渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ナイフあるある

2021年10月01日 | open
 
ナイフあるある。
多分、私以外にも数寄者はあるので
はなかろうか。
私はナイフはモデルガンやエアソフ
ガンと同じく、ナイフも同一
モデ
ルを複数揃える事がある。
プーッコのレンジャーも2丁ある。
1丁は自衛隊の2尉からプレゼントさ
れた物。


この同一モデル揃えはありがちな
パターンで、気がつけばピース
メー
カーなどは50丁とかにな
ってしまう。
結構すぐだ。2丁、3丁と増え
て行き、
何年も経って、あれ?
と数えると
かなりの数になる。
モデルガンのSAAの場合は、私が
初めて購入したのは1967年で、
MGC製だ。上野で購入。
1971年10月、断腸の思いで全ての
金属製モデルガンの銃腔を完全閉
し、本体を金色に塗った。涙が
出た。
だが、違法物は所有しない。
これは
トイガンファンの鉄則
だ。違法改造
も絶対にやらな
い。実銃に触れたいのならば、
海外
に行けばいい。
ただ、トイガンはもう50年以上の
付き合いになるので、かなり長い。
 
トラベラーズも2丁。
このナイフは小さいのだがフルタング
で作られていて、ハードな使用にも
耐える。厚み4ミリと、異様な厚さ。
廃番Carl Schlieper、ドイツ。
読み方は多分シェーペルではなかろ
うか。シュリーパーは英語読みだろ
う。このナイフ、非常に良い。


驚いたのはオートバイで、カワサキ
KR-1を7台以上フルコンディション
で保有している人をネットで見た。
世の中、いるもんだ。
その気持ち分かる。
ギター弾きなどは別機種を何台も持つ
のは常だが、それは別な音色を楽しむ
ためで、同一機種はあまり持たない。
だが、金属系は何故か同一を揃える
事があるように見える。
 
私はナイフ自体は、総数を数えると
多分100丁はくだらないと思う。
数ある洋式ナイフの中で、私が
こん
にちまで一番使ったのはどれ
かとい
うとこれ。G.サカイのキャン
プスタ
ッグ。廃番。上野アメ横の
マルゴー
で1990年代初頭に購入した。
(マルゴーは最高の店舗だった)
このナイフは、持っているだけでは
なく、ありとあらゆるアウトドア
シーンで実際に使い倒して来
ている。


片刃。裏側は真っ平らだ。
和式出刃の超小型のようなナイフ
で、非常に使い勝手が良い。
これで散々鱒族も捌いたし、豚や
牛の丸焼きローストも切り取った。
物凄く切れる。


実に完成度が高い実用ナイフなのだ
が、製作にコストがかかり過ぎる
か、現在廃番。
「良いナイフ」のお手本のようなモ
デルだ。
最近はやりの薪割りぶっ叩きには向
かない本来の刃物の機能を追求した
ナイフだ。
 
唯一、銃猟のゲームのスキニングだ
けはやりにくい。刃道がストレ
ート
近いからだ。ポイントも
立ち過ぎ
ている。
ニジマスなどをおろすのには大活躍
した。魚のシメにもかなり使える。
よく洗浄して、野外メシで皿のステ
ーキを切って食べる時にもこれ
を多
用していた。
繰り返すが、物凄く切れる。
一つのジャパニーズナイフの完成形。

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