渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

オートバイのあれこれ

2024年07月15日 | open

 

オートバイのあれこれ『平凡バイクの番狂せ。ZEPHYR』(Rotti.) - エキスパート - Yahoo!ニュース

オートバイのあれこれ『平凡バイクの番狂せ。ZEPHYR』(Rotti.) - エキスパート - Yahoo!ニュース

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。今日は『平凡バイクの番狂せ。ZEPHYR』をテーマにお話ししようと思います。日本のオートバイの歴史において、「衝撃的!...

Yahoo!ニュース

 

そういえば、これに長く乗って
いた。


多くの問題を抱える未完成の

マシンだった。
その後、スズキ内で研究開発が
進み、公道市販マシンではなく
純レーサーのガンマが全日本で
2年連続チャンピオンになるの
は約10年以上の歳月を待たねば
ならなかった。
公道用1型はホンダ以上
にハン
ドリングが悪かった。

コーナリング最中にヤマハのよ
うにラインは変えられない。
まるでレールの上を走っている
かのようなトレースになるのだ。
だが、これは予想外のあるセッ
ティング
により激変し、上質ハ
ンドリング
にガラリと変化した。
私はそのセッティングはYUZO
さんに教えてもらった。
以前、この事を私のウェブ日記

で多少書いたら、「2ストマガ
ジン」編集長の後藤氏から連絡
があり、私の所見と視点を誌面
で使わせてくれとの承認要請が
あった。私は快諾した。
私自身は、チーム仲間との協議
で、1980年代のF3レースのレー
サーベースにはヤマハの車を選
んだ。ステージ3のハイチューン
をレーシングショップに依頼し
て施した。F3はGP250よりも金
がかかるというのが世間の相場
の時代だった。
なぜヤマハ車にしたかというと、
総合的に当時はヤマハがトータ
ルでは良質性能を有していたか
らだ。

それは、公道市販車もGP純レー
サーも。
1980年代は私は70年代に属した
ヤマハ系チームではない
独立プ
ライベートチームを仲間と作っ
ていたので、資金繰りさえ順調
であればマシンはどれでも自分
らで選択できたが、やはり選ん
だのはヤマハだった。


ゼファーシリーズは単純に良い
オートバイだ。


今では公道乗りのメインである
カワサキKR-1のセカンドバイク
として購入したゼファーχのほう
が私の主軸車にシフトしている。


ゼファーχがメインになったの
は、ちょい乗り、街乗り、峠乗
り、高速乗り、遊
び乗り、何で
もこなせるからだ。
乾燥重量116kgにまとめたKR-1

よりは車重は重いが、それでも
まだ
空冷で軽い400なので、ま
るでおもちゃ
のように自在に扱
える。良い。

今でも私はセパハン装着の2スト
クォーターが全カテゴリーの中
で一番好きだが、恒常的に乗る
にはネイキッドの4ストマルチの
旧ミドルクラス(現行概念はミ
ドルは600~700クラス)が
適任
だと感じている。しかも現行車
ではなく旧車の。

そして、少し路面情報伝達はぼ
やけるが、クリップオンのセパ
ハンではなく、ノーマルバーハ
ンドルのモデルがいろんな意味
で面白い。複合的に面白い。
ノーマルハンドルは乗車姿勢が
起きてしまうので、
長距離では
路面からの衝撃が背骨に来るた
め、人体構造的に疲労が蓄積し
やすいポジションになる。
それゆえ、私は自身のフォ
ーム
は、走行操縦理論とは別方面か
らの理由であえて前傾に取るよ
うに上体を脱力させて
身を丸く
する。いわゆる乗り屋の常識の
乗車姿勢を採る。
そうでないと長距離は絶対に走
れない
し、自在操縦もおぼつか
ない。

前傾姿勢がきついだの疲れるだ
の、腰が痛い、どこが痺れるだ
の言っているのは二輪そのもの
の乗り方を知らないド素人だ。
天神乗りをしたら腰と背骨に
衝撃が直撃するという道理さ
え理解していない。それで取り
回しがしやすいのは駐車場から
出る時のみだ。公道の実走行で
はその姿勢は二輪操作に不備を
もたらすので極めて危険だ。
二輪車普及安全協会が拡散させ
ている上体起こし腹出しの嘘乗
り姿勢は、国民に長距離を走ら
せない為、もしくは二輪そのも
のに巧く乗らせない為の陰謀で
はないかと思える程に大嘘出鱈
目な二輪の乗車姿勢だと断言で
きる。
「威風堂々と」か「威厳を」と
か「凛として」などという精神
論まで持ち出して普及させよう
としている。
あてずっぽうの無関係な精神論
で交通事故が減るなら国民も警
察も苦労しない。
一から十まで、普及安全協会の
視点と技法は誤りだ。
危険を誘発させる事を国民に
普及させようとしている。
二輪乗車では、上体は肩も肘も
脱力させ、背骨は直立させず
軽くごく自然に曲げ、顎を引き、
腹を引っ込める、という乗車
姿勢が正しい。これは絶対事項
として。好みとか精神論で威厳
がどうのとかは一切二輪の真の
適正乗車姿勢や操縦とは関係な
い。
物理的な人体の構造と二輪の操
縦における接点においては、背
骨脱力曲げと上半身全体のリラ
ックスは絶対事項なのだ。腹を
出せ、などいうのはとんでもな
い事だ。
関係のない事どころか、有害で
ある乗車姿勢を広めようとして
いる二輪車普及安全協会の行為
は犯罪的ですらある。
国民は自立的にその団体勢力の
大嘘を見抜いて、自己防衛と公
共の交通安全確保のために覚醒
しないとならない。

とにかく、カワサキゼファー

シリーズは面白い。
空冷マルチというのも好感触だ。
当然、熱ダレする。
だが、それが良い。
ザ・オートバイという息吹を
放っている。




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