渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

横浜中華街

2022年04月16日 | open


テレビで中華街特集をやっている。
「観光地」として中華街に行くと
いう感覚がよく分からない。
今は私は別場所に住んでいるが、
東京人が「上京」の感覚がピンと
来ないように、横浜の人間にとっ
ては中華街はそこにある日常なの
で、構えて「旅行先として行く」
という感覚は無いだろうからだ。

横浜は「行く所」ではなく、住む
場所。
そんな感覚が自分の中からは消え
ない。
東京23特別区もそんな感じが強く
ある。

中華街。
江戸時代は海の中。
私が子ども時分は南京町とまだ呼ん
いた。中華街とつけたのは1955
年からだが、まだ60年代は南京町
と呼ばれた街区で、定食屋さんの
ようなお店が建ち並んでいた。
とても庶民的で、我が家も家族で
よく行った。
中華街が観光地になったのは1970
年代からだとテレビでは解説してい
た。
なるほど、60年代ハマ育ちだと、
観光地感覚は尚更ない筈だ。
納得。




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