ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

何とか開催定例麻雀

2020-07-31 10:18:14 | ギャンブル
相変わらずコロナ感染者は多いのですが、特に自粛要請などもないので今月も定例麻雀を行うことにしました。

ところが前回の雀荘は私の加熱式タバコは席で吸ってもよいのですが、通常のタバコは喫煙所にいかなければならず、SKさんとSTさんは喫煙可の雀荘がないかという要望が出ました。

そこでH君がまた雀荘の調査を行い、昔からやっていたところと新しい雀荘で喫煙可のところを見つけてくれました。結局昔からやっている雀荘の窓のそばの卓を予約し、ゆっくりと始めました。

最初の半荘はそれほど悪くないものの最後の牌が来ないという悪いパターンで、南2局で12,000ぐらいのドベになっていました。ここは割と素直に早い聴牌をしたので、リーチをかけましたがドラの中が出ていないのがやや気がかりでした。

ところがリーチ後2巡目にSKさんがこのドラの中を勝負してきたのです。これを親のSTさんが鳴き、嫌な展開になってしまいました。普通の待ちでしたが出ないし自模れないうちに、親に振り込んでしまいました。

リーチ棒があるためぎりぎりでハコテンとなってしまいました。ここのルールだと点数だけでなくウマなどが加わり、1回やると大幅なマイナスになってしまいます。

今回は自模り四暗刻が多く、次の半荘ではH君がトイトイ三暗刻で上がりました。H君に普通リーチをかけるのではと聞いたところ、1巡回してと思ったら出てしまったということでした。

次は私がドラの5ピンが暗刻で自模り四暗刻を聴牌し、すぐにリーチをかけました。すると最後の5ピンを持ってきて、当然暗槓をしたところ、何と暗刻の2万がドラになってしまいました。自模れば役満ですのでドラは関係ないのですが、これならリーチをかけない方が良かったような気がしました。

結局流れてしまいましたが、H君が裏ドラを開けたところなんと5ピンがダブドラで、私の手はドラが11枚あるという珍しい形となっていました。まあ上がれなかったので珍しいだけで終わりですが、出ても数え役満というのはめったにないような気がします。

この後SKさんも自模り四暗刻のリーチをかけ、これも流れてしまったのですが、手の内に1万、2万、3万が暗刻というこれもきれいで珍しい形でした。私は最初がハコテンという大きなハンデがあったのですが、2回目、3回目がトップを競っていたのですがやや足りず2位となってしまいました。

それでも最後の5回目にそれほど良い手ができたわけではなかったのですが、何とかトップを取ることができました。最終的には平均化してしまい、プラスマイナス20内に全員が入り、私は最下位でしたがあまり大きな負けにはなりませんでした。

今回はやや厳しかったのですが、やはり楽しさも出て麻雀は本当に面白いものです。

感染がきっかけに全身炎症の敗血症

2020-07-30 10:27:47 | 健康・医療
「敗血症」は細菌やウイルスへの感染をきっかけに全身に炎症反応が広がり、臓器障害を引き起こす病気です。

国内では年間10万人が亡くなっていると推計されています。新型コロナウイルスでも発症し、死亡率が高いのですが、早期に発見できれば救命の可能性が高まります。

敗血症の原因となる病原体は。おもに肺炎球菌や病原性大腸菌、黄色ブドウ球菌、レンサ球菌などとなっています。最初に感染する部位は、肺などの呼吸器系が最も多く、尿路や腸管の感染も目立ち、けがで皮膚から入った細菌で発症することもあります。

最初はひとつの部位にとどまっていた炎症も、病原体が血液中に入って全身に広がったり、病原体を排除しようと免疫反応が過剰に働いたりすると、臓器障害が起きて敗血症になります。臓器障害には、敗血症性脳症や急性呼吸逼迫症候群、急性腎障害、腸管機能障害などがあります。

治療は一刻を争い、集中治療室で感染症の治療と、血圧や呼吸などの全身管理を同時並行で行います。敗血症は急速に悪化し、重症化して点滴治療をしても低血圧が続く「敗血症性ショック」が起きると、30〜50%の患者が死亡します。

複数の臓器が充分に機能しなくなる「多臓器障害」で死に至ることもあります。初期段階では他の病気と見分けがつきにくく、診断が難しい場合も多いようです。呼吸数や血圧、意識障害などに基づいて判断します。

症状の特徴やコンピュータ断層撮影(CT)の画像などから、原因となっている感染症を特定します。抗菌薬を投与したり患部を切除したりし、全身管理では点滴や血管収縮薬の投与、酸素吸入のほか、人工呼吸器や人工透析が必要なこともあります。

回復しても運動機能や認知機能の低下、精神的な不安といった後遺症が長く残ることもあります。感染症になれば、誰もが発症する可能性があります。特にリスクの高いのは、65歳以上の高齢者や、糖尿病などの持病があり免疫力が低下した人、1歳未満の乳幼児となっています。

敗血症を疑うサインとしては、1.38℃以上の高熱、2.36℃以下の低体温、3.脈が早い、4.呼吸が早い、5.意識低下、6.全身のむくみ、7.血圧が低い、8、手足が冷たい のうち、二つ以上が当てはまれば要注意のようです。

救命救急センターでは、治療が遅れるほど救命率は下がる。震えや息切れ、意識の低下などに周囲が気付くことが重要。いつもと違うと思ったら、迷わず医療機関を受診してほしいと話しています。

この様な重篤な症状となり得る敗血症は、感染症の予防と早期発見が重要です。それほど頻繁に起きる病気ではありませんが、感染症になったら敗血症を予測する必要があるのかもしれません。

この記事は昨日投稿するはずのものをちょっとしたミスで出しそこなってしまいました。最後にざっと見て投稿するボタンを押すつもりが、宅急便が来て受け取り、中を確認したりしているうちに忘れてそのままになっていました。こんなミスをするのも歳をとったせいかもしれません。

放置すると重症化する糖尿病

2020-07-27 10:27:56 | 健康・医療
新型コロナウイルス感染で、重症化につながる基礎疾患のひとつとして糖尿病が注目されているようです。

若い世代でも増え、放置すると心筋梗塞など深刻な疾病につながりかねません。糖尿病は血液中の糖の濃度である血糖値が高い状態が続くことで、血管や細胞が傷つく疾患です。

その結果全身にさまざまな合併症が現れ、初期段階は自覚症状がないのが特徴です。一般には合併症の症状が現れたときは、すでにかなり進行している状態のようです。

糖尿病はある意味身近な病気で、友人知人にも薬を飲んでいる人は多く、友人は腎症から透析になっており、ずいぶん昔ですが従妹は気が付いたら失明していました。このように網膜症、腎症、神経障害が糖尿病の3大合併症とされ、網膜症は緑内障に次ぐ失明の原因疾患であり、腎症は人工透析を必要とする病気の1位を占めています。

神経障害が進行すると痛みや熱さを感じなくなり、怪我や火傷を負いやすくなります。血管を傷つける糖尿病は動脈硬化のリスクを高め、脳卒中や虚血性心疾患の原因にもなります。

免疫機能を低下させるために、感染症にも罹り易くなるほか、うつ病、歯周病、ガン、認知症との関連も明らかになっています。血糖値が高い状態が続くのは、膵臓から分泌されるインスリンが不足したり機能しなくなったりするためです。

通常食事をとると血糖値が高まり、インスリンによって血液中に増え多糖が細胞に取り込まれエネルギーとなります。糖尿病にはこのインスリンがほとんど分泌されなくなる1型と、インスリン分泌量が低下や効きが悪くなる2型があります。

このうち日本人の糖尿病の約9割を占めるのが2型で、40歳以上に多く遺伝的な体質、運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣、ストレスや加齢などが関わっています。

厚生労働省の2016年「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病有病者が約1000万人、予備軍がやはり約1000万人とされています。高齢者の増加のほか、小児を含む若い世代で2型の発症が目立つようです。

日本人は欧米人に比べて体質的にインスリンを分泌する力が低く、そこに食生活の欧米化が加わったことも患者数増加の要因とされています。糖尿病は血液検査で診断がつき、治療は初期の場合だと食事療法と運動療法を組み合わせますが、血糖値の変動が一定レベルを上回ると、飲み薬やインスリンの投与などの薬物療法が行われます。

合併症が起きたらその治療も必要になり、例えば糖尿病腎症が重症化すると人工透析が必須となります。人工透析の医療費は1人当たり年間約480万円ですが、保険で賄え国の年間負担総額は1兆5700億円と推定されています。

こういった糖尿病を予防するには、若い内から暴飲暴食を控えて肥満を予防し、適度な運動を心掛けることが大切なようです。

夏に多い「脳卒中」の種類は

2020-07-26 10:24:10 | 健康・医療
手足のしびれやろれつが回らない、めまいといった症状が突然現れるのが「脳卒中」です。

こういった症状が出た段階ですぐ病院に行かないと、命を落とす危険性があるのはもちろん、助かっても障害が残る可能性が高い恐ろしい病気です。

脳卒中にはいくつかの種類がありますが、最も罹患者数の多い脳梗塞は、6〜8月に発症件数が増えます。脳卒中は血管が血栓で詰まる脳梗塞と、血管が裂けて出血する脳出血の2つに大別されます。さらに脳梗塞は3つに分類され、脳出血にはいくつかのタイプが存在します。

ここでは脳卒中に含まれるこういった症状の詳細を紹介します。まず「ラクナ梗塞」ですが血管が詰まることによって生じます。ラクナとは小さな空洞という意味で、脳の深部の細い血管が詰まるタイプの脳梗塞です。

小さな梗塞が多発することが多いのですが、無症状の微小梗塞(麻痺などの症状がない)が出ることもあります。高齢者に多く夜間や早朝に発症し、起こり方は穏やかで段階的に悪化していきます。多発しなければ比較的軽症な場合が多いとされています。

次が「アテローム血栓性梗塞」で、アテロームとは粥状硬化いう意味で、動脈硬化で起こる血管の変性のことです。脳内の比較的太い動脈や頸動脈の動脈硬化が進行し、血栓を形成して詰まらせたり、血管の壁からはがれた血栓が流れ、脳内の血管を詰まらせることで生じる脳梗塞です。

発症時の症状は比較的軽い場合が多いですが、悪化することもあるようです。3種目が「心原性脳梗塞」で、心臓内にできた血栓が脳内血管まで流れ、閉塞するタイプの脳梗塞です。

特に心房細動という不整脈や心臓弁膜症などの心臓病がある人の発症率が高くなります。それまで全く問題の無かった脳血管が突然詰まるため、重篤な症状が出現するのが特徴です。急激に意識障害などの症状が出現し、死に至ることもあります。

次が「脳出血」ですが、脳の細い血管が裂けて脳の組織の中に直接出血することで起こります。出血した血液は固まって血腫となり、直接脳の細胞を破壊したり、周囲の脳を圧迫してその働きを妨げます。

出血の原因は、高血圧や動脈硬化によってもろくなった血管が裂ける場合が多く、約8割を占め日中の活動時に発症することが多いようです。代表的のものが「くも膜下出血」で、脳とその表面にあるくも膜の間にある血管の分岐部などにできたこぶ(脳動脈瘤)が裂けて出血することで起こります。

脳卒中の中では珍しく激しい痛みを伴います。血液は脳とくも膜との隙間に急激に広がり、脳全体にダメージをを与え、激しい頭痛と嘔吐を引き起こします。

以上が脳卒中の種類ですが、私もいつ起こってもおかしくない歳ですので、おかしいと思ったら一刻も早く病院に行くのが最善の治療法のようです。


嗅覚の謎を細胞レベルで解明

2020-07-25 09:45:20 | 自然
九州大学などの研究チームは、複数の臭いが混じりあうことで感じ方が強まったり弱まったりする嗅覚の特性を、マウスを使った研究で解明したと発表しました。

肉や魚の臭みがハーブで弱まるなど、経験的に知られていた現象を細胞レベルで明らかにできたことから、香料の効率的な調合などに生かせる成果としています。

嗅覚は鼻の奥にある神経細胞が様々な臭い物質を感知して、脳に伝達しています。複数の臭い物質をかいた際は、それぞれの成分の足し算として認識されるという定説がありました。

実際には臭い靴下のようなイソ吉草酸とバニラの香りのバニリンを合わせるとチョコレートの香りに感じるなど、説明できない事例も知られていました。

研究チームは、この仕組みを解明しようと神経細胞が光るようマウスの遺伝子を操作し、バナナの香りの成分などを嗅がせた際の神経の働きを顕微鏡で調べました。すると臭い物質の感知で「活性化」して光が強まる細胞だけでなく、光が弱まって神経の働きが「抑制化」される細胞があることを世界で初めて発見しました。

さらに複数のにおいを混ぜて嗅がせた実験では、それぞれを単独で嗅がせるよりもはるかに反応が高まって細胞が光る「相乗効果」のケースのほか、単独で嗅がせるよりも反応が弱まって細胞の光も弱まる「拮抗作用」がみられるケースもありました。

臭いの足し算や引き算が複雑に起き、香りの調和を感じる原因と考えられるとしています。靴下の例では、靴下の臭さを拮抗作用で抑制し、チョコの香りを相乗効果で感じるなど両方が影響している可能性があるようです。

かなり昔の話ですが、嗅覚受容体の立体構造を解明するということが注目されていました。嗅覚受容体は色々な化学物質の受け皿ですが、多種類存在するのか、ひとつの受け皿で色々な化学物質を認識するのかなども分かっていませんでした。

これにはかなり多くの研究グループが挑戦しましたが、未だに成功しておらず、嗅覚受容体というタンパク質が予想以上に難しいということが分かったのみでした。

九州大学のチームは、嗅覚受容体の後ろのステップである神経細胞からの研究ですが、人間とマウスの嗅覚の仕組みが似ており、今後はわずかな量で香水の香りを変えられる調合などを科学的に探索しやすくなることが期待できるとしています。

研究チームは、今回は基礎的な発見だが、食品の臭みを抑えるなど応用に向けた新しいアプローチになると考えられる、と話しています。

私はこの香りに興味があり、いろいろと調べたりしましたがまたどこかで書いてみるつもりです。