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Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

升本の牛肉弁当が美味しすぎる!

2013-10-07 18:00:16 | スカイツリー周辺

アメリカ時間で10月3日~6日までプレジデンツ・カップというゴルフの大会が
行われていました。
まあ、ゴルフに興味のない人が多いと思うので、少し説明すると・・・
二年に一度行われるアメリカVSインターナショナルの代表選手による対抗戦。

ライダー・カップという1927年に始まった二年に一度行われるアメリカVSヨーロッパの
国の威信と名誉をかけた大会があり、これはメジャーとはまた違う意味で
大きな大きな大会と言えるのです。

ご存じの通り、プロゴルフというのはアメリカとヨーロッパでだけ行われている
ワケじゃないので、その他の国のゴルファーがインターナショナルのメンバー。
アメリカとヨーロッパだけじゃ、ズルイじゃんと誰しも考え、
後にプレジデンツ・カップが行われるようになったのだろう

一チーム12人のメンバーで、ワールドランキング上位者から選ばれるの。
だからアメリカのメンバーはワールドランク超上位者ばかりなので最強
今回のインターナショナルは、南アフリカ、オーストラリア、南米、日本ってな構成。
結果はアメリカの勝利・・・まあ自国でやってるんだからそりゃそうだ。

この大会の今年の話題の一つに両チーム共に次世代を担う若きスター候補が
一人ずついたという事。
アメリカチームはジョーダン・スピースという20歳のゴルファー。
インターナショナルは我らが日本いやアジア代表とも言える松山英樹21歳。
ゴルフに興味が無い人もこのジョーダン・スピース、松山英樹、そしてここには
選ばれていないけれど、アメリカの松山君と同じ年のパットリック・カントレーという
3人の若者を覚えておいて損はないよん・・何年か後には彼らが世界のゴルフを
引っ張っていくのだから

このプレジデンツ・カップという大会を見ていて、非常に寝不足だという事を言いたい
ワケではなく
この大会を通じて「Obligation(義務)」という言葉の主に西欧諸国と日本の感覚が
違うのだな~と感じたってわけ。

インターナショナルは言葉の通り、各国の寄せ集めチーム。
けれど、最年少の松山君を将来のゴルフの牽引者として育てようという意図が
伝わってきた。国籍は違っても惜しみなく技術その他を指導していた。
アメリカチームもそうだ。スピースを同じように育てているのだろう。
思えば、アメリカ人はもともとインターナショナルだものね。移民国家アメリカ。

そんな事を考えるのは以前見たEテレの番組「スーパー・プレゼンテーション」で
元アメリカ国務長官コリン・パウエルのプレゼンを聴いたからだ。
「Kids need structure」というテーマで彼は子供が生まれる前から教育は
始まっている・・との考えから早期教育プログラムに対する啓蒙活動を積極的に
行っているらしい。
これは日本で考えられる早期教育・・お受験対策等とは違うわけ。
将来、国家に貢献できる人間を育てる教育と考えた方が良いのだろうな

「国家に貢献」というと日本人には「そんな~、なにそんな~大げさな~」
と拒否反応を示す人も多いと思うけれど、日本という国家に属していない日本国民は
いないわけで。最低、成人したら納税の義務を果たせる人間を育てる事が
私は義務だと思っているけれど。
この最低限の義務は、また社会的弱者と呼ばれるなんらかの事情で納税の義務を
果たせない人々への支援にもなるしね。

パウエルのプレゼンを聴いていて、アメリカという移民国家が抱える問題
それに対するパウエルの活動は、パウエル自身がアフリカ系移民の子として
生まれ、環境を良く知りつくしているからこそ、将来義務を果たせる人間に育つ環境を
与えればどんな劣悪な環境に生まれようとも、国家を支える人間足りうると考え実践しているのだ。

日本の事情を考えても、家庭環境の負の連鎖が、なんら身体的なハンディがないにも
関わらず成人しても税金を治められない、または犯罪に多くかかわってしまう確立が
高いのは良く知られている事。
負の連鎖を断ち切る、なにかしらの支援活動が将来の国家の財産になるのは明白だもんね。

パウエルのプレゼンの上手さはさる事ながら(日本人もこの位ユーモアと説得力をもった
国家的大物がいないかな~)退官後、自分の当然の義務としてこのような活動を
行っている事に日本との大きな違いを感じたな~。
何度もパウエルは「オブライズド」と使っていたけれど、日本ではこの「義務でしょう!」と
いう言葉が拘束と捉えられている思う。

東西のこの「義務」の感覚の違いはおそらく西欧の「義務」はローマ帝国時代に
国家戦略から生まれた「ノーブル・オブリゲーション」・・・
力のある者は力のない者にその力を使った社会的貢献をするのが当然であるという
観念から来ていて、ローマ帝国の性質上、それは同一民族に対して行われるのでは
なく、将来、ローマ帝国市民になりうる者全てに施されていたのだ。

日本では外人と結婚すると「国際結婚」というけれど、これは日本とアジアの一部の独特な
言葉。西欧諸国は国際結婚が大昔から一般的で「国籍」には大きな意味が無い。
国家というのは元いろいろな国籍の人間が支えているのが一般的なのだ。
なので、持てる人々は、国籍関係なく持てる力を提供してくれるのだろう。

日本を含む儒教の国家は「一子相伝」という言葉があるとおり、縦にだけ伝えた有形無形の
財産。ここから脱却しなきゃな~とプレジデンツ・カップを見て考えたわけよ

さーて、今日のご紹介は美味しい美味しいかりー家お気に入りの
亀戸「升本」の牛肉弁当

例によって(なにが例やら・・)トラマルコがまたまた持ってきてくれたの。
今まで升本で牛肉弁当を見た事がなかったので、新製品?季節もの?
これがね、写真からもわかると思うけれど、お弁当には珍しく
美味しい良いお肉なの
牛肉弁当と言えば東京では「今半」。
はっきり言いましょう!今半よりずーっと美味しいよ~
三越、東京駅、新丸ビル地下などでも買えますよ~