ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

フリーセル7000クリア達成

2019-02-28 10:23:37 | 文化
先日フリーセルのゲーム数が7000を超え、一つの段階を超えることができました。前回6000クリアをブログに書いたのが昨年8月ですので、ちょうど半年で1000ゲームやったことになります。

今回の終了画面は、タイム 3:19、ベストタイム 1:09、ゲーム数 7,002、クリア数 7.000、勝率 100%、となっています。毎回書いていますが、このベストタイムの1:09というのは本当にすごい記録と思っています。

平均クリア時間など出ませんが、私の感覚では3分台が多いようです。非常にスムースに進んで簡単にクリアで来たときに、2分を切るということがありますが、ほぼ1分で終わるにはどんな感じで動かすのか、我ながら不思議な気がします。

難しかったゲームはメモに残していますが、今回の1000ゲームの中にも20分以上かかったものが4件残っています。最も苦労したのが2月21日にやったゲームで、これを解くのに56分40秒とほぼ1時間かかってしまいました。

こういうゲームは15分ぐらいでいったん止め、他のことをしてからやり直していますので、数回の挑戦でやっとクリアできたことになります。

昔職場にフリーセル仲間がいたころは、解いていくコツのようなものを聞かれたことがありましたが、なかなか説明するのは難しい事でした。

私は基本的に何回か先まで読んで、確実に進めそうというところから動かすというよりは、このあたりが良さそうという、いわば勘のようなもので解いていくことが多いのですが、最近は特にこの傾向が強くなっています。

ひとつにはこれだけやっていれば慣れてきて、全体のパターを見るとこのあたりからというのが分かるようになってきたこともあります。このあまり考えずに感覚で動かすというのが、最近特に多くなってきた気がします。

これは囲碁をやっているときも同じで、数手先を読んで打つことより、感覚的にこのあたりで打ってしまうことが多くなっています。やはり歳をとってじっくり考えるのが面倒になってきたような気もします。

フリーセルは間違ったときは戻ってやり直せますが、囲碁はそういうことができませんので、私が強くならない原因はその辺にありそうです。

このフリーセルの記事をカテゴリーとして「文化」に入れていますが、このゲーム人口など考えれば一つの文化と言える気がしています。現在はスマホなどのゲームのCMなども非常に多く、こういったものも含めて文化になるのかもしれません。

単純なカードゲームですが(実際のカードを使ってはできないカードゲームですが)、単純であるということがおもしろいゲームの本質のような気がします。大体このペースで10,000ゲーム達成を目指していきます。


定年男子の新形態、パソコン前で「お地蔵さん」

2019-02-27 09:30:48 | その他
「団塊の世代」の男子たちが定年を迎え、高齢者となっています。

この世代はかつての定年男性のように、熟年離婚を迎えたり、粗大ごみ、濡れ落ち葉となって冷たい家族から嫌がられる様なヘタは打ちません。その代り、パソコン前での「お地蔵さん」現象という新形態へ変化して、顰蹙を買いつつあるようです。

戦後生まれの元祖ニューファミリー、「団塊の世代」が2007年以後に順次定年となって10年が過ぎました。欧米文化に憧れ、新しいもの好きで自由を謳歌した世代760万人がどっと高齢者市場に繰り出したことになります。

退職金や貯金で派手に消費して、低迷しがちな景気をけん引してくれる、スポーツに趣味にと積極的に参加して従来の「高齢者」のイメージを一転させるとの期待は中途半端に終わったようです。

一時的に旅行や家のリフォーム、新築などで消費が増えた後は、盛り上がりに欠けてしまいました。

2017年の日本総研のデータによれば、食料や自動車関連、インターネットや携帯電話の通信費などの生活費は増加しましたが、旅行や教養娯楽、交通費などの余暇を楽しむ支出は減少しているようです。

「粗大ごみ」だの「濡れ落ち葉」だのと陰口を聞かれた先輩たちの二の舞にならないよう、団塊の世代のリタイアは注意深くソフトランディングしたようです。

なお「粗大ごみ」とは家にいてすることもなく退屈し、存在を主張して居間を占拠して居座る夫で、「濡れ落ち葉」とは孤独が嫌で妻の行く先々にくっついてくるのを揶揄した流行語です。

妻の変化に無頓着で自己チューな「ガラパゴス世代」と違い、団塊世代男子は男女平等を教え込まれ、人数の多さゆえに他者との共同生活や距離感の取り方にたけているタイプが多いとされています。

この世代はまずリタイア後の居場所を見つけ、趣味、旅行、スポーツ、公開講座、ボランティア活動、パートタイムの仕事、起業とフットワーク良く動き回っていました。

しかしここにきて遊びに飽きたか、息切れしたか、男性72歳の健康寿命通りか、理由は不明ですが「外歩き派」が減って「家庭回帰」が始まったようです。男のメンツによりストレスを回避し、花よりも実を取った団塊世代定年男子の「新形態」が発生しました。

それがパソコン前のお地蔵さん現象です。壮年期に手書き→ワープロ→パソコンと早いテンポで切り替わり、過渡期の順応に四苦八苦した世代です。そして10年後にひっそりと自室に戻って「仕事抜き」でパソコンと再会したらはまってしまうようです。

ネットサーフィンやり放題、無料のゲームにも熱中する。時間を忘れてパソコンに向き合ううちに「石のお地蔵さん」のようにパソコンの前で動かなくなってしまったということです。

これが団塊世代の定年後10年の総括のようですが、ほとんど私にも当てはまるような気がします。

腎細胞ガンの治療法の進展

2019-02-26 10:16:15 | 健康・医療
免疫チェックポイント阻害剤の登場で、生命予後が大きく変わったガンは多く、腎臓ガンのほぼ9割を占める腎細胞ガンもそのひとつです。

腎細胞ガンは、手術が不可能または再発転移した場合、1次治療から2つの免疫チェックポイント阻害剤オプジーボとヤーボイの併用が昨年8月から可能になりました。

腎細胞ガンの高リスクは透析患者で、通常の10~60倍もの頻度で発生します。透析を受けるとブドウの房のような嚢胞がたくさんでき、そこに老廃物がたまり、前がん病変のようなものが多発します。透析患者は老廃物を排出できず、細胞を刺激してガンができやすくなると考えられています。

肥満、喫煙、高血圧も古典的リスク要因と呼ばれ、近年は高脂肪食や運動不足がリスクを高めるという指摘もあります。

腎細胞ガンは早期では全く自覚症状がなく、ほとんどが腹部超音波やCTスキャンで発見されます。ほかのガンの常識が腎細胞ガンには当てはまらないことが多く、手術後5年以上経過しても再発します。

多くのガンは5年経過すると治癒したと判断されますが、腎細胞ガンは違い、再発は5年以上がほとんどで10年でも怪しいとされています。

早期の腎細胞ガンでは、根治を目指して手術が行われますが、それが不可能な進行ガンはかつては分子標的薬が使われました。しかし今は複数の免疫チェックポイント阻害剤による「複合免疫療法」が行われ、今後は選択肢が増えていくと見られています。

オプジーボとヤーボイの併用では、全生存期間の延長だけでなく完全奏効(腫瘍が完全に消える)の可能性も出てきたようです。

副作用の問題から、全ての進行ガンに複合免疫療法が行われるわけではなく、ヘモグロビン値、好中球、血小板などの6項目の予後予測因子から、リスクを低・中・高の3つに分け、適用のグループに該当した場合に複合免疫療法になります。

予後予測因子がゼロならば従来の分子標的薬、3個以上の高リスクは複合免疫療法になります。中リスクの場合は、体内に炎症が起きている指標であるCRPの数値を参考に、従来の分子標的治療で行うか併用療法を行うかの判断をしているようです。

このように手術で完全に除去しても、遅くなってから再発するリスクの高い腎細胞ガンでも、新しい薬により新たな一歩を踏み出したことは確かなようです。

私の友人も腎臓ガンになり、片方を摘出してから10年近くなりますが、やはり再発の心配をしていました。こういった新しい治療法が確立されれば不安が取り除けることと思います。

2月度2回目の定例麻雀

2019-02-25 10:08:10 | ギャンブル
今月は初旬に早めの麻雀を行いましたので、もう1回やりたいという声があり2回目を設定しました。

いつものH君はなかなか都合がつかないようでしたので。久しぶりにSTさんに声をかけ何とかメンツが揃いました。やはり麻雀も5人ぐらいいると調整が楽になっていきます。

今回も1時集合ということになっていましたが、12時半過ぎには全員が集まり、どんどん早くなっていくようです。いつもの雀荘で私が荘家で始まりましたが、この東の1局はかなりきれいな手が早く出来上がりました。親ですので上がって収入を確保したいという気もありましたが、中盤前ですので運試しもかねてリーチをかけてみました。

待ちは5,8万だったのですが、8万が1枚出ているだけですので自模れるだろうと思っていましたが、全くダメで流れてしまいました。するとSTさんが5万を暗刻で、なんとSKさんが8万暗刻とダマで待っても出ない状況でした。

これですっかりツキが離れてしまったようで、その後全く手になりませんでした。配牌に端牌が7種8牌もあり、字牌が少ないため国士も出きません。あきらめて整理しながら打っていたのですが、最後不要牌の1万を出したところ、STさんにピンフ、三色、ドラ1の満貫を振り込んでしまいました。

まあついていない時はこんなものかもしれません。結局この半荘はこれが響いて最下位になってしまいました。それでも2回目は親の時ドラがあるからリーチをかけたらうまく自模り、裏ドラまで乗り親満になったという感じでトップが取れました。

惜しかったのは3回目でオーラス2位のSHさんとは1万点ほどリードしていましたので、できれば簡単に上がって確定したいと思っていました。とにかく振り込まないようにと確実に進めていましたが、SHさんが混一風になっていました。

私も聴牌まで行ったのですが上がれない時、SHさんが役牌2つのホンイツで満貫を自模ってしまいました。それでもトップは残るかと思っていたのですが、この時1本場の百点棒の差で2位になってしまいました。

今回はややおとなしい展開で満貫までは出るのですが、跳満はSTさんのタンヤオ、ピンフ、ダブルイーペイコウの自摸という、比較的きれいな手が1回あっただけでした。

普段は跳満や倍満まで飛び交うことが多いのですが、こういったいわばおとなしい展開になるというのも麻雀の面白いところかもしれません。

今回は半荘5回で終わりにしましたが、私はトップ1回、2位2回、3位1回、4位1回と無難な流れで、若干プラスの2位となりました。全体にあまり大きな浮き沈みのない穏やかな楽しい麻雀でした。

重病リスク高める「隠れ脳梗塞」

2019-02-24 10:15:32 | 健康・医療
ある日突然倒れるというイメージが強い脳梗塞ですが、実際に多いのは自覚症状もなく体をむしばんでいく「隠れ脳梗塞」という微小な梗塞があるようです。

私も10年ほど前脳のMRIを測定したのですが、その時医師からいくつか隠れ脳梗塞の痕跡があるといわれました。この時は脳自体には全く問題がなく、梗塞の数も年齢にしては少ない方で良い結果でしたが、この時初めて隠れ脳梗塞ということを知りました。

脳梗塞は脳内の血管が詰まり、脳細胞が壊死する病気で。ある日突然意識を失って倒れるという印象がありますが、ごく微小な隠れ脳梗塞が少しずつ増えて脳梗塞に発展するケースの方が多いといいます。

隠れ脳梗塞は医学的には「ラクナ梗塞」と呼び、脳内の細い動脈で起きる直径1.5ミリ未満の梗塞を指します。自覚症状がないのでCT検査やMRI検査で見つかることが多いようです。

人間の脳は、一部の機能が駄目になっても、他の神経細胞でそれを補う代償機能があり、これが働くことによって動作・身体の機能に支障が出ないようにしています。しかし実際には神経細胞が傷ついているので、日常のなかで些細な神経症状が出る場合があります。

例えば一瞬意識を失うことがあってもすぐに戻る、頭痛やめまいが起こってもすぐに良くなるので、風邪のせいや運動不足のせいと都合のいい解釈をしてしまうのです。

一般的に手足のしびれなどの知覚や言語、思考の領域は代償が効きにくいといわています。こういった異常が起きたときは、隠れ脳梗塞を疑う必要があるようです。

チェック事項としては、何の前触れもなく頭痛や肩こりに襲われる、いつもめまいや耳鳴りがする、階段の上り下りや敷居をまたぐとき片方の足を引っかける、などよくありそうなことですが、こういったことが隠れ脳梗塞の症状となるようです。

また自分でできるテストも提唱されています。その一つが渦巻きをなぞるというもので、5ミリ程度の間隔の渦巻きを5周ほど書き、色違いのペンでこの渦巻きの間を線に触れないようになぞり、新しい渦巻きを10秒以内で書くというものです。

これで2カ所以上はみ出していると、大脳基底核や小脳に隠れ脳梗塞を起こしている可能性があるとしています。こういった小さな症状があった場合、対処法としては病院に行って検査してもらうだけで、具体的に何か治療するということはないようです。

結局いろいろ書いてきましたが、隠れ脳梗塞が分かったとしても、特にすることはなく、自分が脳梗塞を起こしやすい可能性があると自覚しておくだけということになるような気がします。