稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

3級審査の申し込みで大阪城の修道館まで(2020年8月26日)

2020年08月27日 | 剣道・剣術


長正館の稽古が途絶えて半年にもなってしまった。
大人と違って複数の稽古場所などまず無いだろう子供たち。
今年の級審査はすっかり諦めていたのだが、
Tちゃん母から「10月の級審査を受けさせたい」との連絡が来た。

何だか涙が出るぐらい嬉しかった。

10月の審査会は大阪府剣道連盟後援で大阪市修道館が行う審査である。
申込書などダウンロードしていたら、無性に気持ちだけ急いてきて、
締め切りはまだまだ先なのに、暑い中をいそいそと出かけて行った。


(森ノ宮駅から歩いていくと大阪城の天守閣が近づいてくる)


(修道館は大阪城の城内にある)


(子供たちの稽古が行われていた・写真撮影禁止なので子供たちは写さなかった)


(窓口では、剣道稽古一般の申し込みの先客があった)


(申し込み完了、審査料1500円、登録料880円、不合格の場合は登録料は返ってくる)

申し込みが終わり、豊國神社まで来ると、前から奈良の宝剣会の石丸師範が来た。
「なんや、粕井、どこ行っとたんや?」
「長正館の子供の級審査の申し込みです」
「ワシ、これからここで稽古や、お前も稽古していけや」
「いえ、まだ仕事がありますんで、豊國神社だけ寄って帰ります・・」

いやはや驚いた。石丸先生は、確か奈良の鴻池でも稽古しているはずだし、
昔は、大阪の中央署へ出稽古に行ったらそこでも見かけた。
あちこちで稽古しているようだ。半端では無い稽古量なんだろう。

そりゃあ生駒で打ち負けるはずだ。。。

あの剣風でどのように八段先生に懸かるのか興味があったが、
ちょっと段取りが合わず、豊國神社で少し迷いつつも事務所に戻ることにした。


(豊國神社の秀吉像)


(豊國神社の前にて)


事務所に戻り、改めて大阪市修道館の3級審査の内容を確認すると、
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切り返し 2回
正面打ち 2本
二段技 小手→面 2回
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応用技 1回
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実技合格者のみ、木刀による基本稽古法1~6 内3本

とある。

同じ3級でも、大阪府剣道連盟では、
---------------------
切り返し 2回
正面打ち 2本
小手→面 2回
面返し胴 2回
打込み(互格稽古では無い)
---------------------
実技合格者は「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」1~4を実施

おやまあ、微妙に違うぞ。
修道館の応用技=剣道連盟の面返し胴のことかな?修道館は1回だけかな?
まさか修道館の応用技とは互角稽古のこと?
それとも修道館は「互角稽古」も「打ち込み」は無いのかな?
修道館は「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」は審査で1~4ではなく1~6なの?

修道館のほうが少しだけ難しいようだ。
いずれにしてもこれに備えて稽古しなくっちゃ。
(それにしても審査内容は統一しておいてくれたら良いのにと思うぞ)

10月までに指導する機会が1度でもあれば良いのだが・・・

幸い、受審するTちゃんにはお姉ちゃんがいる。
現在二段で、同じ10月4日に三段を受けるらしい。
特に私自身が自信の無い「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」は、
このお姉ちゃんに指導をお願いしようと思う。

先日の、大阪府剣道連盟での話では無いが、
中華ウイルス(俗にいう新型コロナ)のせいで、剣道の世代間ギャップが生まれるのは心配だ。
何んとか1日でも早く長正館の稽古復帰を願っている。
コメント (4)
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