稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

剣道審判講習会

2017年09月30日 | 剣道・剣術
審判講習会に出席した。
本来は長正館で開催される講習会だが、
長正館が閉鎖されたため、加美北小学校となった。

講師は森文男先生、佐藤誠先生、新屋誠先生。
9時から開催、お昼を挟んで14時半過ぎまで審判講習。
15時15分まで合同稽古。

副審2回、主審1回をやったが大失敗。
副審の時に赤か白かわからなくなり、背中を見て判断するまで数秒かかった。
「取り消したあとに上げなかった?」って聞かれたが、白か赤かわからなかったのだ。
試合中は常にどちらが白なのか赤なのか認識しておく必要があると痛感した。

大恥をかいたのは主審の時。
決着が付かない場合は「判定」で白か赤か上げなくてはならない。
すっかり「判定」ということを忘れて有効打突と審判の位置取りばかり気にしてた。
「引き分け」を宣告したら「判定だ」と言われて戸惑った。
どちらが優勢かなんてまったく意識していなかった。
どちらもどっこいどっこいだったし「まあいいや赤を上げちゃえ」
なんて思って判定の宣告と同時に赤を上げかけたら副審2が白を上げる。
その上げかけたのを見た瞬間に上げかけていた赤を引っ込め白を上げてしまった。

当然注意される。「他人に引きずられては駄目!」ああ恥ずかしい。
判定など初めてだ。勉強としては本当に良い勉強になった。

仕事しなくちゃいけないので稽古は木曜会同門のK本先生とだけ。
途中で師匠の稽古姿を拝見する。うん、やはり見事である。
なごり惜しいが15時に退散して職場に戻った。


(鍔迫り合いの拳の位置の説明)


(鍔迫り合いにおける反則技の説明)


(判定で白が3本上がった場面)


(動かして余裕で放つ返し胴)


(いつもながら構えが美しく、かつ攻めが効いている)

夜は生駒のH剣友会。

終わってからI先生から、「手先だけで打ってる」
「腰から思い切って打たんとアカン」と注意される。
I先生は最初から打ち間なのでどうしても手先の技になるのかも。

A先生からは「予備動作をしてから打つ癖がある」
「じっとしてて打つ時は瞬間に打つほうが良い」と注意される。
確かに師匠から教わった打ち方では予備動作と思われても仕方がない。

しかしながらそう見られるのは、共通して、
「構えが甘くて攻めが効いていない」からだと思う次第だ。

攻めが効いていれば、手先で打っても「マイッタ」と思わせられる。
攻めが効いていれば、予備動作は「攻め」と感じらせられるはずだ。
コメント
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