再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

坐禅の効用

2009-04-04 12:17:53 | チャット

先日、生まれて初めて、正式な「坐禅」というものをやる機会があった。

台東区の某禅寺に夕刻に集合し、25分間の坐禅を2回。事前の住職からのお説教や休憩を入れて、およそ1時間半の経験であった。

この試みへの参加の目的は、煩悩の日々に対して、多少なりとも清新な心になりたいなどと、一応の建前はあったものの、予想通りとてもそうした域には達せられるはずもなく、ただただ足が痛いのを我慢するのみであった。

最初に住職から、坐禅の基礎の基礎から、いろいろとご教授いただいたわけだが、まずは正式な座り方すらできないのには閉口した。

坐禅中は、とにかく「ただ座ることに集中すること」だそうで、ゆっくり息をしながら数を数えるとよいのだそうだ。それにしても、足は超痛い。

途中で住職から「」を入れていただくのも、タイミングが重要である。確かに、「ぴしっ」と叩かれる時、その音程は痛くはないが、それでも怖いものである。

どうしよう足が痛い。動いたらまずいな。ああやらなきゃ良かった。などと、いろいろと格闘していると、意外と時間は早いと感じた。

これはこれで「座る」ことに集中していたのかもしれない。

それでも終わった後は、どこか達成感があり、その後のビールはいつも以上においしかった。また、次回もおいしいビールのために、座ろうと決心した。

やはり、煩悩からは抜け出せそうにないのである。


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