アタックNo.1 オープニング
確実に昭和(1960年代)の二大
巨頭スポ根アニメは「アタック
No.1」と「巨人の星」で疑う余
地はないだろう。
それに「あしたのジョー」が加
われば、鉄板のスポ根御三家だ。
これは努力賞ものの加藤夏希さん
のリメイク作品(笑
完成度が異様に高い(笑
アタックNo.1
「巨人の星」のOP実写再現は、
きちんと「カキン、コン、カーン、
ザッザッザッ、ザーッ、わ~、
ドンドンドン」から再現しないと
ならないので、正調復元実写は難
しいのではなかろうか。
昭和残侠人としては、そう思う。
加藤夏希さんは『BRⅡ』での
少女スナイパーの役が最高だっ
た。実写版『ワイルド7』を作る
ならば本間ユキ役は加藤夏希さん
しかいないと思っていたが、実際
の実写版映画ではチャッチャとし
てない、側溝からずりおちるよう
などんくさい子がユキ役だった。
原作のイメージを100%ぶち壊し。
ただ、この「アタックNo.1」の
お笑い再現実写では、加藤さんは
歌をもう少し頑張ってほしかった。
というのは、「盛り」が少ない。
こちら原本。小鳩くるみさん。
声優でもないのに、もう、主人公
鮎原こずえが歌っているとしか
思えない程の「盛った」歌い込み
となっている。実際に鮎原の声の
吹き替えは小鳩くるみさんなんだ
けど。
歌があまりにくさいので、1968年
当時、小学校で男子も女子も真似
して「ぎゃははは~」と笑うのが
流行った。
小鳩くるみさんは、3才の頃から
子役や児童歌手もやっていた
天才的女性だった。女優、モデル、
歌手。多才なる才女で学力も優秀。
長年NHKの「うたのおねえさん」
も務めていた。
芸能活動休止後は大学、大学院の
教授となった。
本名、鷲津名都江(わしづなつえ)。