私のオリジナル作のキューは5年
前の2017年に完成した。
材を削ってブランクにしてから
足掛け30年だ。
原材は1987年に仕入れた。
かなり苦労もしたが、私の撞き棒
いじりとしては7作目。
(6作目のみは完全外注)
このキューは手持ちのTADやボブ・
ランデに匹敵する撞球能力を私に
もたらしてくれる。
ジョイントからエンドまで、一本
のメープルの突き通しである。
ちなみに、私のTADも分割連結
構造ではなく一本木のバット。
通常のキューはバットが3分割だ
が、私のTADとこのオリジナルは
スヌーカーキューのようにバット
が一本の木だ。
曲がりは計器で計測してもゼロ。
撞き味も性能もとても良い。
一つ欠点がある。
これに全精神力を使ったので、
これ以降、キューを作る気には
ならない。真っ白に燃え尽きた。
ここがプロと素人の違いだ。
あたしゃ白く燃え尽きた。
髪もジョーのようになっちまった(笑