稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年8月1日)

2020年08月02日 | 剣道・剣術
宝剣会総勢6名(七段4名、五段2名)。
着替えるだけで汗が出てくる。
ストレッチと素振りだけで呼吸が荒くなる。
基本稽古が終わった頃には左足がパンパンになっていた。
そのまま稽古に突入。大丈夫か?

本日も中華アクションカメラを設置。
下の画像は動画のキャプチャを編集したもの。


(最初は林田七段との稽古、向こうが私)

構えは少し改善されたように思う。
重心は真ん中、配力を左にかける気持ちだが、実際にどうなのか自信が無い。


(右が私、低く構える林田七段に合わせてこちらも低く構えている)

木曜日に教わった「左拳を少し下げてみる」をすっかり忘れていた。
いつも低く構える相手に、同じように低く構えてしまい、いつの間にか先に取られることが多い。


(右足出して攻め足)


(面を打ってきたので右足右に出して返して・・・)


(胴を打ったが体勢が崩れているのがイマイチ)

久々に攻めてからの返し胴が決まった。
体勢が崩れているのは気持ちに余裕が無いからである。


(最後の一本勝負で面を打たれた)

林田七段の面は遠間からの小さく無駄のない面だ。
やや上半身が前に倒れるが、その角度は自然で、左足と上半身が一体となっている。
対し、私の面は左のヒカガミが曲がって、そのせいか上半身を立てたままで出遅れてしまう。
うまくすると相手の面を切り落とすことも出来るが、勢いのある面打ちには負けてしまう。
この面も、竹刀の先革が面金に当たり厳密には一本にならないかも知れないが自分的には一本取られた。


(有山七段との稽古)

最初に小手を打ったが、途中で面に行こうとするところを見事な出小手を戴いた。
最後の一本は出小手を誘っての抜き面を決めたが、お互いに息も絶え絶えで良い稽古では無かった。


(石丸師範との稽古)

初太刀は面と決めていたので面に行くが、返し胴を察知したのか担ぎ面に変化してしまった。
この担ぎ面は時々無意識に出る悪いクセである。動画を見てはじめて担ぎ面を打ったのに気付いた。


(面を打つが・・・)


(返し胴を食らう)

不思議なのは、動画で確認すると面が入ってから返し胴を打たれている。
返し胴があまりに強烈のため「不充分な面に対して返し胴を打たれた」という気持ちになってしまう。


(近間で迷ってしまっていたら・・・)


(するすると間合いに入られ、手元を上げたところを小手を戴く)

石丸師範との稽古は中結が交わるところから始まるので、最初から迷ってばかりいる。
元気があればガンガン打ち込むのだが、この暑さの中で体力は残っていない。
しかしながらこの間合いで手元を上げてしまったのは失敗だ。
最後の一本も同じような小手を打たれておしまい。


(基本の面打ちで左足が前に出て・・・)


(そこから右足が出て打っている)

稽古の中で左足が右足より前に出ることは無いが、
基本打ち、それも遠間から入っていくような面打ちの時に左足が右足を越すクセが出る。
まったく意識していないのがやっかいなところである。
基本打ちでは、もう少し丁寧に面を打たねばなければならないと反省。


【感想・反省点】

丁寧な稽古をするつもりだったが暑さで完全にバテてしまった。
途中で意識がもうろうとしてきたほど。
このような時は地稽古などせずに、基本打ちをしたほうが良いと思った。
コメント
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