今日は曇り。
気温が高めで、よせてたまっている所以外は雪もほとんどなくなりました。
先日、完成したコートハンガーの引き取りがあるため準備をして、その後、作業に入りました。
製作に入った19世紀ギターです。
普通なら加工を進める所ですが、今回はモデルにする楽器が手元にあるので、まずは、調査準備から始めました。
採寸はだいたい終わってますが、装飾や細部の調査のため、クリーニングをして行きます。
かなり汚れやホコリがあるので、細かいところを見るため、綺麗にして行きました。
綺麗にすると、装飾の細部の加工部分もよく確認できます。
ボディー内部は、壊れる前の長年のホコリもたまってました。
クリーニング後です。
オリジナル楽器は修復するので、後で、さらにもっと綺麗にして行く予定です。
最後にパーフリング材の準備をして終了でした。
明日は製作とリペアの続きを予定しています。
オリジナル楽器を見聞すると、壊れた原因もだいたいわかってきます。
おそらく、鉄弦を張って、テンションに耐えきれなかったようです。
19世紀ギターはブリッジピンで弦を留めるので、以外と鉄弦が張れると思ってしまう人がいるようです。
ガット弦仕様なので、当然壊れます。
派手に壊れてますが、今日の見立てでは直りそうな感じでした。
写真はクリーニング後のロゼッタです。
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