【第3部】
○蒲生被災地(中野小学校周辺)
・津波被災地の視察
最後は車で仙台市宮城野区蒲生地区の津波被害状況を視察した。
先程訪問した仮設住宅のみなさんが住んでいらっしゃった地域である。
海沿いに近づいてくるにつれ,だんだんと被災状況がひどくなっていくのが分かった。
瓦礫はほとんど片付けられているが,津波の被害によって骨組みだけになってしまった家がところどころに残っていた。
明らかに2階以上の高さまで津波が襲ってきたことが分かる。
中野小学校付近を過ぎると,全て更地状態である。住居の基礎部分だけが虚しく残っている状況である。
かつて日本で一番低い山だった日和山は,すっかり流され,その痕跡すらなかった。
もう一度中野小学校に戻り,車から降りて視察した。
通常は避難場所として指定されている体育館は無残な状態になっていた。
体育館に避難していた方は,8名が命を落としたという。
以前は,校舎の中に車が突っ込んでいたが,今はすっかり片付いている。
だが,悲惨な光景が残っていることには変わりがない。
2階の窓ガラスも割れている。
その高さまで津波が来ているのである。
校舎の時計は,2時46分で止まったままであった。
○蒲生被災地(中野小学校周辺)
・津波被災地の視察
最後は車で仙台市宮城野区蒲生地区の津波被害状況を視察した。
先程訪問した仮設住宅のみなさんが住んでいらっしゃった地域である。
海沿いに近づいてくるにつれ,だんだんと被災状況がひどくなっていくのが分かった。
瓦礫はほとんど片付けられているが,津波の被害によって骨組みだけになってしまった家がところどころに残っていた。
明らかに2階以上の高さまで津波が襲ってきたことが分かる。
中野小学校付近を過ぎると,全て更地状態である。住居の基礎部分だけが虚しく残っている状況である。
かつて日本で一番低い山だった日和山は,すっかり流され,その痕跡すらなかった。
もう一度中野小学校に戻り,車から降りて視察した。
通常は避難場所として指定されている体育館は無残な状態になっていた。
体育館に避難していた方は,8名が命を落としたという。
以前は,校舎の中に車が突っ込んでいたが,今はすっかり片付いている。
だが,悲惨な光景が残っていることには変わりがない。
2階の窓ガラスも割れている。
その高さまで津波が来ているのである。
校舎の時計は,2時46分で止まったままであった。