Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

短なわ スキップ跳び 2

2010-07-18 12:48:15 | 体育
 太田昌秀氏のスキップ跳びの指導の手順は次の通りである。
 
 「足を前後に開いて立ち,ゆっくりその場跳びをしなさい」

 なわを持たないで,足の動きを練習する。
 「トン・トン・トン・トン」とリズミカルに行うことと,足の裏全体を床につけて行うことに留意する。

 「足を前後に交互させながら,その場跳びをしなさい」
 
 リズムが上手にとれるようになるまで練習する。

 「そのまま前に移動しなさい」

 「スキップ跳びをしなさい」という指示をしなくても,足の交互のリズムがいつの間にか「トトーン・トトーン」とスキップのリズムに変わり,スキップ跳びとなる。

 「ももを高く上げなさい」

 慣れてきたら前に出す足を高く引き上げるようにしていく。
 

 スキップ跳びのバリエーションとして,宍戸威之氏は次のものを挙げている。

(1)後ろスキップ跳び
(2)あやスキップ跳び
(3)交差スキップ跳び
(4)なわ1本での2人跳び
(5)なわ2本での2人跳び
(6)なわ3本での3人跳び
(7)音楽に合わせてスキップ跳び

 これらを学習カードにして示せば,できた子の次の課題も明らかになり,授業のシステム化ができる。

【参考文献】
『楽しい体育の授業』2000年11月号石橋健一郎氏論文
同2001年2月号渡辺喜男氏論文
同2003年12月号寺本聡氏論文
同2006年11月号宍戸威之氏論文