長期化する不況、失業者の増加、年金制度の破綻、少子高齢化の進行…。アベノミクスによって日本経済は「長期衰退」の時代に入り、いまや「日本病」とも呼べる状態に陥っている。『逆システム学』で市場や生命の複雑なしくみを解明した著者たちが、この「病気」のメニカズムとダイナミクスを明らかにし「治療法」を提示する。
著者略歴
金子/勝
1952年東京都生まれ。1980年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学経済学部教授
児玉/龍彦
1953年東京都生まれ。1977年東京大学医学部卒業。現在、東京大学アイソトープ総合センター長兼東京大学先端科学技術研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)