漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 耳鳴り 常習性便秘 慢性頭痛 胃腸虚弱 の漢方相談が有りました。
前回の続きです。(日経新聞6月29日記事より)
速く歩く傾向と人の顔を覚える能力との間に深い関係が有ることを前回に御紹介しました。
また別の実験では、手先の器用さを調べるため、並べられた20個の木片をひっくり返す時間を測る試験も実施したところ、顔や空間の記憶能力と手先の器用さの間には関連が見られませんでした。
これらの事から、文字ではない視覚情報を扱うワーキングメモリーが円滑な歩行にとって大切だと見られています。目標に向かって素早く歩くには、見え方が刻々と変わる周囲の情景を的確にとらえ処理する必要が有りますが、これに視覚情報のワーキングメモリーが深く関与している事をうかがわせます。
ワーキングメモリーは、会話や暗算をはじめ日常生活において必要な情報を一時的に保持して利用する機能で、大脳の前頭前野が主にその機能を担っていると考えられています。
高齢者がまめに歩いたり、指先を使った作業をしたりすれば認知症になりにくいと云われていますが、高齢になるほどワーキングメモリーの機能が低下すると云われていますが、今後の詳しい研究が待たれるところです。
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