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火傷のラップ療法は要注意

2012-09-27 06:37:10 | その他の症状

漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ

お早うございます。昨日は 慢性腰痛 むくみ の漢方相談が有りました。

(朝日新聞7月7日記事より) 最近では傷口を早く治癒させるのに、従来の早く乾かす方法から 「湿潤療法」 が主流になりつつあります。その湿潤療法の一つに傷口をラップで覆う方法が有りますが、日本熱傷学会の調査によると、湿潤療法の方法を誤った為に悪化し、重い感染症を引き起こしたり、傷口が腐って足を切断したと云うケースが有る事が判りました。

同学会によると、湿潤療法は本来、医師が行う場合は医療用シートを用いますが、すり傷やちょっとした傷を治す方法として食品用ラップを行う方法がネット等で広まったのと、また既に細菌感染を起こしている傷口にラップ療法を行ったために菌の繁殖を招き、敗血症や足の切断等の結果に至った例が有るとの事です。

特に火傷の場合は傷口が比較的大きく、じくじくしたびらんを伴いますので注意が必要です。

同調査委員会の、産業医大形成外科の安田準教授は、「湿潤療法の効果は確かめられているが、正しい知識を持つ医師が医療用シートでやらないと危険だ。...」 と注意を呼び掛けています。

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