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第18回寛仁親王牌(GI)二日目ローズカップは伏見俊昭!

ちょっとマニアックな話になりますが、
日本人はやっぱり競輪ですよね。

ツールドフランスに今日本人選手二人が参加し、7月4日からスタートしました。
4日はタイムトライアルだったんですが、127位と174位(180人中)。もうちょっと上の成績が…。
5日はがんばってほしいですね。

今青森行われている寛仁親王牌は1990年に前橋で世界選手権(トラックだけではなくロードも行われた)が行われ、それを記念してこの大会が創設されたのでした。

その時の世界選手権に出場していた稲村成浩選手、斉藤登志信選手も今大会に出場しています。
是非、見に来てくださいね!
KEIRINマガジンの若生です。

いや伏見選手は強い!本当に強い!
今日のレースは負けたかと思っていたら、ゴールには黒い弾丸が…。


ローズカップダイジェスト

周回は、海老根恵太‐渡邉晴智、永井清史‐金子貴志、武田豊樹‐神山雄一郎‐小林大介、新田祐大‐伏見俊昭。
まず新田が、残り2周の赤板前3コーナーで上昇開始。それに合わせて武田も動き、打鐘前の1センターでは、先頭に立つ。後方に引いていた永井がここで発進し打鐘で先頭に。それを見た新田が再度アタックし、先行する永井ともがき合いに。新田は最終バック前に不発。さらに後方から海老根が捲り、最終2センターで捲りきる。このとき、伏見は、上手く引いて渡邉の後ろに位置し、最終4コーナーから一気に踏み込み、激戦を制し1着。2着は渡邉、3着海老根。

残り1周。先行する永井、叩く新田。



叩けず不発に終わる新田。最終2コーナー。


引いて捲き返す黒い弾丸伏見。最終2センター。


ゴール。


ローズカップ表彰。



昨日に引き続き
M女史カメラマンレポート

場内で激写はフラダンスです。
お母さんとこともたちが踊っています。ふんわかしていい感じですよね。


検車場内は、倉野隆太郎選手。
「本当にすいません」Tシャツをきています。
いったい何にあやまっているのでしょう?



ダッグアウト

2レース
先行した伊藤太一の番手から捲って2着の矢口啓一郎
「今日は120%、太一のおかげです。うーん、もっと待ってあげたかったけど、あれ以上待っていたら稲村(成浩)さんのところに後ろからこられちゃうし、あれしかないかなと思ったんですけど。バンクが重いですね。うーん、自分の中に宮杯の軽いイメージがまだあるので、なんか自分の調子が悪いのかなって思うくらい重いです」

3レース
自ら捲って1着の堤洋
「たまたまですよ、あの脚は。前についていって、前は止まっちゃったけど、その勢いをもらって行くことが出来ました」
先行した木暮安由の番手の諸橋愛は3着
「うーん、木暮は本当の力を出し切れてない感じですね」
純地元の伊藤大志(6着)
「最後は『コースどこあるのよ!?』って必死に探しました。木暮が垂れると思わなかったから、内は空かないと思っていたのに。あれ、もっと早くあのコースにいけたら2着までいけたかな…」

4レース
石橋慎太郎を交わして1着の村本大輔
「なんとか2人で決まって良かったです。でも、ちょっと慎太郎がいいみたい。身体が動いているからね」
先行して2着に粘った石橋慎太郎
「脚は本当に良くないです。でも、ムリにでも動いているのが逆に良い方に向いているのかもしれないですね」
不発の伊原克彦(8着)
「うーん、3番手が取れたと思ったんですけどね、ちょっと空いている隙を内につめられましたね。FIとはやっぱり違いますね。明日頑張ります!」

5レース
逃げ切って1着の小嶋敬二
「すっごいしんどい。二度と先行なんてしたくない(笑)」
捲って2着の大西祐
「香川(雄介)さんが落ち着いていけって言ってくれて。小嶋さんが行っても、番手が離れる場合があるから、そうしたら番手に入れてやるからって言ってくれたんです。それで捲っていったら俺らおもしろいんじゃないかって言っていたんですけど。…すごくお世話になっている香川さんが落車しちゃったんで、申し訳ないです」

6レース
直線追い込み1着の小野俊之

「(中川)誠一郎と(藤野)孝彦、2人とも同じ戦法なんで、それなら誠一郎が前でということで並びが決まりました。それで、中団を狙うという作戦だったんです。誠一郎が頑張ってくれたおかげで、後ろの2人が決まりましたね」
初GIで準決勝に進んだ藤野孝彦
「今の心境は信じられないです(笑)。最後は小野さんについていきました。調子はいいですね。普通の時は立ち漕ぎ出来ないけど、今日はどこからでも行ける感じでしたからね」
先行して5着の柴崎俊光
「うーん、最後が5着か。2車だったけど上手く行けたし、残れるかなと思ったけど、ダメでしたね。でも、昨年に比べればだいぶマシです」

7レース
捲り追い込んで1着の松岡健介

「顔見せの後に『バックが追い風だから、あんまり遅い仕掛けだと間に合わないんじゃないか』って博幸に言われたんですけど、レースを走ってみたら、そんなこともなかったんで、大丈夫だろうと思って、あそこから行きました。博幸、ほれみろ(笑)。宮杯もダメだったんで、今回はあまり気負わずに走っています」
松岡マークで2着の村上博幸
「もう3コーナーで遅いんじゃないかなって思って、内にいこうと思ったんですけど、余計なことしなくて良かったです(笑)」
先行した三宅達也(4着)
「力は出し切りました。あとは力がないってことです。うーん、最後に行かれますね…」

8レース
逃げ切り1着の浅井康太

「打鐘で誘導を抜いたら重注がつくと思って、やめたら、前に誘導を使われたんでそこは失敗しました。最終ホームで、幸二さんが行けと思ったのと、僕が踏んだタイミングがピッタシ一緒だったんです。最後まで踏み切れたし、良かったですね。準決勝も力を出し切りたいですね!」
浅井の番手を死守して2着の山口幸二
「オッズを見たらすごい人気で、これは負けられないなと思いました。お客さんは『山口は番手を守り切る』って思ってくれたってことですからね」

9レース
直線鋭く伸びて1着の成田和也

「自分でも1着まで行けると思わなかったんでびっくりして、興奮しました(笑)。菅田(壱道)はもう見えなかったので、(佐藤)友和がなんとかしてくれると思っていたので、ずっとついていたんですけど、もう難しいかなと思って、2センターから内にいかせてもらいました。友和の地元だし、2人で乗りたかったですね、それが残念です。これが準決勝ならかっこいいんですけどね(笑)、まだ二次予選だし、目標は上の方なんで頑張ります!」
先行して2着の北津留翼
「いつもは先行するまでがヘマするんですけど、今日は作戦通りいきました。先行すれば紫原さんがなんとかしてくれるって言っていたんで」
北津留マークで3着の紫原政文
「翼は強いですね! 後方に置かれさえしなきゃ(笑)。『俺より先着するには、先行しかないぞ』って言っておいたおかげですかね(笑)。九州3人で上がれて良かったです」

10レース
空いた内を突いて、直線伸びて1着の井上昌己

「亮馬がダメだったら、自分で行けるように車間を空けていたら、そこを市田(佳寿浩)さんにこられてヤバイなと思いました。けど、兵藤(一也)の内が空いたのが見えたので、行っちゃえと思って行きました。これで長塚(智広)さんが降りてきたらヤバイなとは思ったけど、もうバックなんて踏めないですからね。1着で良かったです。勝ち上がりでの1着って久しぶりですね。佐世保GII(4月)以来かな(笑)」
捲り追い込んで2着の坂本亮馬
「今回は位置取りはイマイチですね(苦笑)。でも、力を上手く自転車に伝えられていると思います」
後方から追い込んで4着に届いた石丸寛之
「伸びているので、脚は悪くないですからね。(岩津)裕介には悪いことしたけど…。明日はなんとか上にあがりたいですね」

11レース
早めに捲って、そのまま押し切り1着の山崎芳仁

「緊張しました。昨日はもつれたレースになっちゃたから、今日は負けられないというか、絶対に準決勝には乗らないとですからね。村上(義弘)さんもけっこう粘っていたけど、山おろしで、勢いかかっていたので、行けると思いました。3人で決まって良かったです」
山崎マークで2着の岡部芳幸
「あれを抜けるんなら、まだ自分が前で戦いますよ(笑)。それくらい前は強いですね」

12レース
渡邉晴智に牽制されたが、最後伸びて1着の伏見俊昭

「祐大とはスタートの位置だけ決めて、後ろからって言っていたんで、それ以上は何も言わず任せました。決めておいても上手くいかないこと多いし、言わなくてもわかると思ったんで。最後、晴智さんに止められて、ムリかなと思ったけど、よく行けましたね。明日はしっかり前の山崎(芳仁)君についていきます。今日は強かったんで、僕も見ていて気合が入りました。さすが王者の走りです」
海老根の番手から2着の渡邉晴智
「伏見を止めたと思ったけど、止まりませんでしたね。恵太が頑張ってくれました。緩んだらいくって言っていたけど、緩まなくても行きましたからね!」
早めに捲って3着の海老根恵太
「行くのはあそこしかないですよ。武田(豊樹)さんかぶっていたし、前は短くなっていたし。僕が行けたのは新田が行ってくれたおかげですよ」
永井の番手だった金子貴志(4着)
「ホームで永井が行く気マンマンでしたね。でも、自分のスイッチが変えられなかったです。けど、永井はよく新田に合わせ切りましたね、すごいですよ」
先行し、新田祐大に合わせ切った永井清史(8着)
「新田に合わせて、後は余裕がなかったですね。でも、2日間とも力を出し切るレースが出来ているので悪くはないです。明日も、今後につながるレースがしたいですね」
行けずの新田祐大(9着)
「ホームで、これじゃ昨日と同じだと思って、必死に踏んだけど、一旦落として踏んだから永井さんに合わせられました…」
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