Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

運動会総括 3

2008-05-26 23:27:21 | 特別活動
 今年度の運動会のもう1つの問題点は,応援練習です。
 5・6年の赤組,白組の応援団の子供たちへの指導が2回。
 縦割り活動での応援練習が3回。
 全体練習で2回。
 やったのは,これだけです。
 シナリオを通して練習したのは,全体練習での2回だけでした。
 不安を抱えたまま本番当日となりましたが,当日はテンポよく,何の問題もなく進んでいきました。しかも,大いに盛り上がりました。
 回数をこなせばよくなるわけではありません。通しての練習は2回だけでしたが,逆にそれがよかったのかもしれません。

 応援は,応援合戦のときだけでなく,運動会の間ずっと行われていました。
 紅白対抗制ということで,子供たちの士気はいままでより鼓舞されていたように感じました。
 
 各学年部の表現・団体種目は,次のとおりでした。
・低学年…組体操
・中学年…5色綱引き
・高学年…よさこいソーラン

 昨年,私が初めて低学年で行った組体操ですが,2年連続となり,より洗練されたすばらしい内容となりました。
 昨年は,低学年では無理ではないかという声もありましたが,2年連続で行い,低学年でも十分可能ということが立証されたと思います。

 少し残念だったのは,ソーランです。子供たちの踊りに全く覇気が感じられないのです。臍下丹田に全く力が入っていません。
 参観していた保護者もそれを感じていたようです。
 例年は,アンコールが起こっていたのですが,今年度は保護者からのアンコールはあまり聞かれませんでした。1~4年の子供たちからアンコールがあり,何とか面目を保ったといったところでした。
 昨年までソーランを指導していた方が転勤し,指導法が変わったというのも原因でしょう。
 指導法云々よりも,今回は「活動あって指導なし」という状態に近かったものと思います。
 指導法を継承するシステム作りも必要だと思いました。