。
オリンピックで巨額の税金浪費するより
日本社会での若者の未来展望と安定化に金使え。
小池都知事の言動は、至極真っ当なのだが
各スポーツ団体は、アスリートファーストを声高に叫ぶ。
国民アスリートだろうが。
国民不在でオリンピック。
今後の展開を見守りましょう。
安陪さん 何のコメントもしません。