渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ワイルドスピード森川 アーティスティック・ビリヤードに挑戦

2022年02月26日 | open


フォローショットは手玉が止まって
から動くように見えるのは、全て
手玉はジャンプしているのである。
フォローは手玉の円周分しか
距離を移動しない。ラシャに接し
ている限りは空回転のようにスピン
してから前進する事は物理現象と
して存在しない(実証観察証明済み)。
かつて、前世紀においては、ハイ
スピードカメラによる実験検証が
行なわれていなかったので、手玉
はラシャに接したままスピンで
回転してからラシャを噛んで前進
すると「想像」されていた。
だが、現実にはその現象はフォロー
ショットに限っては存在しなかった。


ワイルドスピード森川
アーティスティック・ビリヤードに挑戦 #1
【それって!?実際どうなの課】


ワイルドスピード森川
アーティスティック・ビリヤードに挑戦 #2
【それって!?実際どうなの課】


ワイルドスピード森川
アーティスティック・ビリヤードに挑戦 #3
【それって!?実際どうなの課】


ワイルドスピード森川
アーティスティック・ビリヤードに挑戦 #4
【それって!?実際どうなの課】


ワイルドスピード森川
アーティスティック・ビリヤードに挑戦 #5
【それって!?実際どうなの課】


頑張りました~。
てか、この人、森川さんセンス
いい。
いろんなこと挑戦して、何でも

成功しちゃうもんなぁ。
身体能力ずば抜けている。
ただの器用とかではない。
なんというか、「特別な人」なん
だろうなぁ。

ビリヤード場では、一般客はマッセ
は店では禁止です。ほぼ全店。

常連さんが玉屋のラシャ張替えの
前に許可を貰って練習するか、
選手が店主の許可を取っての練習
となります。
あるいは試合。試合では通常の
ポケットでもキャロムでもマッセ
禁止はありえません。
アーティスティック競技でなく
とも。マッセもジャンプもOKです。
試合なのですから。
一般客が禁止事項を守らずに

ラシャを破くと修理代8万円~
10万円が請求されます。
私は今世紀2005年から2010年まで
は仲間たちとクラブハウスを持っ
ていたの
で、そこの2台の競技台
ではラシャ張替
え前にも日常練習
中にもマッセはやり
まくりでした。
それ以前には店からの許可を得て

マッセを練習していました。
練習ではラシャの切れ端を敷いて
手玉を
そこに乗せると本ラシャが
傷み
ません。

(グランドマッセ)


真上からのマッセではラシャは破け
ません。強くチョークが着くのみ。
問題は斜めのキュー立てのマッセ
ですが、それも手玉を曲げるだけ
のカーブショットなどの緩いマッセ
ではストンと
切るように落とす
のみなので
ラシャにはキューは
接触しません。それで
手玉を自在に
左右にカーブさせられ
ます。これは
日常ゲームでも多く
使う手玉曲げ
の緩いマッセ。利き腕と逆でも
少し練習すればできます。
また、レール際に手玉が接触して
いてロングのドローをするショット
も、基本的にはマッセジャンプの
範疇に入るショットです。
長クッションの向こうのコーナー
穴前に的球があり、手玉がこちら
のコーナーの短クッションに
接してある場合でも、キューを
立てて手玉にバックスピンを
かけて飛ばしながら的球を入れて
からダイレクトにこちらの短
クッションや手元のコーナー穴
まで手玉を引いてくることも
慣れればできます。
超低空で手玉は空中を飛んでいる
ので、バック回転がラシャ摩擦
で死ぬこともない為、キュー出し
さえ正確にできれば案外簡単な
ショットですし、使えます。
これもマッセと同じ要領で、手玉
を切るようにドン!と撞き抜き
ます。手玉を撞いた瞬間には
キュー先でラシャを破かない
ようにキュー先は上に跳ね上げる。
タップはラシャには接触させま
せん。

空中でブリッヂを作るマッセは
グランドマッセといい、手玉に
強烈なバックスピンをかける
マッセの事をいいます。
これはとても難易度が高いので

すが、ジャンプキューが存在し
ない1980年などは、グランド
マッセフォームで台上の手玉を
単独ジャンプさせて前にある
邪魔玉をポンと飛び越えて的球
に当てる事も上野の店などでは
私はやっていました。
これはマッセフォームによる
ジャンプショットですが、一般的
ではありません。
シャフトがよくしなるキューでは

できません。
ハウスキューのようなシャフトが

硬くしならないキューのほうが
簡単に手玉単独でグランドマッセ
スタイルで飛ばせます。
今は簡易に誰でも手玉を飛ばせる
ジャンプ専用キューがあります
ので、それでダーツのような構え
でポンと撞けば手玉は飛びます。
ただし、飛ばして狙った場所に
当ててポケットインさせるのは
かなり高度な技。
プロなどはポンポン入れますが

かなりの技術なのです。

簡単なレール際の高い位置からの
ロングジャンプ
でも、失敗する
とこうなります。
 



ウクライナ

2022年02月26日 | open



某国の退役軍人と会ってお茶した。
茶会中も何度もヨーロッパとメール
でやりとりしていた。
ロンドンにいる親友のイトコの夫
がウクライナにいて、この先の
安否は不明だということだ。


元軍人の友人曰く、「今の時代に
国際紛争ではなく国家間レベル
の戦争。とんでもない事だ。
死ぬのは軍人同士だけではない」
精鋭の特殊部隊にいた男がそう
言う。

ロシアの大国覇権主義が招いた
事だ。
非道である。


音の原理

2022年02月26日 | open


ビリヤードのキューの快音の有無
のヒントは拍子木にあり。
「火の用心、さっしゃりませー」
と江戸時代から日本では行なわれて
いた習慣で使うあの拍子木。
 
キューの場合、シャフトの如何が
音質に大きな影響を持つが、バット
の在り方如何との結合でそれが
増幅されたり減衰したりする。
木材の材質、接着加工の在り方、
内部構造、全てが複雑に関与して
くる。
ただ硬質な素材を使えば高音の
澄んだ音がするかというと、そう
単純な事ではない。
楽器などは、空気の振動を利用
して音を操る究極の人間が作った
器具でしょうね。
 
オートバイのカワサキは音にこだ
わって新車のマフラーを作ったが、
そんな視点でバイクを開発した
変態メーカーはいなかった。
いいぜ、カワサキ。その変態度が。
ビリヤードのキューの場合、能力
が高ければ音は関係ないと言う人
もいるけど、私の場合はサウンド
が好みでないと、全く撞いていて
気持ちが悪い。幾ら入るキューでも。
スキーンと抜けるような澄んだ良音
がするキューでないと、なんとも
撞球続行が嫌になる。
 
あと、異音の有無はキューの状態
判断に誰でも利用している事だろ
う、これは。
ミスキューがその最大であり、
キューの故障のビビり音の発生
などもそれだろう。
私の場合は、打球時のサウンドが
かなり重要な好みの良し悪しを決
定してくる。
ある超有名なビリヤードのプロが
キュー選びの際のポイントをイン
タビューで尋ねられて、言下に
「サウンド」と答えていたが、
その気持ち、なんだかよく分かる。
オートバイも、排気サウンドが
好みではないバイクには乗りたく
はない。
私のような人が多いからマフラー
とかよく売れるのではないかなあ。
ビリヤードのキューの場合、現在
のところでは「音質」にこだわっ
てのキュー作りをしているのは、
個人カスタムキュービルダー位し
かいない。メーカーは皆無。
打球性能を下げずに音質の良音を
実現する為の研究はメーカーでは
進んでいない。
それどころか、今は撞き棒能力の
みに着目しているのがメーカーな
ので、サウンドについては全く
無頓着だ。
だから、多くの製品がボンボン
音だったり、ペシペシ音だったり
しても、打球性能が良ければいい
んだ、というような製品になって
いる。
 
ラッキー菱沼さんは日本国内でも
とりわけサウンドにこだわった
キュー作りをしているビルダーな
ので、かなり期待できそうに思え
る。
良質サウンドと高性能を高次元で
融合させているソリッドシャフト
とバット本体を作っているのでは
なかろうか。

私のシャフトだけで試しに玉を
撞いてみた音。
こういう音がするシャフトを
「ギュッと詰まった」(笑)バット
に連結させると、何だか「クォーン」
という音がするみたいですよ。



構想下地練り

2022年02月26日 | open


ダンパーを外して撞くと高音の快音
を発するのだが、ダンパー装着では
曇った音になる。
振動が抜けないからかと思う。
また、ダンパーのある無しでは撞き
味がまるで異なる。
ダンパー無しのほうがソリッドで
ダイレクト感が強い。
これも完全密着していない、固定
ではない押し込み式のダンパーが
振動を抜けさせずにそこで滞留さ
せて吸収している為と推測できる。

密着圧閉式のダンパー換装に改造
したいのだが、バットエンドの
構造を見るに、かなり脆弱で空洞
が大きい。
エンドキャップ内部の木部円筒部
も薄い為に経年変化と半世紀の使用
によりクラックが2ヶ所観察できる。
硬木の短いプラグを作って埋め込
み接着して補強かつねじ止め式の
ダンパー換装の方向性で行くか。
現在、思案中。

抜本的なリペアとしては、エンド
キャップを嵌める部分を完全に別
パーツで多重プラグ化する事だが、
キューメイキングと同じ程の手間
がかかる。
ただ、それをやるならば、エンド
キャップは白樹脂に交換したい。
しかし、デルリンだとしたら、
いくら難接着剤による接着が可能
とはいえ、接着剤だけによる固定
は確実にその後トラブルが発生す
る事が予想できる。
これは、従来通り、デルリンなら
ばボルトによる強力固定が必須と
思われるが、当該個体は本体に
二段穴が開いているとはいえ、
ねじ切りが為されておらず、初め
から穴はネジやウエイトの為では
なく重量調整の為に施工されたと
推測できる。
ねじ切り新設によるボルトオンで
の白デルリン新設加工は、ウエイト
増しと現行の良バランスの崩れを
惹起させる為、選択肢の範疇には
入れ難い。
やはり、重量が嵩張らない短プラグ
を埋め混んで、そこにボルトでは
ない木ねじを切って、TADのよう
にボルトオンでは無いネジ止め式
のダンパーゴム密着が正解だろう。

しかし、その場合を選択する上でも
問題は出てくる。
既存エンドキャップは呑み込みが
浅いのだ。ジナのように。
ジナは内部がフルソリッドの為に
重量過多なのだが、この私のオー
ルドはそれを回避するためにエンド
部の空洞を広く取っていると思わ
れる。

TAD式は木ねじ止めの為にデルリン
のキャップのゴム呑み込みは深く
取っている。それは耐久性の為だ。
TADのゴムは頭部分しか露出して
いないタイプが多いのはそれゆえ
だ。
アダムのように浅いゴム飲み込み
式でも耐久性やダンパー機能に支障
が出ないのは、それはボルトでエン
ドキャップを強力に固定してある
からだ。ランボウやバラブシュカ
がその方式を始めた。
デルリンは接着剤が効かない事も
理由の一つだっただろう。
TADがデルリンを使いながらダン
パーは細い木ねじのみでキュー
本体に直ネジ止めしているだけの
構造なのにデルリンが外れないの
は、それはTADはデルリン内部
内壁とキュー本体外周に大ネジを
切ってキャップ自体をナットのよ
うに強固にネジ止めしてあるから
だ。手間がかかっている。
なので、密着度が高い為、TADの
キューはどれもが快音を奏でる。
今回のオールドキューで、ダンパー
ゴムを取り外した時の音と押し込み
装着した時の音質の差異は、そう
した原因による。

多角的に、どういう方向でまとめる
か、思案中。
要件は、
・高音の木琴音のような音質を損な
 わないエンドダンパー新設の為の
 改造
・可能な限り重量増しを抑える
・現行バランスをできるだけ崩さない

要件を満たす為の改造は、総合的に
なかなか難しい。
現行では、ダンパーを外すと快音に
なるが、前バランスになり、また
軽くなり過ぎる。たった10グラムが
一番端のエンドに加わるか無いか
だけで大きくキューバランスが異な
る。

基本的に、物理的には尻側にバラン
スが寄ったほうがキューは切れる。
重量は関係ない。力による振り抜き
の速度ではなく、慣性を如何に効率
良く使うかがキュー切れの原理なの
で、軽いキューで力で振る速度を
速くしたからとキューは切れない。
これは日本刀での試斬でも同じで、
軽い刀が手捌きが楽だからと、軽
過ぎる刀を使うと全く切れない。
刀はカッターのように刃先で物
を切る物ではないので、ある程度
以上の質量が無いと物切れはしな
い。
ビリヤードのキューで「切れる」
というのは刃物の切断力の事とは
異なる概念を指している専門表現
だが、要するに「効率良く慣性を
利用して玉にアグレッシブな動き
を具現化させる」という撞き方の
事を指す。
これ、多分だがロボットでの再現
ができるのはかなり先の事になる
かと思う。
なぜならば、キューを振り抜く際
の人間の腕と掌と指の締め具合が
キュー切れの核にあるからだ。
この核は日本刀での刀法と全く
同じで、日本刀で手際よく試斬が
できる者は、それを可能とする
「手の中(うち)」が出来ているの
だ。
腕と手(掌と五指)の極めて複雑な
動きと使い方。
ただジャンケンのグーのように
握っていたら、日本刀でもビリ
ヤードのキューでも、全く手の中
は利かずに、切れ味などは発揮で
きない。
日本刀の場合、たかだか畳表の
袈裟切りや水平切りができない
人たちは、全員もれなく手の中
が悪い。
ビリヤードのキューさばきでも
そうで、押し引きマッセ、自在
の割れ角度が出せない人は、全員
が手がガチガチに力任せになって
いる。刀と一緒。
キュー切れとは手玉の移動距離の
長短の事でもない。短距離だろう
とキューを利かした撞き方か否か
なのだ。
また、オートバイに乗れない人が
全員上半身に力が入ってガチガチ
になっているのも、全くこの「切れ」
のある無しの原理と同じ現象である
といえる。

ビリヤードのキューは確かにシャ
フトの質性如何によって性能が
大きく色分けできるのだが、そも
そも、その性能を感知したり引き
出したりするのも、キューが切れ
なければ全く叶わない。
日本刀で袈裟横真っ向の試斬一つ
できないのに刀の良し悪しが判断
できる訳ないのと一緒だ。

そして、ビリヤードのキューも、
日本刀での試斬も、出来る人は
最初から「切れ」を発揮できる。
できない人は、なかなかできない
ので、研究して努力して改善する
か、もしくは何年経っても全く
進歩が無い。
それらは、「日本刀が見える、
見えない」と似ている。
日本刀が見える人は最初から見え
る。見えない人は上辺しか見えず、
刀の本当の姿が全く見えない。

ただ、最初から出来ない人でも、
本人の心掛けと努力次第では出来る
ようになる。
非凡な才能を見せている人たちは
それは、その努力を超えた超人的
な技能を持っている地球上でごく
限られた人たちであり、人間誰も
がオリンピック世界記録を出す人
のような技量は持ち得ない。
でも、本人のやる気と努力で、あ
る程度までは達成できる。

そして、一番大切な事は、素直な
心で、きちんと「本当のところ」
を見抜く事だ。
スポーツは特にこれが大事。
慢心や邪(よこしま)な心だと、
絶対に技能さえも発達しない。
深い技術の能力=技能は、心身の
健全さと密接不可分な関係にある
からだ。

週末稽古

2022年02月26日 | open


朝8時50分。
117ラック終了。
結果、5ラックリードで勝った。



玉撞き棒

2022年02月26日 | open


この私のキュー、めちゃくちゃ良い
音がする。甲子園の高校野球。

こちら、一つの理想系のキュー。
初めて実物を触らせてもらった。
高級車と同じ位するので買えない(笑
てか、普通市場では売っていない。






アーチェリー

2022年02月26日 | open


アーチェリーの選手だった友人と
ビリヤードのキューの話をして
いた。
なんでも、ビリヤードのキューと
同じく、弓もハマるとやばいらし
い。
私はアーチェリーはレジャーで
しかやった事がないが、いわゆ
るフライロッドの泥沼世界のよう
ものだろうか。

発見

2022年02月26日 | open

この60'sキューで新たな事を発見
した。
それと、入れが何だか堅い。とても。

ブレイク後。
出来てる。
当然、枡を割る。


本日の勝負は勝てそうな予感。
今のところ、25マスリード。