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第6回サマーナイトフェスティバル(GII)優勝は成田和也選手!

第1回の優勝者のイメージが強いのでしょうか。どうしてもサマーナイトフェスティバルというと夜の帝王決定戦のイメージが強く、昼に強い選手は、勝てないって感じがしてならなかったのですが、ふたを開けてみたら、超昼型選手の成田和也選手でした。
それにしても、佐藤友和選手の行きっぷりは見事でした。行く時はスパーンと行く。これが先行ですよね。

そして、先行されたらゴール勝負で勝つ!これです。徹底先行タイプがいなかった分、決勝進出した他ラインの選手は、誰が先行するのか様子見だったのも上手くはまった理由の一つだと思います。
本当に成田選手おめでとうございます!


第6回サマーナイトフェスティバル(GII)決勝ダイジェスト
スタートで飛び出したのが佐藤友和選手。そして周回は佐藤‐成田和也‐神山雄一郎、加藤慎平‐山口富生、海老根恵太‐石毛克幸‐高木隆弘、田中誠。レースが動いたのは残り2周、海老根が上昇し佐藤を抑えると、佐藤は引いて7番手に。打鐘過ぎ、まだスピードが緩んでいた4コーナーで、佐藤がカマシ発進。一気に先行すると海老根は中団を中部勢と獲り合う形に。4番手を取りきった加藤が最終バックで捲って出ると、成田は後ろを見ながら、最終4コーナー手前で踏み込んでゴールを目指した。3番手にいた神山が鋭く伸びて、一度は成田を捉えたが、成田の絶妙なハンドル投げで抜き返し、優勝を飾った。2着は僅差で神山。3着は山口。

第6回サマーナイトフェスティバル(GII)決勝ゴール!


宙に舞う成田和也!


地面に落ちた成田を見ながら伏見が万歳!


満面の笑みの成田。


KEIRINマガジンではツイッタ‐を始めました。
140ワードの面白いネタ、痛いネタ、レースに関することなど、ツイートしていきます!

@KEIRINマガジン




ダッグアウトから

1レース
捲り追い込んで、上がりタイム10秒9を出した松岡貴久
「いいタイムでしたね。でも、バンクレコードは出なかったな(笑)。調子は悪くないんです。昨日は後ろ(中川)誠一郎さんだったし、僕も死ぬ気でいかないと相手も強いし、ムリですからね。でも、ちょっと誠一郎さんに長く踏ませ過ぎたかな。こうやって、いつか自分に回ってくればいいんで。今、九州は自力が少な過ぎでしょう。これがもっと多くならないと、やっぱり上で戦っていくにはきついですよね。亮馬ももっと長く踏むべきだし、北津留(翼)は力はあるのに競輪が苦手だし。熊本の後輩はどうだろう。東矢(将太)は強いけど、先行するとまだもろいんですよね。でも、捲りでいいから18連勝でS級に上がってきて、S級で先行すればいいと思うんですよ。その方があいつのためになるし、今度会ったら言ってみようかな」
捲って2着の後閑信一
「今回は自力でしたね(笑)。昨日、神山(雄一郎)さんが決勝にいってくれてよかったです。武田(豊樹)や(平原)康多ら関東の自力がいつも頑張ってくれるので、いない時は自分も頑張らないといけないですからね」

2レース
捲って1着の坂本亮馬
「今回はこんなものなのかな。今年はずっと川崎記念からやろうと思っていたので、次から見ていてください。寛仁親王牌は予選スタートだったけど、ここからの特別はずっと特選スタートだし、ここからさらにやる気で頑張ります! もう家に帰らない予定で川崎記念までいきます。家出ですね(笑)」


3レース
捲って1着の小岩大介
「僕は警戒されないなと思っていたので(笑)、捲りやすい展開になりました。恵まれましたね。寛仁親王牌とここと特別が続いていたんですけど、なんか負け癖がついてきていましたね。なんか勝てなくて当然みたいな…。今日は伊東以来の1着らしいです。やっぱり1着取るのはいいですよね。次は川崎記念なんですけど、頑張りたいです」


4レース
逃げ切って1着の小嶋敬二
「いやー、疲れた。けど、今日は村上(義弘)が相手だったし、今は成績が悪いから、今日は先行しようと思っていました。後は(岩見)潤が仕事してくれたおかげですね。あれだけやってくれたおかげで、逃げ切れました」


5レース
捲った松岡健介を交わして1着の村上博幸
「前回の寛仁親王牌の最終日も、今日も松岡さんに取らせてもらった1着ですね!」


6レース
中村一将を交わして1着の朝日勇
「もう一将君のおかげです! あれだけ行ってくれたんだから、ありがたい!! 次は観音寺FIです。2班じゃどうやっても予選まわりなんで、頑張るしかないです(苦笑)」
最終ホームからカマしていった中村一将(5着)
「しんどい。………しんどい。もう、それしか言葉が出ないです(苦笑)」


7レース
直線、外伸びて1着の吉田敏洋
「今日は金子貴志さんに任せて、心中覚悟でした。3コーナーでダメかなと思ったんですけど、奇跡的にコースが空いて、脚が残っていたので、伸びました。なんか、こういう展開が何を言っていいかわかりませんね(笑)」


8レース
地元で1着の菊地圭尚

「地元を走るとすごい声援をもらえるので、いつも力になっています。鈴木君のおかげで、人気に応えることが出来ました。恵まれましたね。また、函館を走る時は頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
捲った鈴木謙太郎は3着に
「武井さんは中団狙いだと思っていたので、中川(誠一郎)さんだけ気にしていたんです。そうしたら武井さんに行かれてしまって、焦りました(苦笑)」
先行した武井大介(8着)
「飛びつきも考えていたんですけど、前を取られちゃったし、中川君がいったらそれについていこうと思ったけど、中川君が動かないし、しょうがないと思って行きました。突っ張られては一番格好悪いので、思い切っていくしかないですよね」


9レース
優勝した成田和也

「友和のおかげで優勝することが出来ました。いつも応援してくれるファンの方と、北日本のラインのおかげで今日も勝てたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです! 昨日は初日1番車で、北日本の開催だし、負けられないなって思って走りました。決勝は、友和が頑張りますって言ってくれていたので、その気持ちが伝わってきたので、自分が勝たなきゃいけないなと思って走りました。神山さんがついてくれたのもありがたかったし、でも、神山さんに内から抜かれたかと思ったけど、ハンドルを投げてかろうじて勝った感じでしたね。ここのところ声援に応えられてなかったので、今日は勝てて良かったです。これからもしっかり1着を取れるように、しっかりラインの仕事をして、しっかり納得のいく走りをして結果を出していきたいです」


2着の神山雄一郎

「ちょっと脚を使ってしまったので、あれを脚を使わずに3番手についていければ、面白かったかもしれないですね。でも、成田が強いから、成田を抜くのは難しいね。でも、人気だったし、2着には来なければと思いました」


3着の山口富生

「慎平の4回転のダッシュがそこまでいいと思わなかったですね。バックで慎平の踏み出しに離れそうになって、やばい、慎平に迷惑がかかると焦りました。空いたら海老根が入られるから。でも、あれは海老根が立て直している時だったから、あれで海老根を封印しましたね。慎平の4回転はありやな!」


4着の加藤慎平
「作戦的には自力を出せればいいなと思ったんですけど、トップクラスの先行選手なんで行き切れなかった。上手くは立ち回れたんですけどね。久々の割には動けたと思います」


5着の石毛克幸
「海老根が並走する前に行きたかったですね。そこに田中が来たんで、コースなくなっちゃって、そこから踏んだのでは間に合わなかったですね。脚を余して終わったんでもったいなかったですね。しょうがない」



6着の佐藤友和

「いいところで先行できました! うーん、でも3着までに残ると思ったんだけどな。バックの感じも良かったし。でも、これで流れを取り戻した! 全日本選抜で頑張ります!!」


7着の高木隆弘
「しょうがないね。海老根は捌くなら捌く、行くなら行くの方が良かったね。あれでは、ドカンと行かれて、流されたら終わっちゃうからね」


8着の海老根恵太
「飛びつきたかったけど、友和のスピードが違いましたね。これが今の現状ですね…。まだまだ立て直しが必要です」


9着の田中誠
「中団を狙っていたけど、加藤さんがそれを許してもらえなかったということで、しょうがないですね。友和さん相手に飛びつきを狙うのは僕の力的には厳しいなと思ったので」

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第6回サマーナイトフェスティバル(GII)本日決勝!

遅れて申し訳ありません!
ではスタートです!
とその前に、昨日ツイッタ‐を紹介したのですが、
リンクが上手く行ってなくご迷惑をおかけしました。
先日のも修正いたしましたが、再度こちらに掲載します。
@KEIRINマガジン
です。
よろしくお願いします。

KEIRINマガジン編集部員による予想を掲載しています。見てね
競輪TOWN

携帯はこちら(KEIRINマガジン編集部の予想は見られません)
競輪TOWNモバイル


本日はレースまで間があったので、
編集部中村が大好きな北海道が誇る大番組「水曜どうでしょう」でも取り上げられたソフトクリーム屋さんを訪ねてみました。

コーヒールームきくち
のソフトクリームです。

一個230円
バニラ、モカ、ミックスの三種類から選べます。で、食したのはミックスとモカ。


お味は昔のアイスクリームって感じです。競輪好きで高知に行かれた方なら分かるアイスクリン的な食感です。
氷の粒が感じられる食感です。結構おいしいですよ。

そして、イカ!
これは前検日の夜に食したもの。1杯1200円也。
スルメイカなので、キモ付きです。

美味し!
函館はとにかく安くておいしいものがあります。こちらのお店は「気腹志」
後は検索してください。凄く混んでいて入れないときもあります。

では初日のレースですが、
日が沈み、ナイター照明が点いてからレースですね。

まず1点。
鈴木謙太郎選手が先行した7レースの最終ホーム。



そして最終9レース。村上義弘選手と松岡貴久選手のもがき合いです。

結果は…ですが、やはり迫力がないとね!

更に、バンク内で燦然と輝くイカ!

気にいってしまいましたのでご紹介。
ついでに敢闘門。サマー仕様です。



ダッグアウトから

1レース
3番手取って、追い込み1着の成田和也

「一番理想的な展開になりました。松岡君がどこから捲ってくるか怖かったんですけど来なかったし、倉野(隆太郎)も気合が入っていたし、金子さんも出てから良いスピードだったんで、僕にとっては最高の展開になりました。雨のせいで練習出来なかったけど、それが休養になったのかもしれないですね」
成田マークで2着の有坂直樹
「これは2着が精一杯。よくやった方ですよ」
番手から捲った金子貴志(3着)
「せっかく倉野が行ってくれたのに、残念です。ホームが向い風で、それを気にしていたら、後ろも強いですからね、来られちゃいましたね」
後方に置かれた松岡健介(5着)
「最終ホームで車間をもっとつめておきたかったですね…」


2レース
五十嵐力の番手から追い込み1着の石毛克幸

「五十嵐が前々に踏んでくれたおかげですね。恵まれました。浅井(康太)が捲ってきたから、行かれるかと思ったけど、行かれなくて良かった。久々の決勝です。ふるダビ弥彦以来の特別の決勝ですよ(笑)」
直線追い込んで2着の西田雅志
「なんか前で落車が起こりそうな予感がしたんで、落車を避けられました。それが一番大きかったですね。そこから、石毛はもうずっと前にいたんですけど、五十嵐と浅井はロックオン出来たので、抜きました。実は、今回は追加を直前にもらったのでバタバタで参加したんですよ。自転車も間に合わなくて、乗ってないフレームを引っ張り出してきて、ハンドルやサドルを買って、ずっとセッティングをしてました。いろいろ部品代で赤字スタートだったけど、これで黒字です(笑)」
先行して3着の五十嵐
「勝てなかったのは悔しいけど、この展開では先行するしかないですからね」


3レース
後閑の番手から1着の神山雄一郎

「後閑が強かったですね。早めに出て行っても後ろにタテの鋭い選手もいるんで、タイミングを見て出て行きました。桐山がいいスピードできたので、あそこから行きました」
2着に突っ込んだ武井大介
「桐山君がムリヤリでも行ってくれたおかげですね。自分的には、重いギアを踏めているので、1着を取れなかったのは展開が向かなかったからだけど、悪い感触はないです」
村上博幸(5着)
「まだまだですね…。空いたコースを探して行きたかったけど無くて、それで踏んでいったけど…、イメージではもっと伸びると思ったんですけどね。まだ完調ではないですね」
先行させてもらえなかった桐山敬太郎(7着)
「後閑さんの気迫に負けました」
先行した後閑信一(9着)
「神山さんがついてくれたからには何かしようと決めていました!」


4レース
深谷を交わして1着の加藤慎平

「前の頑張りのおかげです。バンクも重かったのに、前がよく頑張ってくれましたね。深谷はここしかないって先行をしてくれるので良い選手ですね。ただ、もっとトップスピードがつけばもっと良いですね。1着権利なんで早めに踏ませてもらいました」


5レース
矢口の番手にハマり、そこから捲って1着の佐藤友和

「やっぱり函館は相性がいいですね! 僕の身体がここを好きなんでしょうね!(笑) 先行しようと思って動いた結果、番手に入りました。あとはワンツーを狙っていた通り、ワンツー決着だったんで良かったです」
佐藤マークで2着の伏見俊昭
「内から誰か来るだろうと思ってずっと締めていました。そうしたらダッシュに離れかけちゃったんで、ちょっと恥ずかしいです(苦笑)。最後、やっぱり内からオグリュウに絡まれたんで、今日は2着で仕方ないですね。友和が1着取ってくれて良かった」
3着に突っ込んできた小倉竜二
「自分のスピードを殺しちゃったし、2着はムリでしたね。後ろに桑原(大志)がついてくれたし、追い上げに行かなきゃいけないと思っていました」
先行したが、後ろが離れてしまった矢口啓一郎(5着)
「…後ろが離れたのは仕方ないです。自分は自分のやるべきことは出来ました」


6レース
直線伸びて1着の海老根恵太

「山賀が行ってくれたおかげですね。最後は、このバンクの相性の良さが出ました! ここは記念を連覇しているし、やっぱり相性が良いみたいですね。山賀に落ち着けってずっと言っていたんですけど、それで自分が一番落ち着けましたね」
捲り追い込んだ山賀雅仁(4着)
「海老根さんをつけているんで、出切らなきゃいけないと思ったんですけど。海老根さんが1着を取ってくれて良かった。いや、もっと早く行けば良かったのかな。早めに隠れて行けば、もっと楽に僕も海老根さんも出切れただろうし。突っ張ることも考えていたけど、でも、あれは本当に突っ張るくらいじゃないとダメでしたね。永井君強い、合わされちゃってきつかった。でも、いつもは僕が後方なのに、あんないい位置取れたら逆に焦っちゃいましたね。いつもは得意のパターンを藤田(竜矢)さんにやられたのが悔しい(笑)」
先行した永井清史(5着)
「ギアを軽くして、タレた感じはしなかったんですけどね。自分の感触は良かったけど、差されたのは展開なんでしょうがないです」
先行した永井の番手を取り切った斉藤正剛(7着)
「途中でヨシって思ったんだけどな。前が止まったのはわかったので、脚をためなきゃ、ためなきゃって思ったけどね…」


7レース
鈴木を交わして1着の山口富生

「全て謙太郎に任せていました。謙太郎は強かったですね。武田の捲りが止まりましたからね。1着権利のレースで、普通、駆けたくないだろうに、よく行ってくれました。明日は慎平に頑張ってもらって岐阜で上位独占したいですね(笑)」
2着に逃げ粘った鈴木謙太郎
「富生さんは仕事してくれるし、内も締めていてくれるので、安心して駆けられました」
捲り不発の武田豊樹(6着)
「外並走からは捲れなかったですね。前もかかっていたし、レース展開に失敗したので、しょうがないですね」


8レース
北日本に切り替え、最後はハンドル投げで勝った高木隆弘

「(前場所から引き続き)4連勝なんて出来すぎでしょう!(笑) 山崎もスピード良かったし、その後ろが圭尚だったんで、切り替えました。圭尚が誰か捲ってきたのに合わせて捲るだろうと思っていたので。まぁ、僕に捲れる脚はないですからね(苦笑)。ハンドル投げは、年甲斐もなくガッツいちゃいましたね(笑)」
惜しくも2着の菊地圭尚
「悔しいけど、全力をつくした結果なんで仕方ない…。山崎さんの番手から出た時、もう脚が三角に回っちゃいましたね」
神山拓弥を叩いて先行した山崎芳仁(8着)
「誘導のスピードも上がったので、カミタクもかかっていたし、抜くのがきつかった。もう脚いっぱいでした。競技のケイリンみたいでしたね、休むところなし。うーん、弱いな(苦笑)」


9レース
捲った中川誠一郎を交わして1着の田中誠

「ずっと並走だったんできつかったですね。中川さんが捲ってから、それについていったけど、新田(康仁)さんに絡まれて怖かったです。でも、そこは目をつぶって凌ぐしかないですからね。あとは中川さんと抜くか抜かないかの勝負でした。もうゴールは涙で見えなかったですね…なーんて(笑)」
捲り追い込んで3着の吉田敏洋
「抑えられるのは想定内でしたけど、でも、もっと早く松岡(貴久)は駆けると思っていました。抑えて駆けるにしても、あんなに遅くては突っ張られるに決まっているし、突っ張られたら意味ないのに。……つまらないレースでしたね」
突っ張って先行した村上義弘(7着)
「あそこ(最終ホームあたり)で来られたのでは突っ張るしかないですよ。しょうがない。けど、自分のイメージでは松岡が下がっていった時に吉田と並走になっていて、それで3コーナーで持っていけば、後ろから誰も出させないようになるかと思ったんです。でも、中川に早めに立て直されて踏まれたのではしょうがないですね」
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明日から函館で第6回サマーナイトフェスティバル(GII)開催!

今年もやってまいりましたサマーナイトフェスティバルの季節です。
夏ですね…。

とたそがれている場合じゃありません。

北の大地の南の函館は燃えているのです!
百万ドルの夜景に、ひときわ眩く輝くのが函館競輪場のナイター照明なのです。

そして、函館は美味しいものも出回っています。
なんといってもイカです。真イカの季節なんですね。

キモと一緒に食べるとシ・ア・ワ・セ!

そんな函館ですが、競輪は激アツです!
思い起こせば平成18年のサマーナイトフェスティバルは先日の寛仁親王牌を優勝した市田佳寿浩選手が優勝しているんですよね。

あの時は、強い雨が降っていて、はっきり言って夏ではなく、冬の開催、しかも競技会の審判の方々は、アロハシャツを着て審判業務に就いていた…。

私は、あまりの寒さに、ちょっと離れた紳士服屋に駆け込み、ジャケットを買った覚えがあります。正直、凍えるかと思いました…。

しかし!今回は期待しています。大丈夫です!暖かい。

本日の函館バンク。雨が止み、乾いたので練習に選手が出ている。

ま余談ですが。

さて、明日からのSNFは誰が優勝するのでしょうか?
私の期待は、新鋭深谷選手なんですが…。

罰ゲームのパーマ頭で(こう言っては何ですが、昔の月刊競輪などを見ているとこのような頭の方がたくさんいらっしゃる…)、表彰台はカッコイイ…。
↓4レースで深谷選手の写真が…

さて(さてが続きますが)、今回からツイッタ‐でツイートしてみたいと思います。
@keirinmagazineです。
フォローよろしくお願いします!
@keirinmagazine


脈絡はありませんが、本日のローラー台。バンクが濡れていたため、選手はローラーで脚を回す。




ちなみに明日のメールマガジンは、明後日朝に配信します。
早く展望を見たいかたは、こちらにアップしますのでよろしくお願いします。
アップ予定は23時過ぎぐらいです。もうちょっと遅くなるかもしれません。あらかじめご了承ください。


ダッグアウトから

1レース
成田和也

「調子は変わらずですね。明日は自分で頑張ります。最近、1着がないんで、明日は取りたいですね。最近は、意気込んで走って走らないと獲れないかと思って意気込んでいたんですけど、けど意気込んでも変わらなかったので、いつも通りの自分で頑張りたいと思います」


2レース
園田匠

「荒井(崇博)さんを信頼してついていきます! 自分の調子は変わらないですね。記念を獲って、周りの目は変わったように思うけど、自分の中では変わってないですね。でも、獲れるチャンスがあればきっちり獲れるというところは見せれたので、この脚をキープしていきたいです」


3レース
村上博幸

「この髪形は、皆に似合わんって笑われています(笑)。家族にも不評で、髪を切って帰ってきたら、9ヶ月になる子どもに『誰?』みたいな目で見られて、もうショックでした(笑)。明日は、なんかいかにも自動番組らしい番組になりましたね。やりにくいメンバーです。でも、1着を目指して頑張るしかないですね。次につながるレースをしたいと思います」


朝日勇

「函館に朝日は昇るかって? 俺が知りたいですよ!(笑) 調子は………うーん、普通ですね。函館は久々ですね。昨年の記念以来。ナイターはいつ以来だろう? 覚えてないですね。明日は博幸につきます。連係は1、2回くらいはありますよ」



4レース
深谷知広

本日の話題を全部かっさらった深谷のパーマ。色んな選手から「カツラなの?」「お前はサザエさんか?(笑)」と言われたい放題の深谷、「全プロのスプリントの予選でタイムが出なかった罰ゲームで、吉田さんに言われて、この髪型になりました。人生で初めて美容院に行って、2時間かかったんですよ。……正直きびしいです(苦笑)。明日は新田さんと対戦なんで、髪型も対決しちゃいました(笑)」


新田祐大

「京王閣記念から中3日ですが、体調は大丈夫です。深谷が髪型も対決って言っているんですか? 僕は気にしてないけど、勝手に対抗意識を燃やしてますね(笑)」
大塚健一郎
小倉で行われた吉岡稔真カップを優勝した大塚、「優勝しなきゃいけないという緊張がすごくて、結果を出せてホッとしました。(優勝インタビューで)泣いていたわけじゃないですよ。もう鼻水が止まらなかったというか、穴という穴から汁が出ただけ(笑)。でも、あれを乗り越えて、なんか自分で一皮剥けたような気がします」


5レース
小倉竜二

「明日は、前々に頑張ります。調子は変わらずって感じですね。伸び脚は、コースさえ空けば、伸びると思いますよ」



6レース
海老根恵太

「別にワイルドを狙っているんじゃなくて、僕は前検日にヒゲを剃るので、開催が空くとヒゲが伸びるだけなんです(笑)。明日にはいつも通りの僕になりますよ。調子も変わらないんで頑張ります」


山賀雅仁

「海老根さんが任してくれるので、何かはしたいです。調子は…、逆に寛仁親王牌と京王閣記念を見ていた人にどう見えていたか僕が聞きたいくらい(笑)。うーん、でも、京王閣記念は4着1着8着1着と勝率5割だし、初日のタイムは良かったので、そんなに調子は悪いというわけではないと思います。中3日だけど、そんなに身体もつらくないし、頑張れると思います」


7レース
鈴木謙太郎

「調子は変わらないですね。函館の相性は、どちらかと言えば悪くはない方だと思います。風がなければいいんですけど。うーん、ナイターなんで風はないとは思うんですけどね。さらに雨が降らなければ、もっといいですね」



8レース
山崎芳仁

「ライン戦で1着権利は難しいです、やっぱり。でも、明日は圭尚に任されたし、頑張るしかないですね。スカスカしないようにだけ気をつけて走ります」、バンク練習が終わった後に菊地圭尚に「山崎さん、脚の確認は充分ですか?」と言われ、笑いながら「大丈夫ー! いやぁ、きびしい後輩だな(笑)」と言っていた。


9レース
吉田敏洋
深谷に罰ゲームを申し渡した張本人
「でも、あの髪型にしてこいとは言ってないんですよ!(笑) 僕は、美容院で髪型のカタログを見せてくれるから、その中でお前が一番イヤだと思う髪型にしろって言っただけなんです。今日会って大爆笑でした(笑)。いやー、今回この話題で持ち切りだな。上から『スーパールーキーをあんなことさせやがって』って呼び出しくらったらどうしよう(笑)」


新田康仁
「今回は静岡勢3人だけ、いつもは倍以上いるのに、寂しいです。明日は単騎だし、いいところ狙って頑張ります」


伊藤保文

「明日は、黙って村上(義弘)の番手についていきます! 連係は昨年の共同通信社杯以来かな。僕に前がずっとつくようになったのはここ最近ですからね。調子は最高とまではいかないけど、でも、いいですね。ケガなく、ここまでこれているのが大きいですね」
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第19回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)優勝は市田佳寿浩!

脇本雄太やりましたね!

大舞台で、大胆に先行できるのはなかなかいません。
そして、その3番手から突っ込んだのが市田佳寿浩。

見事な近畿勢の連係でした。

病気、怪我に泣かされ続けた市田が、本当に良くここまで復活してきましたよね。
彼の活躍を見ると、なんか勇気が出てきます。

今後の更なる活躍を期待したいですね。


第19回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)決勝ダイジェスト
周回は、渡邉一成‐山崎芳仁、新田祐大‐伏見俊昭、脇本雄太‐村上義弘‐市田佳寿浩、武田豊樹‐山口富生。残り3周前でまず武田が上昇。一旦先頭誘導員の後ろまでくると脇本が、前に出て、残り2周半で誘導を切って前に出た。そしてそのまま先行態勢に入って行き、残り2周では先行。その4番手に渡邉がポジションをキープ。武田が6番手、新田が8番手となった。そのまま脇本は先行し、次に動きがあったのは、最終バック。脇本の番手から村上が捲り発進。ゴール直前で、市田が村上を交わし優勝。2着に村上、3着は空いた内を踏み込んできた武田。


周回中。


打鐘。逃げる6番脇本。


最終バック。番手から1番村上が発進。



ゴール。


ウイニングラン。


健闘をたたえる近畿3人。

表彰。


本日の守谷劇場…

岡山勢が集まってきた…
そうです、守谷陽介選手の出走直前。
「顔、顔」とにこにこしながら言っています。

出走控室から出てきた守谷選手は普通。



清めの塩の前に行くと…塗っています…




おっと本田晴美さん直伝の塩唇…



出走直前、守谷選手は恒例のでか声「しやーす」
そしたら、上からファンの声が「声が小さーい!気合を入れろ!」
一同???&爆笑!

競走を終え引き揚げてきた守谷選手の唇には…塩の残骸…


倒れた守谷選手の一言
「塩なめすぎてのどが渇いた!」

爆笑……


ダッグアウトから

3レース
捲った大森慶一を交わして1着の内藤宣彦
「今回、脚の調子は良かったんです。大森とは初連係だったけど、やりやすかったね。他のラインも無警戒というか、行けるわけねぇだろぐらいに思われていたから(笑)、逆にやりやすかったです」

5レース
逃げ切って1着の北津留翼
「まず抑えて先行することを考えて、それが出来なければ2段駆けだなと思っていたんですけど、番手が競りになっちゃったので、仕方ないです。逃げ切れて、本当に良かった~」
捲り不発の佐々木則幸(9着)
「打鐘で行かなくちゃいけなかったけど、北津留と目が合って行けませんでした。あんまりバンク上段に上がるのも、そこらへんが新ルールでどうかのかが見えてないから、難しいですね」

6レース
逃げ切り1着の稲垣裕之
「今日も苦しかったです(笑)。でも、凡走はしないが今年の目標なんで、今日は駆けどころは間違っていなかったと思います。6月から松本整さんとトレーナー契約を結んで、今回は初めてのGIだったので、僕と整さんと手探り状態で、疲れたままここに入ったんですけど、それでも2回取れているので、そこは収穫かなと思います。…近畿のSS3人に遅れている状態なので、そこに追いつくために今は一度しゃがむ時かなと思っています。先を見て、頑張ります」

7レース
今回、3連勝目をあげた松岡貴久
「今日は展開に恵まれました。中団を取ってからは、自分のタイミングをとっていきました。でも、いくら負け戦で3連勝してもダメですね。お客さんには貢献できたからいいけど、でも、勝ち上がらないと自分で納得出来ませんね。初日の9着がね…。まぁ、脇本君が決勝に行ってくれたのがせめてもの救いです。初日から気持ちを切り替えて、集中を切らさずに走れたのは良かったですね。兄(松岡孔明)と一緒の開催は初めてだったけど、僕は特には気にならなかったです。けど、いつかは一緒のレースで走りたいですね。決勝に行かなきゃムリだから、頑張りたいです」
深谷知広を相手に突っ張って先行した守谷陽介(9着)
「もう最初から突っ張るつもりでした。相手が強いだけに強気にレースをしないといけないと思っていました。でも、行くだけのレースだったら誰にでも出来るので、その先へ行かないといけないですね。でないと、岡山を引っ張っていけませんから!」

8レース
先行した柴崎淳の後ろから1着の吉田敏洋
「でも、中部の後輩が前で頑張ってくれるのは、やっぱり嬉しいですね! 昨日、今日と柴崎が前で頑張ってくれました。僕が番手の時というのは、やれることは少ないですけど、でも、僕もタテ脚が強力な分、他のラインにしたら脅威になると思うので、そこをいかしていきたいです。まず千切れることはないですからね。今日も出切れるのかなって見てから、行けたから追い上げました。次も一緒だから、よろしくなって言っておきました(笑)」

9レース
直線鋭く伸びた伊藤保文
「決勝に近畿の流れを続くようにと思って、いや、信じて走りました。自分の調子は、最近はケガをしてないからいいんでしょうね。それに特別が続いているから、競走に対しても恐怖心みたいなものがなく走れているのも大きいです」

10レース
松岡を交わして1着の村上博幸

「決勝に繋がれと思って走りました! 稲垣さん、ヤスさんと頑張っていたので、僕もそれを止めたくなかったです。昨日、悔しいレースをしたし、その分は返そうとも思っていました」写真は今回初GI出場の山田久徳。

佐藤友和を叩いて逃げ、2着に粘った松岡健介
「昨日のレースでは自分の存在を忘れられてしまうので、今日は昨日の分の借りを返そうと思っていました。今日は友和さんが行ってから、踏みっぱなしでした、しんどー。…博幸は自分の中でちょっと特別な存在ではあるんです。一昨年まで、一緒のところを走っていたのに、差をつけられたというか。博幸も、市田さんもですけど、一昨年まで一緒のようなところを走っていたのに、負けられないという思いがあるので、自分も頑張ります。今日はやっぱり、ダービーから続く、近畿にいいバトンを渡すことをやはり意識していました」


11レース
優勝した市田佳寿浩
「…ここまで長かったなというのが正直な気持ちです。ずっと夢見ていたことがやっと叶って、泣かないぞって思っていたんですけど、一瞬で涙が溢れてきました。視界には村上さんと脇本がいて、本当に嬉しかったです。村上さんとはレースでも私生活でも本気でぶつかりあってきたライバルで、今日も最後までいい勝負が出来て良かったです! 脇本の存在も今回は大きかったですね。初日からいいレースをして、今日も臆することなく、自分の役目を果たしてくれました。俺の若い頃よりも度胸がすわっていますね(笑)。近畿だけでなく、競輪界にとっても、大きな存在に今後なっていってほしいです」


2着の村上義弘
「市田はデビューから知っているし、もう兄弟みたいなもの。その市田の優勝の場にいれて幸せです。今回は、勝ち上がりで弱気なレースをしなかったし、積極的に動けていたので、そこは悪くなかったと思います。今日はロングスパートだったんで苦しかったですね。でも、脇本が出てきたことも大きいし、俺の競輪人生こんなに幸せでいいんでしょうか(笑)」


3着の武田豊樹

「一成の位置が欲しかったですね。あの位置じゃ行けなかったです」


4着の渡邉一成
「せっかくいい位置が取れたのに、もったいないですね…。2開催続けて、決勝でもったいないレースをしているのが悔しい」
5着の山崎芳仁
「番手の時は前を信頼してついているので、前よりも先に踏むわけにはいかないので、仕方ないですね」


6着の山口富生
「武田はあそこはきちんと切らないといけなかったところですね。今日は、兄貴を逆転してやろうと思ったけどダメでした(笑)」


7着の伏見俊昭
「ここは前々に動かないとダメだって言っていたのに…。ホームで動くしかなかったですね。けど、逆にそれが動けないんですよね…。仕方ない」


8着の新田祐大
「前に、前に動かなきゃいけないのにと思ってパニックでした。」


9着の脇本雄太
「もう緊張して、自分のレースが出来ないかと思ったけど、市田さんが声を掛けてくれて、胸を張ってレースが出来ました。行って抑えたところで、あとはガムシャラでした。…もう、せっかくのチャンスなのに自分のレースが出来なかったらどうしようと思って、緊張に押しつぶされそうでした。もう自分は前しかみていませんでした」


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第19回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)3日目は激戦の準決勝!明日は決勝!!

準決勝は、それまでと一変して、激しいレースとやはりなってしまいました。
そしてそれを勝ち上がったのが、山崎芳仁、市田佳寿浩、村上義弘、脇本雄太、渡邉一成、武田豊樹、新田祐大、山口富生、伏見俊昭の9選手。
さあどんなレースになるのでしょうか?

かなり楽しみなんですけれど。


さて、一番最初にお知らせ
KEIRINマガジン8月号が7月9日に発売されます。
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までお電話ください。


では準決勝Photoです。

10レース準決勝PHOTO

残り1周、先行する3番村上義弘、落車を避ける7番山崎芳仁。

落車をよけ、後方に置かれたが、追い込んで1着に突き抜けた7番山崎。


11レース準決勝PHOTO

先行する6番脇本。5番永井は叩きに出たが、出切れず終わる。

押し切って1着6番脇本。


12レース準決勝PHOTO

中団から一気に捲る5番新田。

ゴール。


ダッグアウトから

■4R(選抜)
●1着同着の松岡貴久

「(大森慶一が単騎カマシで)超焦りました。これ、追いつけないんじゃないかと思っていたけど良かったです。踏みっぱなしだったからキツかった。デビューしてけっこう経ちますけど、合志さんと初めてワンツーが決まりました」

●1着同着の合志正臣
「稲垣のヨコまで行ってしまうと突っ張られるから、後ろでフタをしてからダン!と行った方が良いと思ってました。届いたとは思っていました。今までワンツーがなくて、ワンスリーとかだったんですけど、ワンツー以上の2人同着でしたね(笑)」


■5R(選抜)
●柴崎淳の番手から1着の吉田敏洋

「淳が全部やってくれましたね。ラッキーでした。僕は追い込み選手じゃないから、今日のは捲り-捲りみたいでしょう(笑)。でもこれで点数も上がって、FⅠで予選を走らないですむかな」

●2着の柴崎淳
「昨日とは違って今日は思った通り、描いた通りの展開になりましたね。とりあえず後ろの吉田(敏洋)さんに迷惑をかけないように走ることだけを考えていました。良い位置が取れたら躊躇なく仕掛けようと考えていたし、後ろもバックからどんどんきていたから、早めから踏んでいこうと思っていました。ワンツーが決められたのは良かったです」

●3着の荒井崇博
「飯野(祐太)が切って流したら、追い上げようと思ったけど、飯野がそのままけっこう良いスピードで踏んでいったから、『ごめん、笹倉(慎也)君』って感じで、中部の後ろに入りました。敏洋が踏んで自分が差し込んでいた部分もあったし、しょうがないですね。飯野も流せば良かったのにね。そうすれば、(柴崎)淳も来ないだろうし、最悪、俺が追い上げていっても4番手確保できるのにね」

●7着の飯野祐太
「立ち上がりの時に、脚を使ってしまって。完全に脚力不足です」

●中部3番手の笹倉慎也(9着)
「内を空けないように注意していたんですけど、膨らんで空けてしまいました…。初の3番手回りだったんですけどね…」


■6R(選抜)
●逃げ切り1着の深谷知広

「とりあえず行けるところから行こうと思っていました。1着でしたけど、あまり良くないですね。重たい感じがしました。まだまだダメだと思うので、明日もう一回頑張ります」

●2着の坂上樹大
「ギリギリまで後ろ見ていたら、もうゴールなんだもん。あいつ強すぎ」


■7R(特選)
●鈴木謙太郎マークから1着の佐藤慎太郎

「作戦通りにいったね!(鈴木も)とりあえず、行けるところまで行くという感じだったし、無理やりにでも出て行く感じだったので、もう任せてそれに付いていくでした。謙太郎はトップスピードが高いし、安心していましたよ。僕もついていて、余裕があったので、後ろも確認できたし、そのまま安東(宏高)がくるのか、小野(俊之)がくるのか、とにかくできるだけ引きつけてという感じでしたね。1着は嬉しいっすね」



■8R(特選)
●捲りで1着の武井大介

「流れで行こうと思っていました。結果的に守谷の3番手を取れて、翼が仕掛けてくると思っていたら来ないし、小倉さんにだけ注意して踏んで行きました。途中から『守谷頑張れ!』って思っていましたよ(笑)。それにしても、何年ぶりかの捲りですね(笑)」

●2着の深澤伸介
「内容が内容なので、あまり喜べないですけど、2着は2着なので、ラインで決まったのは良かったと思う。警戒していたのは北津留(翼)のカマシくらいですね。4コーナーは少し伸びた感じでしたけど、最後は岡部(芳幸)さんに抜かれたと思ったので、良かったです。今回は疲れも取れて、体も軽いし、調子は良いですね。練習量はそんな多くないけど、良い感じで仕上がっています」


■9R(特選)
●坂本亮馬を差して1着の大塚健一郎

「亮馬さまさま。車間切って捲っていったからね。全部やってもらった感じ。亮馬は余裕が違いますね。連れてってくれて、ありがたいです」

●2着の坂本亮馬
「後ろの大塚(健一郎)さんも並走するような形になっていたので、仕掛けるタイミングを考えていました。自分のタイミングでいっても、単騎カマシにみたいな感じになってしまうと、厳しいんでね。今日は自分の力を出し切れたと思うし、かつ自分の競走スタイルで走れたのは良かった。大塚さんはやっぱり脚あるので、差されるのは当然ですよ(笑)」


■10R(準決勝)
●捲り追い込んで1着の山崎芳仁

「ホームでわざと遅らせたんですけど、落車を避けされて良かったです。バック踏んだ時点で脚はいっぱいでしたけど、あとは冷静に詰める勢いでいきました」

●2着の市田佳寿浩
「村上(義弘)さんがいつもの力強い走りをしてくれたので、あとは抜けるかどうか。今回は2着と3着でしたけど、抜けました。一瞬、イン粘りを食らったので、位置を取りきることに集中していました。昌己は単騎だったし、小回りバンクだから自分もそうしたと思う。村上さんと2人で決勝にいけたけど、これがまだゴールではないのでね」

●3着の村上義弘
「落車があったのはわかったけど、あんなに落ちているとは思わなかったし、後ろもまだまだついてきていると思っていたから、目一杯踏んでいくだけでした。自分的には『ええレース』と思うんですけどね。ただ、まだ末は甘いかな。突然、脚にガツンとくる感じがします。うまくここのバンク特性みたいなのを生かしきれていない気はしますね」



■11R(準決勝)
●逃げ切り1着の脇本雄太

「もう、信じられないです!乗ってしまいました!博幸さんのおかげですね。今日は絶対に誰も出させないつもりで走りました。ただ前に踏むことだけを考えていました。周りの選手のオーラが違うし、気迫に負けそうだったけど、自分のレースをすることだけでした。いつも通り、いつも通りって自己暗示をかける感じで。力を出し切れたし、GⅠ決勝で先行することが夢だったんです。明日も一番前で頑張るだけ。自分でもすごく感動しています」

●2着の渡邉一成
「決勝に乗れたのは良かったけど、内容が悪かった。仕掛けのタイミングもなく、手放しに喜べる結果ではないですね。本当なら、もっと積極的な仕掛けをしたかった。何か気持ちというか、迫力に負けた感じがしますね。今は捲りも追い込みもやっている時期なんですけど、悔しいレースですね」

●3着の武田豊樹
「難しいレースになりましたね。村上(博幸)君のところも2車だったし、番手捲りになるのか、どこかに追いついて飛びついてくるのか。だから、僕としてはもう無理やり踏んでいく感じでしたよ。自分のタイミングではなかったと思います。ただ、この2日間で優勝を狙える感触が掴めていた分、今日は少し動きが固かった気はしますね。後ろに迷惑をかけてしまいましたけど、何とか勝ちあがろうとその気持ちだけで踏みました。最後は一成に負けたのが悔しかった。(繰り上がりについては)良い状態でレースしたし、初めて決勝に乗れたわけではないので、特に嬉しいという気持ちはそこまで沸かなかったですね」


■12R(準決勝)
●捲りで快勝の新田祐大

「冷静に落ち着いて走れました。踏み出しではマズイって思ったんですけど、まずは平原さんのヨコまでは行こうと、とりあえず踏むことだけどを考えていました」

●2着の山口富生
「決勝に乗れて本当に嬉しいですね。小嶋(敬二)がバックくらいで外に行ったのを見て、一か八かの感じで内へ突っ込んだ感じ。神山(雄一郎)さんが見えて、あとはとにかく無我夢中で踏むだけでした。中部の選手が応援してくれたおかげかな」

●3着の伏見俊昭
「新田君が強くて、まったく心配する必要がなかったですよ。神山さんの牽制がありましたけど、なんとか耐えられて良かったです。それにしても一成も新田も強いね。明日の並びも彼らに任せますよ」

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