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稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会(2020年8月31日)

2020年09月01日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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(稽古風景)

19時から20時15分までの稽古。30名ちょい。
遅れて行ったので地稽古から参加。7人と稽古。


(終わりの全体礼)


【感想・反省点】

動画を見ていると・・・
出頭の面にチャレンジしている場面は増えた。でもまだまだ。
胴打ちの左手を離し過ぎるクセは直りつつある。

しかしながら・・・

自分の剣風にイヤになってくる。
動き過ぎる。すべての場面で過剰反応してしまうのである。
打つ時も思い切った捨て身の打ちではない。受けた時も返そうとするので見苦しい。
相手の打ちを避けるのも見苦しいように思った。
いま自分に一番必要なのは「不動心」かも。
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午前は往馬玄武会、夜は宝剣会(2020年8月29日)

2020年08月30日 | 剣道・剣術
午前中(往馬玄武会)


(左手前が私、こういう一枚の写真からでも自分の構えを知ることが出来る)

少し涼しいような気もしたので午前中は生駒市民武道館の往馬玄武会の稽古に参加した。
基本稽古が中心で、最後に1分ちょっとの回り稽古を一周のみ。5人と稽古が出来た。
涼しいかも・・と思って参加したが、やってるうちに気温はどんどん上昇して、
休憩時間に手拭いを替えたが、手拭いもマスクも絞れば汗がドボドボ落ちたほど。

ここでのベタな基本稽古はありがたい。
空けてくれたところを自分の形を確認しながら打つことが出来る。
胴打ちは左手を離し過ぎないように気をつけた。
面打ちは真っすぐ振り上げること、そして足を継がない一挙動の面打ちを心がけた。

一人、10月4日の五段審査を受けるというので続けて来てみようと思う。

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夜(宝剣会)

同じく生駒市民武道館。七段3名、五段2名。
ここでは準備運動のあと素振り、そして切り返しと簡単な基本稽古がある。
そのあとは地稽古となり基本的には一巡3名と稽古して終了となる。

湿度が異常に高く、マスク越しだとまともに息が出来ない。
切返し、基本打ち、切返しをしたら、息苦しさが治まらなくなった。
「自分は肺疾患か心臓病なのかも知れない・・・」と思ったほど。


(石丸師範は面を着けず、残り4人で回り稽古)


(自分としてはまあまあ素直な面を打てた)


(自分から先を取る面は真っすぐ振り上げている)


(少しでも遅れると守り打ちになって剣先を右に振り上げている)

つまり「相手が先に動作を起こした場合」や「相手に先を取られている」場合、
もしくは「小手に誘って面を打とうとする場合」に剣先を右に振り上げてしまうようだ。
基本的に「相手の反応を見てから何とかしてやろう」というイヤな剣風である。
否定はしないが、こんな剣風ばかりを自分が求めているわけでは無い。

最後に打ち込み稽古をしたが、打ち込みの姿勢や振りは合格点だった。
基本で見せるような打ちを地稽古で出したいものだ。
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3級審査の申し込みで大阪城の修道館まで(2020年8月26日)

2020年08月27日 | 剣道・剣術


長正館の稽古が途絶えて半年にもなってしまった。
大人と違って複数の稽古場所などまず無いだろう子供たち。
今年の級審査はすっかり諦めていたのだが、
Tちゃん母から「10月の級審査を受けさせたい」との連絡が来た。

何だか涙が出るぐらい嬉しかった。

10月の審査会は大阪府剣道連盟後援で大阪市修道館が行う審査である。
申込書などダウンロードしていたら、無性に気持ちだけ急いてきて、
締め切りはまだまだ先なのに、暑い中をいそいそと出かけて行った。


(森ノ宮駅から歩いていくと大阪城の天守閣が近づいてくる)


(修道館は大阪城の城内にある)


(子供たちの稽古が行われていた・写真撮影禁止なので子供たちは写さなかった)


(窓口では、剣道稽古一般の申し込みの先客があった)


(申し込み完了、審査料1500円、登録料880円、不合格の場合は登録料は返ってくる)

申し込みが終わり、豊國神社まで来ると、前から奈良の宝剣会の石丸師範が来た。
「なんや、粕井、どこ行っとたんや?」
「長正館の子供の級審査の申し込みです」
「ワシ、これからここで稽古や、お前も稽古していけや」
「いえ、まだ仕事がありますんで、豊國神社だけ寄って帰ります・・」

いやはや驚いた。石丸先生は、確か奈良の鴻池でも稽古しているはずだし、
昔は、大阪の中央署へ出稽古に行ったらそこでも見かけた。
あちこちで稽古しているようだ。半端では無い稽古量なんだろう。

そりゃあ生駒で打ち負けるはずだ。。。

あの剣風でどのように八段先生に懸かるのか興味があったが、
ちょっと段取りが合わず、豊國神社で少し迷いつつも事務所に戻ることにした。


(豊國神社の秀吉像)


(豊國神社の前にて)


事務所に戻り、改めて大阪市修道館の3級審査の内容を確認すると、
---------------------
切り返し 2回
正面打ち 2本
二段技 小手→面 2回
---------------------
応用技 1回
---------------------
実技合格者のみ、木刀による基本稽古法1~6 内3本

とある。

同じ3級でも、大阪府剣道連盟では、
---------------------
切り返し 2回
正面打ち 2本
小手→面 2回
面返し胴 2回
打込み(互格稽古では無い)
---------------------
実技合格者は「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」1~4を実施

おやまあ、微妙に違うぞ。
修道館の応用技=剣道連盟の面返し胴のことかな?修道館は1回だけかな?
まさか修道館の応用技とは互角稽古のこと?
それとも修道館は「互角稽古」も「打ち込み」は無いのかな?
修道館は「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」は審査で1~4ではなく1~6なの?

修道館のほうが少しだけ難しいようだ。
いずれにしてもこれに備えて稽古しなくっちゃ。
(それにしても審査内容は統一しておいてくれたら良いのにと思うぞ)

10月までに指導する機会が1度でもあれば良いのだが・・・

幸い、受審するTちゃんにはお姉ちゃんがいる。
現在二段で、同じ10月4日に三段を受けるらしい。
特に私自身が自信の無い「木刀による剣道基本技稽古法の講習会」は、
このお姉ちゃんに指導をお願いしようと思う。

先日の、大阪府剣道連盟での話では無いが、
中華ウイルス(俗にいう新型コロナ)のせいで、剣道の世代間ギャップが生まれるのは心配だ。
何んとか1日でも早く長正館の稽古復帰を願っている。
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なんば養正会(2020年8月24日)

2020年08月25日 | 剣道・剣術
19時から20時15分までの稽古。30名ほど。
基本稽古に参加し、太田師範に面打ちをお願い出来たのは別の意味での成果だった。
あとは3分ごとホイッスルの鳴る地稽古。



O野五段との稽古。胴は打てるが左手を外すクセが出る。



N四段との稽古。同じく左手が外れる。



M六段との稽古でも左手が離れる。



2回目も同じ。
そのあと2~3回打ったがやはり同じだった。

打ったあとの右手の使い方が悪い。必要以上に右手が流れる。
すぐに振り返って左手を添えて構え直しているが、打った瞬間に右手を途中で止めればさらに良くなる。
もう少しコンパクトに打つ意識を持って動作を小さくしたい。

本日は7名と稽古が出来た。何だか自分的にはイマイチ。
相変わらず面打ちの時に竹刀を右に振るクセは出てくる。
意識すれば少しはマシになるけれど「防ぎ打ち」のクセは本当に直らないものだ。

胴打ちの左手を離すクセ(というか右手を振り過ぎるクセ)は次回に持ち越しの課題である。


(最後の正面への礼)
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いつもなら南伊勢まで演武に行ってたはず・・・

2020年08月24日 | 剣道・剣術
毎年恒例の演武は、4月の石清水八幡宮、5月の京都武徳殿、6月の伊勢神宮、
そして8月の南伊勢の愛洲移香斎の剣祖祭で締めくくりとなる。
それが今年は全部中止になってしまった。

特に最後の愛洲移香斎の剣祖祭は、レクレーション的な意味合いもあって、
定宿としている民宿「海晴」での前夜祭では、ご馳走を肴に飲んだくれてしまうのが常である。
(一度、出場メンバーの一人が二日酔いで散々な演武をしたことがあった・・・)

例年ならこの土日は南伊勢で温泉に入り、海の幸をたらふく食らい、
翌日は小野派一刀流の演武をして、他流の演武を見物して過ごすはずだった。

今年は中華ウイルス(俗に言う新型コロナ)のせいで動けず、
仕事をする気にもならず、久々に自宅でゴロゴロしていた。(仕事も少ししたけどね・・・)


(7月に民宿「海晴」に出したハガキ)


(昨年の写真より)


(近くの川には沢ガニがたくさんいる)


(昨年の演武の写真より)


(愛洲は新陰流発祥の地である)

演武はさすがに新陰流系が多いが、縁があって毎年、小野派一刀流として演武に出ている。
来年もどうなるかわからないが、息抜きの旅行も兼ねてぜひまた行きたいものだと思っている。


【参考サイト】

五ヶ所城址「愛洲の館」
https://www.kankomie.or.jp/spot/detail_17921.html
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宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年8月22日)

2020年08月23日 | 剣道・剣術
生駒市民武道館、宝剣会の稽古。
夕立があったので気温は日中より少し下がったが湿度は高い。

本日、七段4名、五段2名の計6名のフルメンバー。
ここでは人数が少ないので休む間が無いのが辛いところ。
湿度が高く着替えるだけで早くも汗が噴き出てきた。

ストレッチ、準備運動のあと集合礼。
切り返し、基本打ちのあと地稽古。4人と稽古が出来た。



大畑五段。面を引き出して・・・



胴を返したが・・・



左手を離してしまっていた。



林田七段。面を引き出して・・まで行かないが胴を返せた・・・
(体勢が崩れているのは遅れたせいである)



しかしやっぱり左手を離してしまっている。



出小手は珍しくキレイに決めた。

最後の一本は、真っすぐ打ってくる面に対して、
「出小手を打とうかな?いや面か?」と迷ったところを真っすぐ打たれてしまった。
動画で見ていても妙な動きをしてしまっているのがわかった。一瞬の迷いは命とりである。



中村五段。向こうが私。
相面になったが竹刀を右に振ってしまっている。
右に振る面の人は多いが、私のはその角度が大き過ぎる気がする。



自分から攻めての面。
どうやら相手の小手打ちを防ぎながら面を打つクセが出ているようだ。



面に打てても、それは「防ぎ打ち」であり、良いとは言えない。

他の画像を見ていたら、竹刀を表から押さえられつつ・・の状態から強引に面に打つ場合も、
押さえられている状態からなので、竹刀を右に振って、抜いて面に打つことがわかった。
これも「中心を取って打つ」のではない。自分の理想とする面打ちでは無い。



石丸師範。ともかく近間からの乱戦荒れまくり。



構えあったらこの間合いという場面が多い。



返されようが叩かれようがひたすら打ちこむ懸かり稽古のようになる。
最後は「参った」と意思表示した途端に竹刀を叩き落され面を打たれて終了。



最後の礼のあと。やれやれ・・・


【感想・反省点】

初太刀の面、小手面は素直に打っている。
どうやら「出小手を警戒しながらの面」の時にクセが出るようだ。
林田七段のように、速い真っすぐの面を打ってくる相手にこれでは打ち負けてしまう。
今後、下の者との稽古の時に意識して直していこうと思う。

胴打ちの左手を離すクセは最近のものである。
これも当然良くは無い。少しでも添えておくことだ。次の課題とする。
きょうも動画のおかげで課題が明確になった。

相変わらずバテバテだが。
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大阪府剣道連盟にて打ち合わせ

2020年08月20日 | 剣道・剣術
とんぼ堂では20年以上も前から剣道のオリジナルキャラクターやグッズを作っている。
もちろん最初は商売では無くて、頼まれ物など少量作っていただけだが、
過去には手拭いやタオル、カンバッチ、キーホルダーなど色々作ってきた。

剣道関係は商売抜きで・・・という考えだから原価にほんの少しの手数料を乗せて販売する。
販売するというより「お手伝いしている」という感じかな?

昨年は、社団法人大阪府剣道連盟に頼まれてキーホルダーを作った。
小さなスペースに色々盛りだくさんでデザインに困って苦労したが、
これが大好評で、すこぶる評判が良かった。



大阪版「剣道の心」
 剣道は自己を耕す剣の道
 剣道は相手を重んじる礼の道
 剣道は生涯かけて学ぶ道

一「腰を立てる」正しい姿勢を身につけよう。
二「何事にも負けない」強い心を持とう。
三 呼ばれたら「はい」と応える素直な心を持とう。
四「整理整頓」ができる気くばりの心を持とう。
五「ありがとう」と言える感謝の心を持とう。

------------------

常任理事のⅠさんから相談があるからと連絡があり、
仕事を早めに終えて南森町の大阪府剣道連盟に向かう。

話は新型コロナ(個人的には武漢ウイルス、中国ウイルス、中共ウイルスと言っている)で、
春からの剣道活動が大幅に縮小、あるいはまったく活動が出来ていないところもあり、
剣道を始めるべき新しい子供たちがおらず、このままでは剣道の世代ギャップが生まれる。
せめては、少しでもこの影響を軽減すべく、剣道連盟としても取り組みたいというもの。


(大阪府剣道連盟で使っているキャラクター)

このキャラクターで何か応援できないかな?

------------------

全日本剣道連盟の剣道の理念と剣道修錬の心構えは下記の通りである。
----------
剣道の理念
剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である

剣道修錬の心構え
剣道を正しく真剣に学び心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して広く人類の平和繁栄に寄与せんとするものである
------------------

この難しい理念と心構えを、どう噛み砕いて子供たちに伝え、
剣道を通じて子供たちが立派に育ってくれるようようにするか?

いろいろ思うことありで考えがまとまらないが、
少しでも子供の剣道人口が伸びて、まっとうな剣道人が増えてくれれば嬉しく思うところである。
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剣道試合、確かに斬ったが旗は上がらなかったのだ。

2020年08月13日 | 剣道・剣術


剣道と剣術(居合を含む)の両方をやっていて疑問に思うことは多い。

若い頃に戸山流(故 徳富太三郎先生の関東戸山流)の手ほどきを受けたが、
巻き藁などを斬る場合、前進して斬っても、斬った瞬間は左足を引き付ける動作までで、
その巻き藁を抜けていくような事はしなかった。


(戸山流の師、徳富太三郎先生)
(徳富先生とは亡くなるまで年賀状を含めお手紙でのお付き合いが続いた)

剣道の試合でも同じ動きをしたことがある。
20年近くも前だが、相手が中途半端に大きく振り上げた右小手を、
左袈裟斬りのような体勢から左足前で刃筋正しく打ち込んだのだ。

それは見事な打ちで、私も一本を確信したし相手も参りましたという顔をした。
「ポンッ!」と軽い音が出るような小手では無い。
「ズバン!」という、日本刀ならば甲冑の籠手もろとも両断するような打ちである。
回りの観客からも「おお~!」という歓声が上がった。
しかし旗は上がらない。3人の審判の誰一人、旗を上げようとしなかった。

おそらく、据え物切りのような打ちで、その場で足を止めたこと、
竹刀の部位は中結部分だったこと(日本刀なら充分斬れる部分なのだが・・)、
しかも体勢は左足前でやや左に傾き、右足を伸ばしたままで引き付けてなかったことが原因だと思う。
おそらく審判の先生方からすれば、普段、目にしたことも無い動きだったのだろう。

小野派一刀流を稽古していても「これは剣道では使えないな」と思うことはよくある。
(根本的に反りの無い竹刀で小野派一刀流を再現するのは無理がある)(これはいつか書きます)
ここが剣術と剣道の乖離部分で、剣道がスポーツと言われる所以であると思う。

というか「試合」そのものが、本来、剣道になじめない部分なのである。
試合を見ていても、打った打たれたの競技性ばかりが目に付くことが多いもので、
「ああ、立派な試合だったなあ」と思えるような、気の練り合いのような試合は少ないものだ。
良い試合は「当たったかどうか」よりも、その前、つまり技前の攻防が見どころなのである。
(ここを誤解して「剣道はスポーツだ」と言う者は何もわかっていないことになる)(これもいつか書きます)

道場での地稽古が好きなのは、剣道形三本目のような「気位の勝ち」も(たまにだが)あるからで、
相手の、技前の無い早った面打ちを、咽喉や胸に剣先を付けて制した場合は剣道形三本目の「位詰め」に似ていると思う。
たまに制されたのに、そのままバンバン面を叩く御仁もおられるが、それはそれで(本人もわかっていると思うが)見苦しい。
つまりは第三者が判定を下せずとも、稽古をしている両者のみが優劣を感じているという場合も少なくない。

高齢者になれば、打ってから走り抜けるようなことも少なくなり、
その場で打って「さあどうだ?」的な剣風もよく見かけるようになる。胴打ちや小手打ちに多い。
しかし、これも一概に良いとは言えないのが難しいところ。
難剣の類の方もおられ、相手にお構いなしに奇抜な技を出しまくって、当ったら「さあどうだ?」という方もおられる。

相手を気で攻め、その起こり間際、技を出し尽くしたところ、
あるいは居付いたところを、刃筋正しく打てることであり、そしてそれは見事な技である。
やはり技前(技を出すまでのところ)が剣道の本質なのだ。
打ったあとに飛びぬける必要は無い。

私もいずれは足腰が弱り身体が動かなくなる。
動ける限りは若い頃から目指して来た剣道の動きを追い求めようと思う。
しかし、徐々に剣術の動きも取り入れて、無理無駄の無い剣風を作りたいものだ。

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なんば養正会(2020年8月10日)

2020年08月11日 | 剣道・剣術


事務所を出る時に外気温を見たら38.2度だった。
バイクなので憂鬱である。本当にバイクは暑い。
「稽古を止めて家に帰ってビールを飲もうか?」としばし迷った。
メーカーが明日から休みに入るので、そのせいで仕事が詰んでしまったのもある。
あまり忙しくて稽古の時間に間に合わないというのも少し嫌なものである。

19時から20時15分までの稽古。
基本稽古の終り頃から参加した。参加者は25人ほど。
本日は6名と稽古が出来た。それぞれ少し長めかも。
本日の課題は、①後ろに反り過ぎない構え、②打つ時にヒカガミが曲がらない、③右に竹刀を振らない の3つ。


手前。やっぱり右に振っている。


右に振り上げてから真っすぐに打っている。
ヒカガミの曲がりはさほどひどくはない。(と思う)
全体的に、身体が右からねじ込むように打っているのが駄目だと思う。


無意識に右に振ってしまうのが悔しい。


向こうから面を打っているのが私。
真っすぐ振り上げ真っすぐ打っているつもりなのだ。


左手前が私。意識して少し重心を前にしている。
構えが反り過ぎるクセは改善された。
反り過ぎると打つ時に体軸が前後にブレまくるのだ。


手前。面を打とうとしたところ。やはり大きく右に振り上げている。


右に振り上げ、そこから真っすぐ打っているのがわかる。

場合によってはこういう打ちもあって良いとは思うが、
問題は、ほぼ全部が同じで、右に振り上げ、右手でねじり込むように面を打っていることだ。
昔やってた「右手打ち」の悪いクセが出ているようで良い気持ちがしない。


小手も、引き出して打ってる小手では無く、後出しの小手である。
このように防ぎながら打つような小手はあまり良くない。


返し胴は何回も決めたが、動画で見ると、思っていたより動作が大き過ぎる。
もっと最小限の動きでシャープに胴は打ちたいものだ。


右側。構えだけは改善された。


【感想・反省点】

動画を確認してわかったのだが、基本稽古の面打ちで、
左足が前に出て「歩み足打ち」になっていることが何回かあった。
あえて、わかっていての「歩み足打ち」なら良いが、無意識の歩み足は良く無い。
地稽古の時は出ないので、なぜそうなるのか不思議である。

ヒカガミの曲がりはかなり改善されたように思う。
ほんのわずかだが、近い間合いから打つようにしたらフォームもよくなるようだ。
遠くから無理に打とうとすると崩れてしまうのがわかった。

右手で振り上げるクセは直らない。
いくつか真っすぐ振り上げている場面もあったので、さらに改善したいものだ。

構えは良くなった。(と思う)
もともと私は猫背で前かがみだったのだ。
それを直そうとして「ふんぞり返った構え」をしていた時期が長かった。
今は意識して、少し重心を前にかけ、ほんの少し前傾している。
試行錯誤して、そのうちベストの構えに仕上がってくるのだと思う。

水分補給用のドリンク(冷水に、砂糖と塩と、ポッカレモンを入れたもの)を準備したのに持って来るのを忘れてしまった。
おかげでバイクで汗をかいた上に、稽古でも大汗かいて、帰りに自販機でむさぼるように水分補給した。
もう若くないのでこういうことは良くは無い。気をつけたいと反省しきり。
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「なで斬り剣法」か「薪割り剣法」か

2020年08月10日 | 剣道・剣術


20年以上前、まだインターネットが無かった頃の話である。
ニフティサーブという電話回線とモデムを使ったテキスト表示だけのパソコン通信で、
確か「剣術フォーラム」だったと思うが、そこで剣風の話になり、そこそこの激論になった事がある。

相手が、あまりに「刃筋が大事、刃筋がいい加減な剣術は駄目だ」というので、
「戦いの場において絶えず動き回る相手に刃筋正しくを追及しても意味は無いのではないか?」
「多少、刃筋がブレていようとも、相手を叩きつけるほうが有効では無いのか?」と発言したら、
「斬れなければ意味はありません」「あなたの剣風はよくわかりました」
「わたしは刃筋を追及した稽古をしますのでこれ以上の議論は無用です」と一方的に話を打ち切られた。

実は、体術巧みに相手の動きの隙を狙って刃筋正しく相手の急所に斬りつける術も、
甲冑に守られた完全防備の相手を甲冑もろとも叩き割る、斬れなくとも撲殺するような術も両方大事なのである。

車に例えて言えば、スポーツカーとラリーカーのように状況が変われば優位性も異なるし、使い道も違うということだ。
もっと極端に言えば「レースカーとトラクターはどちらが強いんですか?」みたいな問答である。
噛み合うわけは無いのだ。

素面素篭手なら「なで斬り剣法」でも有効だが、相手が鎧兜で身を守っていた場合は「薪割り剣法」も必要になってくる。
「いや、鎧兜で守っていても、鎧兜には隙があり、わが流派はそこを狙うのです」みたいな究極論を言っているのではなく、
刃筋うんぬんよりも、相手より早く打撃(斬れないので叩きつける)するほうが実戦的で効果的ではないか?ということだ。
(突き刺した方が効果的・・・というのは別の理論になる)

斬るというのは本当に難しい。

若い頃、巻き藁や畳表を随分切ったことがある。
太さは10センチ~20センチで前の日から水に漬けておいたものである。
巻き藁を切るには手の内と刃筋が重要で、この2つが出来ていれば驚くほど簡単に巻き藁は切れる。
力もスピードも必要無いし、切っ先でもモノ打ちでも鍔元でも切れる。
「鍔元では切れない」なんてことはまったくない無い。
個人的には物打ちより手前、刀身で言えば切っ先から3分の1ぐらいが切り易かったと記憶している。
打ちおろすスピードと力の加減が自分的には一番バランスが良かったのだ。
だから「切っ先三寸が一番斬れる」という一般的な定説にも疑問を持ったままである。
というか、実戦的には「どの部分で斬るべきか?」なんてことを考えている余裕は無いから無意味なのだ。

青竹に藁を巻き付けて「青竹入り巻き藁」を作って切ったが、これもまあ楽に切れた。
しかし青竹を乾燥した竹に変えると難しくなる。
手の内と刃筋+ある程度の力が必要になるのだが、バランスが狂うと刃筋が狂うのか切れなくなる。
乾燥した竹に刃が当たる瞬間、刃筋が狂っていると竹の表面に弾かれ刃筋がブレるのだ。

さらに。この乾燥竹入り巻き藁に古い剣道着を巻き付けたら途端に斬れなくなる。
これだけは私の腕ではどうしても両断することが出来なかった。
だから「斬る技術も大事だが、相手より速く強く打つ技術も大事」と思ったのだ。
そして、打つにはモノ打ち(切っ先三寸)が一番有効だろうな・・・とも思っている。

当時は古流だけをやっている者と、剣道だけをやっている者との意見の相違が目立った。
今回のテーマと少し似ている相違だが古流と剣道は目的が異なるのだ。
「武道としての剣道の目的」は、また別の機会にここで述べたいと思っている。
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宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年8月8日)

2020年08月09日 | 剣道・剣術
生駒市民武道館、宝剣会の稽古。
気温31度、湿度58%、風無し。

本日は七段2名、五段2名の計4名のみ。
先週と同じく着替えるだけで汗が噴き出てきた。
4名で良かった。6名では身体が持たない。

本日も中華アクションカメラを設置。
下の画像は動画のキャプチャを編集したもの。


(奥の左が私)

意識していたのか先週よりはマシである。
しかし満足ではない。打ちに勢いが見られない。
暑さのせいばかりでは無い。


(同じく、奥の左が私)

重心を真ん中にしているつもりだが、画像を見ると左足に重心がかかっているように見える。
左足に7、右足に3という配力加減のはずが重心の配分に化けてしまっているのだ。
このためにどうしても打ち込むときに体軸が前後にブレてしまう。


(胴打ちの感覚は戻ってきたようだ)


(石丸師範との稽古)

蹲踞の間合が近いので、立ち上がるとこの間になる。
このあと左右と移動して本来の間合に戻れた。


(初太刀の面)

やはりヒカガミが曲がり、竹刀は右方向に振っている。
夢中になるとこのようになってしまうのだ。







いつも通りに胴に返される。



きょうはともかく面打ちの稽古と考え、ひたすら打ち込む。


(最後の一本と言われたあとの構え)

自分的にはこれぐらいの体勢のほうが理想的と思える。



このあと相面になる。お互いに決まらない。



そのあと、だんだん懸かり稽古のような感じになった。
小手に来るのは上から落して、ともかくへとへとになりながら面ばかり打ち込んだ。
勢いは無いが、フォーム的にはかなり改善されてきたように思える。
無駄な力や無意識のクセが出なくなるからなのかも知れない。


【感想・反省点】

本日、面打ちに意識をおいて稽古をしてみた。
少しでも気を抜くと悪いクセが出ることがわかる。
基本打ちでは出来ても地稽古の中で崩れることが多い。
かなり意識を集中してクセを直さねばならない。
胴打ちの感覚が戻ってきたのは良かった。
バテ過ぎ。スタミナが欲しいところ。
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なんば養正会(2020年8月3日)

2020年08月04日 | 剣道・剣術
19時から20時15分まで。参加者30人ほど。
本日より通常の稽古に戻る。基本稽古のあとは自由稽古。
一応、3分刻みでホイッスルが鳴るのでそれを目安に稽古する。
本日は8名と稽古が出来た。出来たがその内容が悪かった。

本日は常用の少し良いアクションカメラが調子が悪く、
ドラレコに使っている別の安物中華アクションカメラで撮影。
予想以上に画質が悪かったのでガッカリした。
以下は動画のキャプチャーから。



面に行こうとするところ。
剣先が右方向に下がり、ヒカガミが曲がってしまっている。



これもまったく同じ。



竹刀を振りかぶる時に剣先が右に振れている。



不用意に右足が上がり、剣先が右方向に上げている。
このあと、右手で押し込むように真っ直ぐ打って、面に当たってはいるが・・・



これもまったく同じ。
角度が右45度になっている。
なんじゃこれは!!


【感想・反省点】

最初の基本打ちの時は、小さく鋭く真っすぐ面を打てたのだが、
いざ地稽古になると悪いクセが出始めてしまうようだ。

ヒカガミを曲げるクセ。
大きく振り上げるクセ。
剣先が右方向に上げてしまうクセ。

ヒカガミを曲げてしまうのは、遠くに飛びたいという気持ちがあるからだと思う。
面打ちのキレイな人の打ちを見ると必ずしも遠くに飛んでいるわけでは無い。
理想的な形はわかっているので、ここは独り稽古と基本打ちで修正していこうと思う。

竹刀を右方向に振り上げるクセは、相手の出小手を表から擦りあげて打つのと、
一刀流の切り落とし、その2つの技が悪いクセとなって複合的に表れているような気がする。
基本打ちでは左手主導で真っすぐキレイに打てているが地稽古ではサッパリ駄目になる。
右手で振り上げる古いクセは直したつもりだったが夢中になるとつい出てきてしまうのだろう。

地稽古で「打った打たれた」から遠ざかる必要があると思う。
いくら基本で出来ても実戦で崩れるようでは何の意味も無い。
最近、動画を見て反省するばかりで良いとこ無しで意気消沈しているが、めげずに努力を続けたい。
迷ったら基本に戻るしか無い。
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宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年8月1日)

2020年08月02日 | 剣道・剣術
宝剣会総勢6名(七段4名、五段2名)。
着替えるだけで汗が出てくる。
ストレッチと素振りだけで呼吸が荒くなる。
基本稽古が終わった頃には左足がパンパンになっていた。
そのまま稽古に突入。大丈夫か?

本日も中華アクションカメラを設置。
下の画像は動画のキャプチャを編集したもの。


(最初は林田七段との稽古、向こうが私)

構えは少し改善されたように思う。
重心は真ん中、配力を左にかける気持ちだが、実際にどうなのか自信が無い。


(右が私、低く構える林田七段に合わせてこちらも低く構えている)

木曜日に教わった「左拳を少し下げてみる」をすっかり忘れていた。
いつも低く構える相手に、同じように低く構えてしまい、いつの間にか先に取られることが多い。


(右足出して攻め足)


(面を打ってきたので右足右に出して返して・・・)


(胴を打ったが体勢が崩れているのがイマイチ)

久々に攻めてからの返し胴が決まった。
体勢が崩れているのは気持ちに余裕が無いからである。


(最後の一本勝負で面を打たれた)

林田七段の面は遠間からの小さく無駄のない面だ。
やや上半身が前に倒れるが、その角度は自然で、左足と上半身が一体となっている。
対し、私の面は左のヒカガミが曲がって、そのせいか上半身を立てたままで出遅れてしまう。
うまくすると相手の面を切り落とすことも出来るが、勢いのある面打ちには負けてしまう。
この面も、竹刀の先革が面金に当たり厳密には一本にならないかも知れないが自分的には一本取られた。


(有山七段との稽古)

最初に小手を打ったが、途中で面に行こうとするところを見事な出小手を戴いた。
最後の一本は出小手を誘っての抜き面を決めたが、お互いに息も絶え絶えで良い稽古では無かった。


(石丸師範との稽古)

初太刀は面と決めていたので面に行くが、返し胴を察知したのか担ぎ面に変化してしまった。
この担ぎ面は時々無意識に出る悪いクセである。動画を見てはじめて担ぎ面を打ったのに気付いた。


(面を打つが・・・)


(返し胴を食らう)

不思議なのは、動画で確認すると面が入ってから返し胴を打たれている。
返し胴があまりに強烈のため「不充分な面に対して返し胴を打たれた」という気持ちになってしまう。


(近間で迷ってしまっていたら・・・)


(するすると間合いに入られ、手元を上げたところを小手を戴く)

石丸師範との稽古は中結が交わるところから始まるので、最初から迷ってばかりいる。
元気があればガンガン打ち込むのだが、この暑さの中で体力は残っていない。
しかしながらこの間合いで手元を上げてしまったのは失敗だ。
最後の一本も同じような小手を打たれておしまい。


(基本の面打ちで左足が前に出て・・・)


(そこから右足が出て打っている)

稽古の中で左足が右足より前に出ることは無いが、
基本打ち、それも遠間から入っていくような面打ちの時に左足が右足を越すクセが出る。
まったく意識していないのがやっかいなところである。
基本打ちでは、もう少し丁寧に面を打たねばなければならないと反省。


【感想・反省点】

丁寧な稽古をするつもりだったが暑さで完全にバテてしまった。
途中で意識がもうろうとしてきたほど。
このような時は地稽古などせずに、基本打ちをしたほうが良いと思った。
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なんば養正会(2020年7月27日)

2020年07月28日 | 剣道・剣術
19時から20時15分まで。
集まったのは30人ほど。
ストレッチ、準備運動のあと素振り。
面を着けて基本稽古。19時40分過ぎから30分間の地稽古。
3分刻みでホイッスルが鳴るのでそれを目安に稽古する。
本日は8名と稽古が出来た。

---------------

基本稽古では「面打ちを正しくやろう」と心に決めていた。

が、動画を見て愕然とした。
基本稽古の面打ち5本のうち3本が歩み足で打っていた。
一歩入って左足を引き付け、ほんの瞬間止めて打ったつもりが、止めてから左足が出てしまう。


(構えたところ、いつもより意識して重心は前にかけた)


(右足を出して前に出る)


(左足を引き付け、いったん止まる)


(まったく意識してなかったが左足が前に出ている)


(結果、歩み足から面を打っている)

これを見て自分自身がイヤになった。
自分が考えてもいない動きをしているわけだ。
意識していないミス・・・これは矯正が可能なんだろうか?


(地稽古の一場面・・・ヒカガミばかり意識していた)

じっくり動画を見たが、不思議なことに地稽古では歩み足で打つ場面は無かった。
ヒカガミを曲げて打つクセはやはり出る。でも曲げないで打つ場面もいくつかあった。

漫然と稽古するのでは無く、足を意識した稽古を続けるようにする。
基本稽古で足がおかしくなるのは意識し過ぎてしまうせいだと思う。
木曜会で行うような、近い間合いでのゆっくりした面打ちから始め、
もっと間合いを意識して、間合いに応じた面打ちを心がけたら治せるような気もする。


(終りの礼、人数が多いので密にならないように注意し合った)
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宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年7月25日)

2020年07月26日 | 剣道・剣術
本日も宝剣会総勢6名(七段4名、五段2名)が集まった。

稽古は全体休憩あり、個別に休憩もありで、
いつもなら基本稽古のあと、連続5人稽古だが時間切れで、
結果4人と稽古しただけだったが呼吸が苦しく大変だった。
マスクをすると最初はまだマシだが、汗で湿ってくると通気性は落ちてくる。
特に25日は気温はさほど高くは無いが湿度が高かったので尚更であった。

本日も中華製アクションカメラを設置した。
電池はフル充電でも画質1080Pで30~40分ほどしか持たないみたいだ。
下の画像は動画のキャプチャを編集したもの。


(切り返しと基本打ち稽古)


(石丸師範と私)(最初だけ間合は普通である)


(初太刀は面と決めている・・・当然、返し胴を打たれる)


(そのあとの始まりの間合はこの距離になる・・・この間合いでは何をして良いかわからなくなる)


(面を打つところ、その1・・・打とうと始動しかけたところ)


(面を打つところ、その2・・・右足が前に前進しているところ)


(面を打つところ、その3・・・ここでヒカガミが曲がってしまう)

意識していたのだが、まだまだ駄目だ。


(最後の1本勝負・・・このあとするすると手元まで入られ小手面を頂戴する)


(林田七段に面を打つところ、その1)


(林田七段に面を打つところ、その2)

打とうとした時、身体が真っすぐの状態から後ろに傾斜し、それから前傾してしまうのが気になる。
打つ前、打つ時、打った時の姿勢の崩れ。これは直さねばならない。


(画面の右奥が私、中村五段に面を打つところ・・・ヒカガミ、体勢、右足の出し方に難あり)


(稽古終盤)


【感想・反省点】

意識していたせいか、これでも先週よりは体勢の崩れはマシだった。
特に横方向の大きな崩れは少し改善されたと思う。

中村五段に3回返し胴を決めたが、なぜかわかった。
中村五段は面が得意だが、面を打つ時に必ず左足が曲がってしまう。跳躍力で飛んでくる。
打とうとした時に若干頭が下がり始めるので、その始まりがわかると容易に返し胴が打てるのだ。

起こりを見せないためにも左足の使い方は重要である。
前後の体勢の崩れも左足の使い方が悪いからだ。

あと思ったのは、小さく振っているつもりでも竹刀の角度はけっこう大きいということ。
もう少し角度を小さくして手首のスナップで打てるようになりたい。
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