稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会、2017年10月12日

2017年10月13日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
昨夜は木曜会としての2回目の稽古だ。

まずは面を着けずに竹刀を持って摺りかぶり。
姿勢を崩さないように。仰け反ったり、腰の位置が変わらぬように。
右足は元のつま先の位置に踵がいくまで進める。つまり「一足分」で案外短い。
実はそれ以上前に出すと体勢が崩れるてしまうのだ。

構えは竹刀の柄が名札(昔で言う垂れネーム)の、横、
長正館なら「館」の部分に柄が来るように構える。三角矩の構えだ。

実はこの構え、先生によっては、
「もっと真っ直ぐ構えなさい」と叱られる構えなのだ。
でも、一刀流をやってる身には、この三角矩の構えは、
一番すっきり理にかなっている構えなのだ。攻めに良し、守りに良しだ。

次は足捌き。1、2、3と、右足遠くまで出した、いーち、2、3。
いーちの時にいつでも打てるように心構えと体勢を整えなければならない。
実は、これが結構難しくて、私など、いーちの時に打たれることが良くある。

面を着ける。
涼しくはなったとは言え、面を着けるとやはり暑い。
3人組になって切り返し、1、2、3の面打ち、1、2、丹田攻めて面打ち。
師匠曰く「実戦では1、2、3だけでは打たせてくれない」「もう一工夫が必要」。
この丹田攻めて面打ちが一工夫なのだ。

面を見せての面打ち、剣先少し上げての面打ち、丹田攻めての面打ちの3本。
1、2、返し胴。返し胴は横から打つのではなく左斜め上から右下に打つ。
最後は、相面、返し胴、相面の3本を2回連続。もちろん、1、2、打つに変わりはない。

終ってから師匠に返し胴を褒められた。(嬉しい嬉しい!)
実は永い間、返して横から打って、垂れや脇腹をよく打ったものだ。
横から打つと遅いし抜けれない。胴の前を打つことも多い。
指導されて、目からウロコで、何回も練習して上手くなったのだ。

まだまだ自分自身で、攻め、誘いの陽動部分が未熟だと思う。
スピードが遅いのは年齢的に仕方が無いが、構えが甘いのは直したい。
コメント
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