美味しいイタリアンをクッキアイノで頂き、美味しいワインも飲みすぎて
ヘロヘロになっていたウイークエンドの夜にあるメールが来た
それは近所のお寿司屋さんからで「２１日にまたまたイタリア人が来ます。
josko gravnerヨスコ・クラブネルっていうイタリアでトップの白ワインを
造っている人だそうです」
「K」が入っているとは珍しい・・・じゃなくて、オー、シンクロしてる
かといって、のこのこメモを片手に出かけるのもな～
もれなく安くはないお鮨はついてくるしな～、食べたいのはやまやまだけれど・・・
最近、私はある事に気がついた
ワインや日本酒が好きなのに、固有名詞が覚えられないのだ。
ましてや葡萄の品種など、私の脳に入る余地はない。
「カルベネ」なんだか「ソルベネ」なんだか、白の品種なんだか赤の
品種なんだか
いわんや「シラー」なんて「シ」がつくから白ワインだと思っていたくらいだ
ウチで話していてそれはさすがにマズイだろうという話になった。
お店に行ってもソコソコまるで知っている人みたいになっているのに、
詳しく聞かれると「えーと、えーとトスカーナで
」くらいにしか言えない
昔から電話番号と人の名前と横文字はまるっきり覚えられないのだ
なので、世界史などは何をかいわんや状態。
しかし、しかしであーる・・上に書いたように食い意地が張っているため
お酒にも詳しいだろうと勝手に思われてしまうのだ～
先日などは「料理関係の方ですか？」などと聴かれる始末
で、少しは赤か白かの区別がつく程度にお勉強しようと思った次第。
きちんと覚えるぞ～！と意気込んで行ったのはいいが、
あまりにお料理とのマリアージュ
が成功しているワイン達を
次から次と飲んで、名前のチェックを忘れたよん～。
その話をしたらお店の方がこれを下さった
↓
これはイイね～
ラベルと裏には評価を記入できる
しかし頂いた時点で既に出来上がっており、これをいったい
いつの段階で飲んだのかすら覚えていない
どれがどれなんだ〜
唯一、覚えているのはこれが非常に高いワインだという事だけ・・・
これは、飲んだわけではなく、ワインセラーから勝手に誰かが
持ってきて、今飲むのはもったいないから、現地で買うときの為に
画像に収めたってわけ
ワインの勉強は道険しだな～
もっとも、クラシカルな私は、ビインディ・サンティしかよく知らないのですが
ま、
「ごめんなさい、ワタクシ、７０年代でワインの知識って止まってますの。せいぜい８０年代かしらん？ おフランス中心ざぁ～ますしね。そうそう、８２のラトゥールは、さほど悪くはなかったでございますわね～、どう思われますぅ～？」ってな調子で、言ってやればよいのかもですよ
ビオンディ・サンティ。ここの単一畑かな～？
あとは、サッシカイアとかオルネライアとかのスーパータスカンかな～。
そうそう、「まあ、ガヤも悪くはないんですけれどね～」と、ちょっと思わせぶりに
私も、イタリアンはよくわかりません
どりーさま
トスカーナの最高峰と言われるレストラン価格ゆうに4万円は下らないブルネロをっもってお好きとさらーっと仰られるとは
やはりイングランドで寄宿舎対抗「聖女の遺骸を見つけよ！」大会で常に二番手の苦汁に甘んじてきたワタクシには及ばないのでございますよ～
ワタクシがようや「are you OK?」と聞かれかねない「is this a pen?」を覚えた頃にお仏語を話せた方とは違うのですよ～
フレンチに何か逃げられるわけがないでしょ
「えーっと、えーっとアーベーセー・・・ツェーデーゲー
とにかくロワールの・・えーっとサンジェルマンの７２年で
ボナペティなトレ・・アウスレーゼ下さいませ
などと答え、ワインリストの代わりにお店の方が
心療内科のシストを持って来られるでしょうね～
ところで、ワイン仲間の奥様なのですが、ぜ～んぜん、ワインはご存知ないんざぁ～ますのよ、何しろ、五大シャトーとロマネ・コンティしか、飲まれたことがないのですから
というわけで、わずか６つの名前を覚えるだけで、賞賛の的かも
それはさておき、ヒュー・ジョンソンのポケット・ワインブックが、お勧めですよ。コンパクトにまとめられています。一冊あれば、何年かいける。
日本語版は少々お高いし、まだ去年バージョンのようですが、かりー様でしたら、英語バージョンをそのままお読みになれば
キンドルだともっと安いのね。