稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会(2020年8月3日)

2020年08月04日 | 剣道・剣術
19時から20時15分まで。参加者30人ほど。
本日より通常の稽古に戻る。基本稽古のあとは自由稽古。
一応、3分刻みでホイッスルが鳴るのでそれを目安に稽古する。
本日は8名と稽古が出来た。出来たがその内容が悪かった。

本日は常用の少し良いアクションカメラが調子が悪く、
ドラレコに使っている別の安物中華アクションカメラで撮影。
予想以上に画質が悪かったのでガッカリした。
以下は動画のキャプチャーから。



面に行こうとするところ。
剣先が右方向に下がり、ヒカガミが曲がってしまっている。



これもまったく同じ。



竹刀を振りかぶる時に剣先が右に振れている。



不用意に右足が上がり、剣先が右方向に上げている。
このあと、右手で押し込むように真っ直ぐ打って、面に当たってはいるが・・・



これもまったく同じ。
角度が右45度になっている。
なんじゃこれは!!


【感想・反省点】

最初の基本打ちの時は、小さく鋭く真っすぐ面を打てたのだが、
いざ地稽古になると悪いクセが出始めてしまうようだ。

ヒカガミを曲げるクセ。
大きく振り上げるクセ。
剣先が右方向に上げてしまうクセ。

ヒカガミを曲げてしまうのは、遠くに飛びたいという気持ちがあるからだと思う。
面打ちのキレイな人の打ちを見ると必ずしも遠くに飛んでいるわけでは無い。
理想的な形はわかっているので、ここは独り稽古と基本打ちで修正していこうと思う。

竹刀を右方向に振り上げるクセは、相手の出小手を表から擦りあげて打つのと、
一刀流の切り落とし、その2つの技が悪いクセとなって複合的に表れているような気がする。
基本打ちでは左手主導で真っすぐキレイに打てているが地稽古ではサッパリ駄目になる。
右手で振り上げる古いクセは直したつもりだったが夢中になるとつい出てきてしまうのだろう。

地稽古で「打った打たれた」から遠ざかる必要があると思う。
いくら基本で出来ても実戦で崩れるようでは何の意味も無い。
最近、動画を見て反省するばかりで良いとこ無しで意気消沈しているが、めげずに努力を続けたい。
迷ったら基本に戻るしか無い。
コメント
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