再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

新型インフルへの対応にて思うこと

2009-05-23 05:38:58 | チャット

世の中悪いことは、いつも重なるようだ。新型インフルエンザが若者を中心として感染が進み、この度の経済不況に追い打ちをかけている。

わが国のみならず、世界的に早く鎮静化して、正常に戻ることを心より願っている。

今回の一連の対応では、政府、厚労省、自治体、空港管理、医療機関、保健所、学校関係者などなど公共的な立場で働いている方々には、本当に頭が下がる思いである。特に、国内感染が確認されてからは、おそらく不眠不休の体制が続いていることだろう。

一方、マスコミに出ている無責任な評論家の一部などが、「政府の対応が間違っている」「危機管理体制がなっていない」的な批判をしているのを聞き、また匿名によるメールで感染者を出した学校等への誹謗中傷があるなどということを聞き、なにかいたたまれない気持ちになる。

この国には感謝とか、思いやりというような温かい気持ちは無くなってしまったのか。

現場で実際に対応している大半の方々にとっては、今回のようなことはおそらく初体験であり、先が見えない不安の中で精一杯の努力をされていることだろう。

もちろん、対応上や制度上の不備などがあるかもしれないが、そうした反省はまずは鎮静化してから、あらためて総括し改善すればいいことであり、今大事なことは現場で戦っている人々を応援・支援することではないか。

しかし大半の人は物理的な応援や支援は何もできないであろうから、少なくとも感謝の念を持ち、早期の鎮静化を祈るしかない。また、われわれにできることは、自分自身が感染しないように注意して、これ以上の迷惑をかけないようにすることである。

「ご苦労様です」「ありがとうございます」「頑張ってください」

こういう言葉が自然に飛び交うような温かい社会にしたいものである。


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