稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

戦争を放棄した国を攻撃したら世界中から非難される?

2020年08月15日 | 政治や歴史など


戦争を放棄した国を攻撃したら、世界中から非難される。
だから日本には他国はうかつに手を出せない。
「武力を持たない」が一番つよい。

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というものをネットで見た。
たちの悪い冗談かと思ったがそうでも無いらしい。

独立国家だったチベットも南モンゴルも東トルキスタン共和国も、まっとうな軍隊を持たなかった。
中国に対し平和的に解決しようと努力をし続けたが、結局、中共軍に蹂躙され今は国としては無くなってしまった。
話し合いなど何の解決策にもならず、約束も全部反故にされ、チベットでもモンゴルでも東トルキスタン(ウイグル)でも、
ジェノサイド(国家あるいは民族・人種集団を計画的に破壊すること)が現在進行形で行われている。

だいたい、中共(中国共産党)は、世界中からの非難なんて屁とも思っていない。
根本的に「世界の中心は中国だ」という思想が中華思想だからだ。
勝てば官軍、強ければ何をしても許される、力こそ正義・・という恐ろしい思想である。
それは今の香港の「国家安全維持法」を見ても明らかである。
同国人の香港に対してもジェノサイドの危機が迫っているのだ。



話し合いは大切だが話し合いが有効なのは相手と対等な場合だけである。
「話し合うぞ!」といくら叫んでも何の抑止力にもならない。
無法国家からの武力の行使を抑止しようと思うなら相手がためらうほどの武力が必要だ。

中共軍の異常とも言える軍拡に対し、自衛隊は米軍の後ろ盾を頼りにして、
ぎりぎり何とか対処出来る装備と人員で頑張ってきたがそれも昨今危うくなってきた。
日本は「戦争を起こさせない」ために懸命に努力しているのだがまだまだ努力は足りない。
いや努力が足りないのではなく、平和ボケした思想を持つ団体とマスコミが平和を危うくしているのだ。

力を背景に、中共軍は好きしたい放題である。
日本のシーレーンの要、平和だった南シナ海は、少し平和ボケして楽観視している間に、
中共軍は岩礁やサンゴ礁を埋め立て対空ミサイルを配備して強力な軍事基地にしてしまった。

武力無しでは国を守れないことなど、いま世界中が痛感していることである。
非武装のところほど戦争を招き入れる要因になるからだ。
カギをかけない家は泥棒に狙われるのと同じ理屈である。

お花畑な平和論こそ、一番戦争を起こしやすい危険な思想だと気づいて欲しい。

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正解は、

戦争を放棄した国が攻撃されたら、攻撃された国は世界中から笑われ非難される。
だから日本には軍備が必要で、軍備によって他国はうかつに手を出せなくなる。
「武力を持たない」が一番危険だ。

コメント (1)
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