WIKIによると瓦蕎麦とは山口県下関市豊浦の郷土料理と言う事らしい。川棚温泉
の温泉旅館を中心に広がったとあるが、きっと山口県以外の人にはまったく広まっていない
と思う。瓦蕎麦の話をすると「なにそれ~一度食べてみたい!」といわれる。
私自身も夫の実家で食べたのが初めてだった。
昨今のご当地B級グルメブームにどうして山口は乗ろうとしないのだろう?
フグ以外に山口とか下関ってなにも思い浮かばないよね~普通は・・・
夫と出会ってから知ったのだが案外、有名な物の多いのにびっくりした。実家のすぐ近くは
あの平家滅亡で有名な壇ノ浦。壇ノ浦って知ってはいたけれど、どこにあるのかは
ぜーんぜん知らなかった平家が滅亡した所なのであの耳なし芳一が琵琶を弾いた
阿弥陀寺があり平家一門の御墓がある。家の裏は「李鴻章道」という下関条約た結ばれた
春帆楼まで李鴻章が歩いた道だ。。巌流島もあるし、本当は日本史の宝庫なのに
影が薄い地域だ。そうそう夫の自慢の一つはあの中部銀次郎の実家が家の前で銀次郎さんの
甥と仲が良く、あの時代なのにおやつの時間にはショートケーキと紅茶をご馳走に
なったそうだ。あの時代にはめずらしくお庭にゴルフのネットを張っていたという話だ。
そんな目立たない山口のこの瓦蕎麦は家族が大好きな物のひとつ。
「今日は瓦蕎麦よ!」というとみーんな喜ぶ
旅館などでは瓦にのったお蕎麦らしいが、下関の一般家庭ではホットプレートで供される。
これをもちろん蕎麦つゆで頂く。もみじおろしを添えて・・・
★材料 茶そば、牛肉、錦糸卵、小葱、海苔、そばつゆ、もみじおろし
★作り方 ○牛肉は7分目くらいに火が通るくらいに炒め少々塩胡椒する。
○ お蕎麦は柔らかめに茹でる。事前に茹でておき油をかけるとくっつかない。
義姉の話では早めに茹でておき伸びた位の方が美味しいと言っていた・・・
確かに具材とその方が絡みが良いように思える。
○錦糸卵、薬味としてもみじおろし、ネギを切る。
○そばつゆは温めて使う。
○ホットプレートを温め、先にお蕎麦を炒め最後に牛、卵、ネギ、海苔
をのせ、そばつゆで頂く。
もみじおろしをたっぷり入れるので、見た目よりもサッパリ頂けます。とにかく美味しい!
一度食べると虜になる事間違いなし!
・・・なのにどうして広まらないのかな~。銀座にもお店を一軒見つけたけれど、
話題にならないな~。
名跡が多いのに目立たない下関の目立たない美味しいお蕎麦を是非お試しあれ~
で、本場山口で食べた夫の意見も、同意見でした。
これは多分、蕎麦つゆというのは、意外に味に地方性が出るものだからかもです?
それと、本場でも観光客主体のところでは美味しくない店もあるということもあるかもですが?
そばつゆ……ここにB級グルメとしてヒットするかどうかという奥深いものがあるかもです?
瓦蕎麦に合うそばつゆって、何? そして地方を越えて普遍的にOKなのは? というところかもな~……などと、思いますわ~
でも、KEMOKOさんの料理って、ほんと、美味しそう~
実は私は夫の実家でしか食べた事が無いのです。
今確認したら夫も実家で以外食べた事はないそうです
実家が食品関係の商いをしておりまして、義姉はお料理上手!(良い素材がなんでも揃っていると言う事もあるのかも・・・)
確かにTV等でみると家のとはいささか違う・・・かも・・・
>瓦蕎麦に合うそばつゆって、何?
それは、たっぷりのもみじおろしじゃないかな~。あれは絶対必要!
ドリーさん、夫の実家で一度食べてみて下さい。認識変わりますよ!
きっと一般家庭で作った方が美味しいのかも?
B級グルメとそばつゆね~そこがネックか・・・