渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ピアノ

2022年06月03日 | open
 
自宅にて(イムアラムールを)

高校1年で親と別居して生まれ
育った東京で住んでいた狭い
部屋にはピアノがあった。
白鍵はすべて本象牙のピアノだ
った。
その部屋はピアノと勉強机と
備え付けのベッドだけ。
それでも充分に快適な空間だった。
今、本象牙のピアノは新規には
現実的には事実上作れない。
それはそれでいいと思うし、それ
がいいと思う。
 
ピアノはアップライトのほうが
雑音が入る
ので私は好きだ。ハン
マーが弦を叩
く時の動きの音
がする。
それはまるでアコースティックギ
ターでコード進行の時に出るあの
キュッという音が音色の一部にな
っているような感覚で楽しめる。
アップライトピアノは音も派手過
ぎずに柔らかい。
生ギターでいうなら、ハカランダ
のドンシャリ系がグランドピアノ
で、マホガニーギターのメロウ
音がアップライトピアノみた
いな
感じ、かな。
よくわからないけど、そんな
感じはする。
音の世界は面白い。

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