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稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

第42回青朝会日本水墨画展に行ってきた。(2020年9月27日)

2020年09月28日 | 剣道・剣術


長正館の井上館長が出展されているので毎年恒例の水墨画展。
大阪は天王寺の大阪市立美術館。27日が最終日。


(井上勝由「竹富島寸景」)

これは沖縄旅行に行った時の風景だそうな。


(井上勝由「自画像」)

これは私が撮った長正館の稽古写真を元に、風景を武徳殿に変えて描いたそうな。


(自画像を前に井上勝由館長)

それにしてもお元気だ。
現在、御年93才、今年12月に94才とは信じられないほどだ。
若い頃から好きな剣道を続け、絵の趣味をお持ちなのが健康の秘訣なのだろう。



写真を撮っていたら、一刀流同門のMさんもやってきた。
彼は新陰流を修業しながら一刀流も並行して学んでいる。





たまには古女房とツーショット。

家を出る時に「帰りは焼肉でも食って帰ろう」と言ってたのだが、
結局、焼肉屋には寄らず、松屋で「カルビ焼き定食」を食べて帰った。

コスパは最高である。
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生駒市武道館 宝剣会(2020年9月26日夜)

2020年09月27日 | 剣道・剣術
忙しい時に不意の用事が出来るものですっかり仕事が押してしまった。
あわてて準備する。間に合うか間に合わないか。

焦る気持ちながらも安全運転で生駒山を超える。
道は混んでいる。なぜ今日に限って混んでいるのだろう。

けっきょく15kmの移動距離で1時間ちょっとかかってしまった。
(直線距離なら事務所から生駒市武道館は5kmしか離れていない)

到着したら稽古は終盤だった。時間は18時50分。
昔は19時から始まる稽古だったのに、だんだん早くなったのだ。
こういう、なし崩し的な変更は仕事を終えてから参加する身には困る。

道が空いていれば2人ほどは稽古出来たと思う。
H田七段とは先週のリベンジ稽古をしたかったのに。残念!


(到着したら、すでに稽古は終わりかけだった。「もう終わりやで」と言われたところ。)


(場外から礼だけ参加)


【感想・反省点】

稽古後に、来年の六段審査を控えているN村五段にアドバイス。
面を打ったあと、振り返って構えるまでの所作である。
五段クラスでも、この所作が出来ていない者は多い。
教えるほうも間違っていることも多い。(昔、私もいい加減な指導を受けた)

六段審査は指導者としての総合的な資格も問われる。
すべての動作に指導者としての素質を問われているのだ。

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さて、今後の宝剣会の稽古への参加だが、
仕事との折り合いが付かないため10月からは月に2回の参加にしようと思う。
仕事あっての稽古だし慌て急いで交通事故を起こしてもつまらない。
残念だが仕方が無い。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年9月26日午前)

2020年09月26日 | 剣道・剣術
自宅で仕事を一段落させてから稽古に行く。
先週は長正館虎の穴稽古で休んだので2週間ぶり。
計、七段2名、五段1名、四段1名、三段1名と小学生の6人。

基本稽古はほぼ終わっていて前半の回り稽古から参加した。
後半稽古はH四段の五段審査立ち合い稽古と地稽古。


(前半の最後は回り稽古)


(後半は五段審査の立ち合い稽古から始まった)

五段の審査稽古は五段のつもりになってる・・・つもり。
五段はともかく勢いが大事。打てると思ったら打って打ち勝つこと。
礼をしてから1分しか無いのだ。攻めて打つ。攻めて返す。ともかく勢いだ。

あと、打ってから振り返って「一歩入って構えるのが大事」と指導をした。
これは木曜会の受け売りだが大事なことだ。見栄えがまったく違うのだ。


(そのあとは地稽古組と、木刀基本稽古組に分かれて稽古)


【感想・反省点】

地稽古はともかく気迫を意識してみた。
あと、慎重に「いつでも打てる状態で」間合いを詰め、ここだと思ったら面を打ってみた。
うまく行かないことも多い。まだまだ振りが大きく遅れてしまっているような気もする。
ヒカガミは曲げずに打てる時もある。方向性は間違っていないと思う。

(同日夜の宝剣会の稽古は明日に書く予定です)
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長正館剣道定例稽古(2020年9月23日)

2020年09月24日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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稽古参加者名簿を作り直し、消毒チェックリストを使いやすいように作り替えた。
最近は本業よりも稽古関連の作業で忙しい。

参加者は井上館長、あと大人7名+中学生のTちゃんで、計9名。



時間があったのでTちゃんと「木刀による剣道基本技稽古法」の稽古をする。
私の方が間違ってしまった。私が3級を受けたら落っこちるかもしれない。



稽古は6名で基本打ちから始まる。
久々の者もいるので息を整える時間を入れる。
久々の者は、マスクとマウスガードの着用には、やはり違和感があるようだ。



七か月ぶりの地稽古が始まる。
右端の井上館長は御年93才。コロナ前と変わらない稽古をされているのは驚きだ。

私は「きょうの面打ちは大きく振りかぶらずにしよう」と思っていた。
自分では面の上、30~40センチ上のつもりだが、思っている振り幅よりも大きいことが確認できた。



F六段の面はヒカガミの曲がらない打ちをする。見習いたい。





稽古終了


【感想・反省点】

構え、姿勢、振り上げ幅、ヒカガミ、動き・・・

悪いクセを無くそうと意識していたが、夢中になると出来なくなる。
永年のクセはそうすぐには直らない。気長にやるしか無い。
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島本町、無門会での稽古(2020年9月21日)

2020年09月22日 | 剣道・剣術
島本町立第二小学校。16時~17時半まで「無門会」の稽古。合計16名かな?
さほど暑くも無いがマスクをすると息苦しい。どうやら私と摂津のWさんとが最年長のようだ。



16時ちょうどから稽古が始まった。



右から2組目の向こう側。胴を打つが美しくは無い。強く打ち過ぎたせいだと思う。



小さく面を打っているつもり。もう少し振り幅を小さくしたいと思っている。
というより、左拳がまったく上がっていない。
左拳をせめて肩の高さまで上げて小さく鋭く打ちたいのに・・・



面打ちの鋭いK西先生の面は左拳は胸まで、剣先は相手の頭上までである。う~ん。



T田六段と。
相面の打ち合いをするとリキミが無くなるせいかフォームがマシになってくる。
ということは普段は力が入り過ぎているということか。



K西先生の面に乗られてしまう。
面金で浅いとは思うが一本になる打ちだ。



最後は私の鈍足面を出小手を取られて終了。



稽古終了。私は右端で映っていない。


【感想・反省点】

構えが安定していない。もっと自信を持ってドンと構えるべき。
交刃の間で不用意に竹刀を上下にし過ぎていると思う。
面を打つ時に右手で剣先を右上方向に振り上げるクセがまだ出る。

本日は、六段5名、七段3名の計8人と稽古が出来た。
初めての方、久しぶりの方とも稽古が出来て、自分の悪いクセがたくさん出た。
自分の悪いクセは本当に直せないものだと情けなくなった。
ほとほと自分の剣道に嫌気がさす。道は遠いが良い稽古会だった。
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尊聞行知(そんぶんぎょうち)

2020年09月21日 | 剣道・剣術


19日の長正館虎の穴稽古で、Yちゃんの木刀に彫られた四文字。

尊聞行知(そんぶんぎょうち)とは、
前漢の時代の儒学者、董 仲舒(とう ちゅうじょ)の言葉らしい。
文字通りに読むと「聞くことを尊び行いを知る」となる。

意味は「人の話をよく聞いて、しっかり理解してから行動しなさい」になるだろう。
剣道が上達する秘訣に「打って反省。打たれて感謝」という言葉がある。
むやみやたらに稽古の量ばかり増やしても上達はしないのである。

先日も木曜会(誠先生の剣道教室)で、
「素振り一つでも正しくない素振りをいくらしても無駄になる」
「間違った素振りは10本振れば10本分、100本振れば100本分下手になる」
「素振りは数では無く、正しい素振りを10本20本するだけでも上達するものだ」と教わった。

師の言葉を右から左に聞き流していては上達はしない。
間違った解釈をしても上達はしない。
素振り一つでも奥は深いのだ。
振っていて自分が正しく振れているか本当に不安になるものだ。

まずは師の話を受け止める素直な心が無ければならない。
そして実行し、反省し、修正し、また実行していくという繰り返し。

この日は、木刀の文字から「尊聞行知」という良い言葉を知った。



素直な子は真っすぐ伸びる。
剣道は教えながら、教える自分が学ぶことも多い。
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生駒市武道館 宝剣会(2020年9月19日夜)

2020年09月20日 | 剣道・剣術
午前中の長正館虎の穴特訓のあと姉妹を送り届けK芦五段と食事。
そのあと事務所に戻って仕事。眠いがひたすら頑張る。
あっという間に時間が過ぎて出る時間になっても終わらない。
無理やり片付けて準備して生駒山を越えて生駒市武道館。
着いたらもう稽古は始まっていた。焦る焦る・・・

本日はフルメンバー。七段4名、五段2名の計6人。
気温は30度を少し超える程度。湿度は先週よりは低い。
地稽古から参加。全員と稽古が出来た。


(遅れて行ったので慌てて面を着けているところ)



一人目はA山七段に懸かる。右が私。
初太刀は面と決めていたのに小手面を打ってしまう。返し技への恐怖から。
こういうところが私の駄目なところで、返し技が得意な相手に、無難な小手面を打ってしまうのだ。
小手も中途半端、面も中途半端なのだ。



相小手から面を打ったところ。
出小手狙いに対して相小手面を打つのは木曜会の稽古の賜物である。



O畑五段との初太刀は面に行くが、ヒカガミが曲がり過ぎた不細工な面になってしまった。
ヒカガミの曲がるクセは基本打ちでも意識していないと曲がってしまう。
いま、どうして良いかわからない悩みである。



H田七段との初太刀は相面となる。当たるが軽い。



右が私。H田七段は正剣で、遠間触刃から始まり、ここでは一番、自分の求める稽古が出来る。



遠間からの担ぎ面を打ったがこれは邪剣である。打って反省の類い。



最後の一本で相面になり打たれてしまった。
動画で確認すると、前回も反省したが、私の振り上げは大き過ぎるので遅れてしまうのである。
小さく鋭い面を会得しなければ相面は負けてしまうのだと感じている。



N村五段への胴は水平切りになってしまった。垂れを打ったかも知れない。
力が入り過ぎているような気がする。



石丸師範。初太刀は面。返されても面。痛くても面。



乱戦の中で打てる場面もある。
まともに構え合ったところからは打てない。



無事に終了。やれやれ・・・
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長正館虎の穴?特訓稽古(2020年9月19日)

2020年09月19日 | 剣道・剣術
5時50分起床。
6時25分自宅出発。
余裕で行けると思ったが途中で渋滞にはまる。
仕方が無く高速に乗る。7時15分にK芦先輩を拾う。
7時40分にYちゃんTちゃん姉妹を拾って合計4人、大阪市内の虎の穴へ向かう。

ここは2017年に取り壊された長正館とほぼ同じ広さである。
大きさだけ同じでも何故か懐かしい気持ちになってしまった。

8時半から練習生5人と指導者が稽古を開始した。
我々は横で日本剣道形と木刀による剣道基本技稽古法を稽古する。
動画を見てわかったつもりでも実際に相手がいるのは勝手が違うものである。
相手を変えて集中稽古するのは良いことだ。終りには全員が見違えるようになった。



3級審査のTちゃんは虎の穴の基本稽古に参加させてもらった。
久々の本格的な稽古で足の皮が剥けてしまったようだ。
ここは地獄の虎の穴。絆創膏を貼って稽古を続行する。

目的は10月4日の修道館の級審査対策と、別会場の段審査対策。
特に形の稽古は普段あまりやっていないのでここで猛特訓というわけだ。



ありがたいことに、3級審査の実技の模擬もやってもらった。
切返し、面打ち2回、小手面打ち2回、そして面2本と小手面2本の打ち込み。
実際に同じ中学生同士で稽古するとより実際の審査のイメージが掴みやすい。

あとは地稽古。
終了後に段を受ける者は日本剣道形、級審査の者は木刀による剣道基本技稽古法。
終了したのは12時を回っていた。実に3時間半を越える特訓稽古である。

本日の秘密の虎の穴稽古。
受審者には良い稽古になったと思う。



地稽古では崩れてしまう自分にヤキモキしていた。
勝負を意識するとどうしても理想の形から崩れてしまうのだ。

夕方まで仕事。
これから準備して夜の稽古に行く予定。
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長正館剣道定例稽古(2020年9月16日)

2020年09月17日 | 剣道・剣術
2月26日以来の稽古である。
仕事を早めに終えて早めに出たが、妙に道が混んでいる。
遅れるのはイヤだったので高速を使う。高速道路の渋滞は無かった。
稽古は19時半からだが18時50分に入れた。
体育館の窓と扉を開け、準備してきた検温計と記入用紙、名簿を出す。

消毒についての打ち合わせなどしていたら、けっきょく始めるのは19時40分になってしまった。
まあ、本日は顔合わせみたいなものだ。

集まったのは大人が6名、子供が4名、見学者2名。
稽古の内容は基本打ちだけ。号令はK芦五段に任せる。
任せたら20時40分には終わってしまっていた。
「もう終わり?」と聞くと終りだという。拍子抜けした。
ほとんどが2月以来稽古はしていないので仕方が無い。焦るのは禁物である。



七か月ぶりなので、少し基本を忘れている子供もいた。
館長から「ちゃんと指導してやってくれ」と言われたが、ま、それは次回から。



終ってから「木刀による剣道基本技稽古法」の稽古をする。
動画を見て覚えたつもりだが、対人稽古となると勝手が違って自信が無い。
この土曜日に強化稽古をするつもり。

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【感想・反省点】

稽古もしていないのに妙に疲れてしまった。
精一杯準備したつもりでも細かいところを言えば不備があるのは仕方が無い。

来週からは軌道に乗れるかな?
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稽古再開の準備作業

2020年09月16日 | 剣道・剣術


本日の夜から長正館の定例稽古を再開する。
前回、稽古をしたのは2月26日だから、実に七か月ぶりになる。

全員元気に来るだろうか?
稽古を再開するにしても、七か月間何もしてこなかった者もいるだろうし、
と言って、来月に昇段審査を控えた者は本格的な稽古を望むだろう。

稽古の内容は、皆の顔を見てから考えるにしても、
稽古を再開するのは色々と準備が必要である。

まずはガイドラインの作成。
これは、なんば養正会のものを参考にした。

ともかく消毒液、マスク、ガード、除菌ウエットティシュ、検温計が必要だ。
マスクは先月、剣道連盟で貰ったパナソニックのものがある。
マウスガードは、井上先生用のは買っておいた。
忘れた者のために、自作の透明下敷きで作った物を持って行こう。
消毒液と検温計と除菌ウエットティシュは近くのホームセンターとドラッグストアで安い物を買った。

除菌ウエットティシュは不要かも知れないが念のため。



そうそう、検温して、名簿に体温を記入しなくっちゃ。
そうなると名簿をまず作らなくっちゃ。。
名簿なんて無いから、一から作らなくちゃ。。。



名簿は、スマホの連絡先、郵便物、審査や試合の申込書の控えなどから拾った。
あんがい手間がかかるものだ。もっと早めに準備しようと思ってたが、なかなか出来ないもんだ。

仕事の合い間に作っていたら時間が無くなった。
そういうわけで、あわただしく、本日のブログをUPする次第だ。

いまから体温の記入表を作って、それから稽古の準備。
そのあと仕事の締めをしなくっちゃ。さあ大変だ!
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生駒市武道館 宝剣会(2020年9月12日夜)

2020年09月14日 | 剣道・剣術


午前の往馬玄武会の稽古のあとは生駒山を越えて事務所まで。
最近、土曜日の註文が多く先週に続き仮眠も出来ず疲れが溜まったままである。

無理やり仕事を終えて旧阪奈道路で山を越えて生駒市武道館まで。
本日はA山七段はお休み。七段3名、五段2名の計5人。
気温は30度ちょいだが湿度が異常に高い。午前より大変。マスクをすると息苦しい。
ストレッチ、体操のあと基本稽古。あと地稽古。



地稽古で胴打ちは何回かやってみた。
やっと以前のようにまともになってきた。



間合いが近いところから始まる稽古。
手を伸ばし、鍔もろとも小手を打って手元を上げさせ、上がった小手を打ってそのまま渡って面を打った。



見え見えの面を打つと返し胴を食らうので、途中で竹刀の軌道を変えて(返し胴狙いで上がった)小手を打つ。
しかし、打てたとしても「横から打つな」と叱られる打ち方なのである。



最後の一本では奇策をせず、攻め溜めからの面打ちをすることにしている。
これは必ず返し胴の餌食になるが、いつか通用する日が来ることを信じている。

このあと、打ち込みと切り返しが続く。
一番苦しい時間で、終ると息も絶え絶えになる。


(稽古終了)


【感想・反省点】

H田七段の面は私より速い。浅くて軽いがともかく速い。
ぎりぎり有効打突となる絶妙な面である。

なぜ早いのか、彼との稽古動画を何回も見た。
動作の起りはほぼ同時である。
彼の予備動作と私の予備動作は方法は異なるが同時と言って良い。
振り上げるタイミングも同じ。そこからが違った。

私が大きく垂直以以上に振り上げるのに対し、彼は相手の面の上までしか振り上げない。
つまり垂直にもならないところでコンパクトに振り上げ振り下ろしている。
最後の一本は相面で打てたが、それはたまたま彼の竹刀が逸れただけのこと。
あのようなコンパクトな鋭い打ちは私の苦手なところだが、少し意識して稽古してみようと思った。

石丸師範との稽古は、自分の心臓と、肺と、筋肉を鍛える良い機会だと捉えている。
そう考えだしてから、少し前向きに考えられるようになった。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年9月12日午前)

2020年09月13日 | 剣道・剣術


先週と同じく自宅で仕事をしてから稽古に行く。
基本稽古は終わっていて、前半稽古の回り稽古から参加した。
後半稽古は面打ちばかりお願いする。
面を速く打ちたいが速く打つと崩れる。
崩れないで打とうとすると超スローになってしまう。これはジレンマだ。
そのあとは2分間隔の回り稽古。七段2名、五段1名、四段1名、三段1名と小学生の6人。



礼をして蹲踞して立ち上がって構え発声し触刃まで入る・・・までは良い。
触刃から打ち間の距離感、それがわかっていないために出遅れる感じがする。
剣先の威力が無く、攻めが効いていないせいもあるのだと思う。

最後は元に立ち、五段、四段、三段と審査を意識した3分程度の互角稽古。



相手の手元が上がる瞬間を捉えて小手を打った。
面を打つ時に右手で打つクセのある者は右の肘が曲がってしまう。
これは恰好の出小手の餌食となる。(自分への反省も込めて)



面は打てても、なぜか気剣体一致で無いように思っている。
何回も動画を見直したが、打つ時に体幹体軸がブレているせいなのかも知れない。


【感想・反省点】

どうも誰と稽古しても遅れてしまうことが多いのだ。
攻め入るのは良いが、相手が動作を起こしてから動こうとしている。
兆し(キザシ)を察して、その起こりを制するようにしなければならない。

(仕事が忙しく、同日夜の宝剣会の稽古は明日書く予定です)
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なんば養正会(2020年9月7日)

2020年09月08日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30名ぐらい。
基本稽古の後半から参加。8人と稽古。



最初は千葉の名門、松風館のT氏(七段)との稽古。
松風館は千葉の松戸市にあり、岩立三郎範士の指導する道場である。
千葉市在住時代は岩立範士の講習会にも何回か出席したことがある。



T氏の崩れない正しい剣道に対して崩れっぱなしだった。



S氏(四段)との稽古。
胴打ちでのクセ(過剰な動き)は改善されたと思う。


(終りの正面への礼)


【感想・反省点】

動画を見ていると・・・
無駄な動きが多過ぎる。
相手の攻めに過剰反応してしまっている。
体軸がブレて見苦しい。

つまりは根本が成っていないということ。
正しい剣道を教えてもらっているのにまったく実践出来ていない。
叶うなら、いちど自分自身をガラガラポンして白紙に戻したいものだ。

動ぜず、打つべき機会に正しく打ちたい!
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生駒市武道館 宝剣会(2020年9月5日)

2020年09月07日 | 剣道・剣術
5日は午前の往馬玄武会の稽古のあと仕事。
10分程度の仮眠をしたかったが出荷作業で忙しくて出来ず。

仕事を終えて第二阪奈道路で山を抜けて生駒まで向かう。
到着したらすでに全員来ていた。合わせて七段4名、五段2名。
暑くて湿度が高い。いつまでこの暑さが続くのやら・・・

ストレッチ、体操のあと基本稽古。あと地稽古。


(地稽古風景)


(A山七段との稽古)


(次に石丸師範に懸かるという少し緊張感のあるひと時)



途中から近間の乱戦となって何やら格闘技のようになってしまった。
いささか不本意ではあるが未だに対処の仕方がわからない。



何が苦しいと言っても、稽古のあとの打ち込みと切り返しが一番大変だ。
特に、この暑い夏に、マスクとガードのせいで酸欠状態も甚だしいかぎりである。



蹲踞はきちんとやろうと決めていたのに前かがみになってしまった。(写真手前)
息たえだえでも最後の礼だけはきちんとやらなければいけない。
(これは奈良の上垣功範士に厳しく注意されたことでもある)



H田七段との稽古。
彼の面は私より遠間から打ってくるのでどうしても遅れてしまう。
面金に当たる浅い打ちだがタイミングと勢いで試合では一本になりやすい面なのだ。
最後は彼の予備動作の部分で出頭の面を打とうとしたが出小手を打たれてしまった。


(面に行き、出小手を打たれたところ)


(稽古終了)


【感想・反省点】

動画を見ていると、相手によって剣風を使い分けているのがわかる。
「何とかしてやろう」という気持ちが強いせいである。

相手に寄らず「正しく攻めて正しく打つ」・・もう少し涼しくなったら努力しよう。。。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年9月5日)

2020年09月06日 | 剣道・剣術
自営業に休みは無いので自宅で仕事をしてから稽古に行く。
注文が多く本日中にさばけるか気にかかる。

往馬玄武会は、奈良尚武館の親同士のうち、酒飲みが集った雲耀館が母体である。
私も子供が尚武館に入ったのを機会に雲耀館に入れてもらい、
稽古は礼から礼まで1時間、それから飲み会が4~5時間という月一回の猛稽古?に参加していた。
帰りは足元もおぼつかなくて文字通りフラフラになって帰った事を懐かしく思い出す。
今から20年以上も前のことである。

中共コロナ(俗にいう新型コロナ)のため出稽古は現在禁止中。
往馬玄武会は登録団体では無く、雲耀館、長正館(私)、尚武館、生駒一振館の有志である。



遅れて行ったので基本稽古の途中から参加した。
先週も同じことを書いたがベタな基本稽古がありがたい。
遠間からの面打ちでは、気をつけていても左足が右足を追い越してしまう。
意識していてもやってしまうということは無意識だとまったく出来ていないということだ。

基本稽古のあと休憩。
休憩後は五段審査を控えている者がいるので立ち合い稽古。


(A藤七段との立ち合い)

七段同士の立ち合い稽古は最近機会も少なくありがたい。
七段同士だと合気の稽古を実感できる。

動画を見ると私(左側)は少々猫背に見える。
もともと猫背なのでさらに意識して姿勢を正したい。


(回り稽古の一コマ 奥では一級審査のために「木刀による剣道基本技稽古法」の稽古)

立ち合い稽古と回り稽古の動画はyoutubeに限定公開でUPして稽古仲間に知らせた。
動画を簡単に仲間で共有できる時代に感謝したい。
客観的に自分の姿を観て学ぶ点は多いと思う。

(時間が無く、夜の宝剣会の稽古は明日書く予定です)
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