Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

なんだなんだ班会議ゲーム

2008-05-23 22:47:23 | 特別活動
 「なんだなんだ班会議ゲーム」(上條晴夫編著『お笑いに学ぶ教育技術』P.34)を行いました。
 方法は次の通りです。

①4人グループを作る。
②クイズの答えをグループのメンバーで考える。
 答えは3択で提示し,選んだ理由を答える。
③発表した理由が,なるほどよく考えたな,おもしろい発想だなというグループが優勝となる。
 
 最初に例を示して,ゲームの概略を説明しました。その後,本番に移りました。

【第1問】
 次の中でとても便利なものは何でしょうか。
 ①ひも ②石 ③木の棒

 子供たちの解答は,次のようなものでした。

・③ 家の外に木があって,猿が木の棒を使って登っていたから。
・② 石でもしゃべる石○○○(子どもの名前)
・① 牛をつかまえようとしたらひもが切れて,全治1週間のけがをしてしまったから。
 
 ゲームの趣旨をあまり理解できていないような解答もあります。

【第2問】
 ○○先生(子供たちの昨年度の担任)の好きな季節は何でしょうか。
 ①春 ②夏 ③秋 ④冬
 
 解答は以下のようでした。
・④ ○○先生は,やさしい時は春みたいですが,起こる時は冬の吹雪のようだから。
・② 夏休みがとっても長くて,仕事をしなくてすむからで~す。
・① バーゲンなどがあって,値下げするから。

 子供たちの感想には,次のように書かれていました。
・みんな面白いことをいっぱい考えていたし,とっても楽しくできたのでよかったと思いました。
・ちょっとぷっと笑って,結構楽しかったです。
・いろんな人のおもしろいわけを聞けて,楽しかった。
・1回目が優勝できると思ったけど,優勝できなくて残念でした。でも,2回目で勝ったのでよかったです。


 どの子も,肯定的な意見しか書いていませんでした。
 正直言って,私の手応えはいまひとつだったのですが,子供たちにとっては楽しかったようです。子どもたちと私との感覚に,多少のズレがあるようです。