昨日24日に安倍総理大臣が、ポスト京都をにらんだ地球温暖化対策に世界全体の参加を呼びかけるビジョン「美しい星50」を公表したと、本日一斉に報じられた。
(http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY200705240397.html)
2050年までに全世界のCO2などの温室効果ガスの排出量を現状から50%減させることを世界共通の目標としようというもの。京都議定書の最大の欠点でもある米国や中国・インドなどの不参加を克服し、すべての主要排出国が参加できる枠組みを提唱した点で注目に値する。
国際的にあまり自己主張しない日本としては、思い切ったビジョンの提言であり、地球環境問題への対処に向けたリーダーシップを取るという覚悟の表れでもあろう。
私としては、まずはこの国の姿勢を大いに評価したいと思う。また、一国民として、多少なりともエネルギー問題をテーマにしてきた者としても、このビジョンの具体化に向けて何ができるか、真剣に考えてみたい。
国内的にも国際的にも、もっともっと大きな動きになっていくことを期待したい。
環境問題でこそ、日本が世界のリーダーシップを取るべきだということは、私も常々主張してきたが、リーダーとしての資格を得るためにも、来年2008年から始まる京都議定書の第一約束期間の国際公約(90年比6%減)を何としても守りたいものである。
そのためにも、省エネESCO事業者が奮起せねば・・・!
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