渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

高速度巡行

2024年03月07日 | open
 

TON-UPの遥か上。四輪から
撮影。東関にて1982年。

高速度巡行では風圧を処理す
るために伏せる。
この画像はタンク上にタンク
バッグを装着しているので、
これ以上伏せられない。

目ざとい人は気づくだろう。
ライトを点灯させている。
当時の二輪は常時ライトオン
の仕様ではない。
だが、私は高速度走行では
ライトをオンにしていた。
当時それをやる人はほぼいな
かった。
ライトオンの理由は他車に自
車の存在を知らせる為だ。
この10年後あたりから、二輪
車はライトを常時点灯にする
仕様が標準となった。

当時はよく言われた。
「ライトつけっぱなしだよ」
と(笑
消し忘れと思われるのが普通
だった時代だからだ。
そして、人とは違う事をして
いたので尚更目立ったのだろ
う。
だが、それでよかった。
二輪車は目立たないと交通視
認性の観点からは危ない。

なお、このRZ350は計測不能
まで速度が出た。
それでもまだエンジンは回る。
タコメーターの針は上がり、
速度計は目盛り表示の遥か先
をまだ上昇した。
ただし、私が出しているので
はない。車が出しているのだ。
乗り手が速いか遅いかはコー
ナーで決まる。直線で何キロ
出るとかは車の問題だ。乗っ
てる奴の手柄じゃない。時々
勘違いしてる奴いるけど。
車が出せる能力がある車両か
どうかと、それに乗ってる奴
がどうかは無関係だ。
二輪は速い車種は速い車種な
りに、遅いモデルは遅いモデ
ルなりにそれぞれ楽しみがあ
る。
面白くない二輪などは存在し
ない。
必ず何かの面白さがどの二輪
にも存在している。
それを見つめて乗るのが楽し
い。

この車は良いモデルだった。
フルブレーキからの寝かしこ
みでフロントがよじれるのだ
けが弱点。あとは非常に出来
が良い車。



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