再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

エネルギー基本計画の決定を受けて

2014-04-06 06:18:34 | ニュース
今週にもやっとエネルギー基本計画の第3回改訂版が閣議決定されるようです。
自民党政権に戻って、初めての計画となります。エネルギー業界に身を置く者としては、それなりに妥当な計画であると一定の評価はしたい。
マスコミでは、やたら原発再稼働問題だけがクローズアップされておりますが、もっと現状のわが国が抱えている構造的な問題こそを分かりやすく国民全体へ伝えてもらいたいものである。
3.11による国家的な災禍を受けたものの、わが国の今の繁栄がエネルギーの需給的にいかに脆弱かつ砂上の楼閣状態であるのか。
その中で今われわれは何をやらねばならないか、あるいはやるべきなのか。
理想と現実の葛藤の中からこそ、われわれの生き残るすべを見つけていかねばならない。国民全体が幸せな生活を送れるようにしていかなければならない。
エネルギー業界の周辺で生きる糧を得ている者としては、国の定めたエネルギー基本計画のどの部分を実行する部隊として自らの役割を位置づけていくのか。
たとえ小さくともエネルギーベンチャー経営者としては、その計画の一翼を担うという使命感とプライドを持って、日々の業務を進めていきたい。
3年毎の見直しが規定されているエネルギー基本計画であるが、次の改訂予定の2017年頃には、また今とはまったく違う、現時点ではまったく想像もつかないような状態になっているかもしれない。
それほど現状のエネルギー業界は大荒れの状態であるが、そのような荒天の時こそ、まずはベンチャー企業が勇気を持ってその大海に漕ぎ出して、業界全体の水先案内人のような役割を担うべきなのだと覚悟している。


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