ごっとさんのブログ

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西暦と元号(平成)

2015-08-31 10:20:44 | 文化
先日ちょっとした書類を書いていたら、日付が平成まで入っていました。今年が平成何年かがすぐに出ず、カレンダーで確認するようでした。最近は年号を書くときは西暦を使っており、平成を使うことが本当に少なくなったような気がします。

この西暦と元号の使い分けは何か決まりがあるのか、どうもよくわかりません。最近では役所関連の書類は元号を使い、それ以外はすべて西暦を使っているような気もします。たぶん歴史的に役所は元号を使い、そのほかは西暦を使うのが一般的なような気がします。昔は会社の報告書なども日付は元号を使っていたような気がしますが、前の職場の報告書では西暦で書いていました。なんとなく私の感じでは、昔は正式な書類では元号を書き、その他は西暦だったような気がします。それが徐々に西暦だけになってきているようです。

例えば生年月日は、私は当然昭和ですが、昭和何年だけで済んでおり、西暦の生まれ年はかなり最近使うようになったようです。このように西暦中心になったのは、コンピューター類の普及と関係があるような気もします。現在文章は入力するものであり、手で書くことはほとんどなくなりました。たぶん手書きの時代は、元号で書いても何の問題もなかったのですが、キーボード入力だと単なる数字の西暦のほうが楽のような気がします。西暦と元号の使い分けの規則がなさそうなので、これからは西暦だけになりそうな気もします。

どこかの年代を言うときに、昭和末期と1980年代とどちらが分かりやすいかも微妙なところです。たぶん昭和の時代は、かなり元号を使っていましたので、元号で示してもわかりやすいのですが、平成はそれほど使っていないので、平成初期などという言い方はなくなりそうな気がします。それでも元号は日本の文化でもあり、現在のように一人の天皇に一つの元号であれば、それほど頻繁に変わることもないので、まああってもよいと思います。

これは余談ですが、天皇は一世代務めるわけですので、引退性を導入すべきと思っています。一世代は子供が生まれるまでの年数になるはずですので、大体30年前後でしょう。そうすると現在の制度だと、亡くなるまでの最後の30年天皇として活動するわけです。天皇一族は当然かなり長寿になるはずですので、皇太子の天皇即位年齢はどんどん遅くなるはずです。ですから70歳から100までの天皇にするよりは、どこかで引退し、40歳から70までのほうが自然のような気がします。

私は昭和生まれで、平成の次の元号まで生きられるか分かりませんが、どうも実質的に元号の意味がなくなっているような気もします。