稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会(2020年8月10日)

2020年08月11日 | 剣道・剣術


事務所を出る時に外気温を見たら38.2度だった。
バイクなので憂鬱である。本当にバイクは暑い。
「稽古を止めて家に帰ってビールを飲もうか?」としばし迷った。
メーカーが明日から休みに入るので、そのせいで仕事が詰んでしまったのもある。
あまり忙しくて稽古の時間に間に合わないというのも少し嫌なものである。

19時から20時15分までの稽古。
基本稽古の終り頃から参加した。参加者は25人ほど。
本日は6名と稽古が出来た。それぞれ少し長めかも。
本日の課題は、①後ろに反り過ぎない構え、②打つ時にヒカガミが曲がらない、③右に竹刀を振らない の3つ。


手前。やっぱり右に振っている。


右に振り上げてから真っすぐに打っている。
ヒカガミの曲がりはさほどひどくはない。(と思う)
全体的に、身体が右からねじ込むように打っているのが駄目だと思う。


無意識に右に振ってしまうのが悔しい。


向こうから面を打っているのが私。
真っすぐ振り上げ真っすぐ打っているつもりなのだ。


左手前が私。意識して少し重心を前にしている。
構えが反り過ぎるクセは改善された。
反り過ぎると打つ時に体軸が前後にブレまくるのだ。


手前。面を打とうとしたところ。やはり大きく右に振り上げている。


右に振り上げ、そこから真っすぐ打っているのがわかる。

場合によってはこういう打ちもあって良いとは思うが、
問題は、ほぼ全部が同じで、右に振り上げ、右手でねじり込むように面を打っていることだ。
昔やってた「右手打ち」の悪いクセが出ているようで良い気持ちがしない。


小手も、引き出して打ってる小手では無く、後出しの小手である。
このように防ぎながら打つような小手はあまり良くない。


返し胴は何回も決めたが、動画で見ると、思っていたより動作が大き過ぎる。
もっと最小限の動きでシャープに胴は打ちたいものだ。


右側。構えだけは改善された。


【感想・反省点】

動画を確認してわかったのだが、基本稽古の面打ちで、
左足が前に出て「歩み足打ち」になっていることが何回かあった。
あえて、わかっていての「歩み足打ち」なら良いが、無意識の歩み足は良く無い。
地稽古の時は出ないので、なぜそうなるのか不思議である。

ヒカガミの曲がりはかなり改善されたように思う。
ほんのわずかだが、近い間合いから打つようにしたらフォームもよくなるようだ。
遠くから無理に打とうとすると崩れてしまうのがわかった。

右手で振り上げるクセは直らない。
いくつか真っすぐ振り上げている場面もあったので、さらに改善したいものだ。

構えは良くなった。(と思う)
もともと私は猫背で前かがみだったのだ。
それを直そうとして「ふんぞり返った構え」をしていた時期が長かった。
今は意識して、少し重心を前にかけ、ほんの少し前傾している。
試行錯誤して、そのうちベストの構えに仕上がってくるのだと思う。

水分補給用のドリンク(冷水に、砂糖と塩と、ポッカレモンを入れたもの)を準備したのに持って来るのを忘れてしまった。
おかげでバイクで汗をかいた上に、稽古でも大汗かいて、帰りに自販機でむさぼるように水分補給した。
もう若くないのでこういうことは良くは無い。気をつけたいと反省しきり。
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