残業で遅い晩御飯を食べながらお嬢が言った。
「前も話したけれど、今回もね水炊きってなに?って言う人が
いたのよ~」
以前、お嬢は友達と鍋の話になり、食べた事が無いのみならず、
水炊きを知らない人が少なくない事実に愕然としたと言っていたのだ。
現代の日本では、水炊き文化のない東京ですら、水炊き専門店が
あり、TVなどでも取り上げられるので、食べなくても周知されていると
思っていた。
お嬢にしてみれば、鶏と野菜さえあればあんなに美味しいお鍋になり、
シメのウドンかお雑炊はまさに幸せ~を実感できる簡単な
お鍋なのに・・・という事だろう。
麻婆豆腐も「えーっあんたんち、一から作るの」と言われるとか
それが当たり前と思っていたので驚いたと。
逆に、出来合いの調味料を使う家ってそんなに多いんだ~
ふと私は思った。
我が家は西と東の人間が結婚し家庭を作ったので、料理文化が
融合しレパートリーが2倍になったんじゃないかって
考えてみれば、実家にいた時には水炊きなんて家じゃやらなかったもんね。
そう言う意味では、同質な男女の結びつきよりも、より広い地域・・
海外などと結びつくようになると、世界が広がるだろうね~。
最近、ウチの水炊きはすっかり福岡風で、以前は白菜を使っていたけれど、
キャベツを使うようになった。スープも白濁させるようになった。
お肉売り場には、鶏とつくねがセットになったものがあり、それを使ったり。
で、そのつくねをですね、取り分けて冷凍しておくとこれが便利
お弁当にちょうど良いのですよ
茹でて、彩り野菜と甘酢で炒め、お弁当にしました。