【完全にぶっ飛んでる】
ハンパじゃないロードレース
の下りまとめ
モーターサイクルで1960年代
初期から始まったコーナリン
グでの膝出しは、自転車のこ
れと同じ原理。
モーターサイクルでもバラン
ス取りのためにイン側の膝を
出す。路面に膝を擦るのが目
的ではない。
二輪車では自転車もモーター
サイクルもバランス取りのた
めにイン膝を出して旋回する。
(日本の白バイはハングフォ
ームを取りながらイン膝はタ
ンクにあえて密着させる方法
を現在も採用しており、それ
は人体構造とフォームからは
無理が生じる体勢だ。
なぜイン膝をハングフォーム
においても警察が閉じるか
というと、警察独特の「常
にニーグリップこそが車体
が安定する」という固着思
考である「前例」に固執す
る時代錯誤感覚に拘泥して
いるから、といえる。
その一方で、警察は二輪の
ブレーキレバーの指4本が
けは早々に廃止し、現在は
白バイはオートバイロード
レースと同じ指2本がけを日
常的に使用しているし、指
1本を伸ばしてレバーに載せ
て2本がけで即応できる方法
も採用している。時には指
1本で速度調整をする。常に
4本がけ強制という教習所パ
ターンは非現実的なので白
バイ自身は廃止している。
それらの指1本もしくは2本、
あるいは3本によるレバー操
作方法は元々はレーシング
テクニックだった。またそう
でないとエンジン回転同調
で必須操作のブレーキしな
がらのブリッピングができ
ない)
モーターサイクルでフロン
トにディスクブレーキシス
テムを持つマシンでは、速
度調整はフロントブレーキ
レバーを指1本乃至2本、あ
るいは3本で操作して速度を
調節する。
オートバイの場合、深傾斜
旋回においては、路面と膝
の接触は「やむなく」起き
てしまうのだ。
バイクのレースなどではイン
の膝を閉じていても最大バン
ク時には路面に接触してしま
う。
公道での膝擦りは主としてウ
イリーと同じく遊び的要素が
多い類別のものだが、実際に
良走行に寄与する目的で膝を
擦る事も時にはある。
ただ、1980年代に大流行した
いわゆる「無理膝」での公道
膝擦りは、「走り」とは全く
無縁な事柄だ。
1960年代のお椀ヘルメットの
時代からグランプリでは既に
「膝出し」が実行されていた。
それが人体の構造とバランス
取りにおいて、物理的に理に
適っているからだ。