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第55回競輪祭 3日目レポート 明日はいよいよ決勝戦!

さあ決勝戦です。そしてKEIRINグランプリ2013のメンバーが確定します。
どんな結果が待つのでしょうか?

本日の準決勝戦を見ていると、いやー本当に強いですね!と思う選手は平原康多選手と深谷知広選手。どのような展開になるんか分かりませんが、この二人が抜けて強かった印象がありました。

一体誰が勝つのでしょうか?
大金を張り込める選手を探せって感じですね。

本日の準決勝戦ふぉとだいじぇすと
10R

平原と神山のワンツー!と大塚。

11R

金子&深谷のワンツー。と岩津。

12R

長塚、藤木、新田。

ダッグアウトから


10レース
捲って1着の平原康多

「踏んだら、ワッキーと合って、上手く3番手を取れたんで、運がいいですね。2センターからは自信を持って仕掛けられました。神山さんとゴール前勝負ができたことは、幸せですね!」

平原マークの神山雄一郎が2着
「平原が全てやってくれて、平原のおかげにつきますね」

接戦制して3着の大塚健一郎

「(中川)誠一郎のおかげですね。調子は、村上くんに踏み勝っているし、悪くはないと思います。(今年は失格の多い年だったが)それは決勝が終わってみるまでわからないし、決勝は、九州の開催なんで頑張ります!」

先行した脇本雄太の番手の村上博幸は4着に
「ワッキーもいい感じで駆けていたし、車間を空けて何とかなるかと思ったけど、平原がすごいスピードでしたね。僕もキレがなかったです」

5着の佐藤友和
「3番手争いになってくれると面白かったんですけどね…。全ては相手任せになったことです」


11レース
深谷を交わして1着の金子貴志

「2周突っ張るって言っていたんで、ドキドキしていました。でも、タイミング悪かったんで行かなかったですね。今日は深谷が強かったです。自分の調子もいいけど、でも、ちょっと口が空いちゃいましたからね。あんなに強くなっちゃうと大変です(笑)」

カマした深谷知広は2着

「仕掛けるべきところでは仕掛けられていると思います。身体の疲労が心配ですけど、あと1走なんで、気合いで頑張ります」

岩津裕介は3着に入った

「まだ調子はあんまりよくないんですけど、だからこそ、考えすぎないから力まずレースができていると思います」

4着の菊地圭尚
「浅井がついていないって3番手取ったけど、深谷が緩みませんでした。バックで緩んだんですけど、そこで岩津に来られました。甘かったですね」

5着の浅井康太

「深谷が強かったですね。ちょっとタイミングが合わなかったです。ちょうどバックを踏んだところで、深谷が踏んだので、離れてしまいました」


12レース
1着の長塚智広

「新田くんも藤木くんも先行意欲が強いので、自分は中団に徹して、好位から仕掛けようと思っていました。藤木くんも粘っていたので、快勝ではなかったですけど、何とか勝つことができました」

2着に逃げ粘った藤木裕

「新田くんがめっちゃ強いので、それをどう防ぐかが今日の課題だったので、それには先行することが決勝への近道だと思っていました。それが結果、よかったんだと思います。2日目に小さいレースをしたことと、初日に村上(義弘)さんを連れていけなかったことが自分の中にずっと残っていて、今日はもうちょっとスケールの大きいレースをしようと思っていたんで、だいぶ上向いていると思います」

3着に入った新田祐大
「自分が牽制されるような形になり、上手くレースを作れなかったので、ラインで決めることができなかった敗因だと思います。今日は身体も軽く、自転車ともマッチしていて、走る前は自分で楽しみだったけど、自分の力を出すレースにならなかったのは残念ですし、身体と自転車の調子も感じることが出来なかったので、その分も明日、優勝して取り戻せるように頑張りたいと思います」
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第55回競輪祭2日目レポート 明日は準決勝戦!



本日は二次予選とダイヤモンドレースが行われました。
なんか競輪って良いですね。
宣伝の「ヒューマンスポーツ」というのはちょっと違和感を覚えるのだけど、人間が闘うからそこに、感情が生まれ、ドラマが生まれるのだと思います。
ギャンブル以外でね。
動物、機械の所為に出来ないのが競輪ですからね。
今日もドラマが生まれましたよ!

競輪祭の二次予選は、他のGIに比べて、ケイリングランプリの出場が決まる最後の大会です。とにかく予選をクリアしなければ、その先も見えません。その厳しさは他のGIの比では無いと思います。
他のGIは次がありますからね。このGIは次がない。このシビアな状況が二次予選をがんじがらめにして行くわけです。

ダイヤモンドレースは、全員が準決勝に進出するので、純粋に力勝負になるレースですよね。
そんなわけで明日は準決勝戦。
決勝に進出するため、選手達の力技が堪能できるレースです。そして、グランプリへの道がまた一歩近づくわけですね。
さあ、楽しみましょう!



ゴール前の壮絶な3着争い。藤木と園田がしのぎを削る。


浅井が自ら発進して何とか届く。負けられない1戦だった。


脇本の先行逃げ切り。この後のドラマが…。


深谷強し!

ダイヤモンドレース

大外を長塚が飛んできた。


ダッグアウトから


6レース
先行した中川誠一郎が1着

「今回は久しぶりに普通に競輪場に入れたのが大きいですね。ずっとハードだったので。昨日は仕掛けを失敗したので、今日は3車のラインの厚みをいかして、レースをしようと思いました」
3着に入った菊地圭尚
「先に考えすぎていてもレースでいいことはないので、(粘ったのは)流れの中でそういう風になったという感じでした」


7レース
逃げ切って1着の佐藤友和

「3コーナーで誰もこなかったから、これは(直線で)選手がドッとくるなって思って、怖かったです。今日はどのラインも2車だったし、ここで先行しなきゃ、ここから勝てないなって思っていました。先行したことで、悪いところもわかったし、そこを修正していきたいと思います」
2着に突っ込んだ大塚健一郎
「2センターで(小川)勇介も行きにくかっただろうけど、でも、それでも仕掛けてくれたのが嬉しかったですね」
3着に伏見俊昭
「すごい勢いできたから、これはヤバいと思ったけど、なんとか残れてよかったです」


8レース
先行した飯野祐太の番手から捲ってくる選手に合わせ、捲って出た山崎芳仁が1着

「作戦では、藤木、(南)修二の後ろからと思っていました。後ろから来たのが見えたから、祐太の頑張りに応えるためにも、行かせてもらいました。全て祐太のおかげです」
接戦の末、3着の藤木裕
「3着まで何とか凌いだけど、でも、今日は1番人気だったし、それに応えるレースをしなきゃいけなかったし、修二さんを残さなければいけなかったレースだと思います。情けないレースをしたくないと思ったけど、でも、もっとシビアにいけないと反省もあります」
ゴールで突っ込んだが、わずかに届かず4着の園田匠
「クソー、悔しい…。まっすぐ踏めばよかったけど、前に藤木がいたので…」


9レース
捲って1着の桐山敬太郎

「ここに向けてやってきたので、なんとか結果を出したいですね。準決勝も、初日、2日目と同じようにレースをしたいと思います」
2着に入った浅井康太
「今回は落ち着いてレースできていますね。ラインから2人乗れたし、よかったと思います」
浅井マークで3着の大槻寛仁
「S級S班はやっぱりすごいって、ついていて思いました」


10レース
3着に入った野田源一
「ムリやり行った感じでしたけど、なんとか3着に残れましたね」
村上義弘と競った田中誠(7着)
「村上さんはきつかったですね。重かったです…。最後にまた来たので、勘弁してくださいって感じでした」


11レース
猛スピードで捲り追い込んできた深谷知広が1着

「昨日、先行がよくなかったので、今日は強気にいけず、捲りになってしまいました」
カマした渡邉一成の番手の佐藤慎太郎が2着
「バックで後ろを見た時に、カミタクが後ろにいるのはわかったけど、離れていたし、車間を空けておけば一成も強いし、残るなと思っていたけど、俺がもっと上手くやっていれば一成を残せましたね」
3着に入った神山拓弥
「すげーぶっ離れたけど、なんとか追いつきました。阿竹(智史)に絡まれたのがきつかったですね」


12レース
300勝を達成した長塚智広


金子貴志を叩いて、最終バック取った新田祐大

「僕がああやって先行したから、成田(和也)さんも仕事してくれて、僕はそれに応えていかなくちゃ、ゴールまでしっかり踏まなきゃと思って走りました」
3着の平原康多
「行ったけど、新田がすごいかかっていったので、普通、仕掛けられる感じじゃなかったですね、あれは。ラインから、1着、3着に入ったんでよかったと思います。今日は力を出し切ったんでよかったと思います。きっついですけどね(苦笑)」
打鐘から駆けた金子貴志(9着)
「行った時に新田(康仁)さんか岩津(裕介)がついてきてくれたら、おもしろかったんですけどね」
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第55回競輪祭 初日レポート 読みたい人だけ読んでね。

なんか非常に楽しい競輪祭になりつつあります。すいません。配当とかでは無く、なんかダッグアウトが内輪ネタ的な事で楽しいです。
ただいま、ケイリングランプリを懸けた戦いが行われているのですが…。

1Rでは守谷陽介選手が逃げ切って守谷劇場スタート。岡山勢がそれを見守りつつ、「まだまだやね…」って、倒れている守谷選手を見ながらつぶやきます。
レースインタビュー待ちで競技会の方々が守谷選手を待っています。でも起き上がりません。しばらくして守谷選手の上半身が起き上がると、「終わったな」と言って、行ってしまいました。
上半身が起き上がると終わるそうです。ちなみに1レースの払戻金は6‐5-8で591,130円也!2車単でも62,350円!ファンの方が守谷劇場をしたくなりますよね…。

さらに、2R坂本亮馬選手が勝って場内から声援が飛んでいました。地元勢が勝つと盛り上がります場内。
そして5Rは筒井劇場! ゴール前3番手から思いっきり顔をあげて、反動を付けてのハンドル投げが受けているんです。そして伸びました。で1着。GIで勝ち上がり1着は初めてだそうです。

8Rはヒゲ対決。園田匠選手が吉本卓仁選手の番手から1着となったんですが、小嶋敬二選手のウルヴァリンと後閑信一選手のボス。どちらが強かったといえば、当然、後閑選手でした。
そして9レース!何も言えね…。でも、驚愕の事柄は起きていたのでした。
それが公に判明したのは10レース終了後。まあ祭りですからね。
これらの写真は↑フェイスブックKEIRIN MAGAZINEをご覧ください。


そして初日特選レースに突入!
勝った新田選手のコメントはオフィシャルをご覧ください(爆)
初日特選写真ダイジェスト
10R

赤板


打鐘


最終ホーム。


最終バック。


ゴール。後続を千切る新田祐大。

11R

赤板


打鐘


最終ホーム


最終バック


ゴール。強い平原。

12R

赤板


打鐘


最終ホーム


最終バック


ゴール。神山雄一郎が抜けた!



ダッグアウトから

1レース
捲って1着の守谷陽介

「練習不足…、でも、そのせいで吹っ切れて走れました! このメンバーですし、落ち着いて走りましょうと言ってくれた(池田)良のおかげです。いやー、きつかったですね。けど、根性で行きました。GI初勝利を勝ち上がりで決められて気持ちいいですね!」


2レース
捲り追い込んで1着の坂本亮馬

「3回も山のぼりして、きつかったです。本当は早めに行くつもりだったけど、遅くなっちゃいましたね。けど、結果的には2人とも残れたんで、結果オーライ!(笑) 今回、戦えるということが初日にわかってよかったです。(09年の)競輪祭で活躍して、調子が上がっていったので、今回もまた頑張りたいと思います」


3レース
捲って1着の神山拓弥

「オールスターが失格だったので、今回はいいことがありました!」
神山マークで2着に入った諸橋愛
「最終バックで締められたけど、そこは自分の持ち味を出せたと思います」
3着に入った星島太
「最近、不甲斐ないレースが多かったので、勝ち上がれてよかったです」


4レース
3番手取って、空いた内に突いて1着の桐山敬太郎

「吉田(敏洋)さんが流したんで、1車でも前でって思っていきました」
桐山の番手の高木隆弘が2着
「桐山は外から行くかと思ったら、内から行ったんですけど、僕はもう締まっていたので、冷静に踏みました」


5レース
九州の3番手から伸びて1着の筒井敦史

「小川(勇介)くんはいつも頑張ってくれるんですよ。今日もついてよかったです。合志君の外をいけたのは、ちょっと評価ですね!」
2着の合志正臣
「後ろの並びが今日みたいだったら先行、その逆で川村(晃司)さんが中団、海老根(恵太)さんだったら、イン粘りっていう作戦でした。先行したら、勇介は強いんですよ!」


6レース
捲り追い込んで1着の菊地圭尚

「矢口(啓一郎)くんを出させて、そこで位置取ってから行こうと思っていました。矢口が早めに仕掛けたので、これはチャンスあるなと思っていました」
菊地マークで2着の伏見俊昭
「圭尚、捲り追い込んでいけるのかなーなんて思っていたら、いらない心配でしたね(笑)」
3着に入った中川誠一郎
「ホームで行きたかったけど、前の動きに惑わされて、行けませんでした。ああゆう時の対応が反省ですね」
先行した稲毛健太が4着に残った
「緩めたら行かれると思って、どこも緩められなかったです」


7レース
捲り追い込んで1着の野田源一

「後ろに稲垣(裕之)さんがいたし、かぶる前に行こうと思っていました。調子はいいと思います」
先行した飯野祐太が2着
「今日は先行と決めていました」
3着に佐藤慎太郎
「祐太が強かった! ずっとかかっていましたね」


8レース
吉本を交わして1着の園田匠

「卓仁が完璧なレースをしてくれたから、逆にちょっとプレッシャーに(笑)。でも、小嶋(敬二)さんはどうするのかとか、ビジョンで見ていたりとか、余裕はありましたね。(福岡の)皆が勝ち上がっているので、僕らもワンツーが最低条件だと思っていたから、緊張しましたね」
先行した吉本卓仁が2着
「後閑(信一)さんが先に切ってくれたので、スンナリ出れたのが大きいですね。前のレースでゲン(野田源一)さんまで決まって、皆が勝ち上がるから、宿舎の同室で俺だけ勝ち上がれないのはイヤだって緊張しましたよ(笑)」


9レース
脇本を交わして1着の稲川翔

「ワッキーが出てから、もう2人で勝負だと思っていたんですけど、(天田裕輝に出られて)僕が後ろを見ておけばよかったです。でも、結果はワンツーだったんでよかったですね」
2着の脇本雄太
「下手なレースをしてしまいました。村上(直久)さんがやる気だったから、来ても出させんと思って、村上さんばっかり見ていたら、2番(天田)に行かれました」


10レース
3番手入って、そこから捲って1着の新田祐大

「本当は最終ホームで行きたかったんですけど、山賀さんとスピードが合ってしまって、ちょっと躊躇してしまいました。ちょっと自転車とマッチしていない感じですけど、だんだんよくなってくると思います」
番手から捲って2着の新田康仁
「あんなに頑張ってくれるとは思ってなかったです。ついてよかった!」
先行した山賀雅仁(9着)
「もうここで行くしかないと決めて、先行しました。新田さんが残ってくれてよかったです」
3着に伸びてきた村上博幸
「なんとかコースを見つけられましたね。前回よりも調子はいいと思います」


11レース
村上義弘のブロックを凌いで、捲り追い込んだ平原康多が1着

「(渡邉)一成に入られそうになったのところは、甘かったですね。村上さんのところを越えられたら、藤木(裕)も越えられるんじゃないかと思って踏みました。長塚(智広)さんはまだ賞金争いの最中だし、2人で決めなきゃと思っていました」


12レース
直線伸びて1着の神山雄一郎

「芦澤(大輔)が頑張ってくれたおかげです。(勝利者インタビュー)吉岡(稔真)君にインタビューされるのは、なんか不思議な感じですね(笑)」
最終バック8番手から、直線強襲で2着の成田和也
「最後は、動きの中でコースを探して行こうと思っていたら、上手くコースがあって、スピードを殺さずに行けましたね」
その成田のスピードを三宅達也が「成田がすごかった! 風圧で転ぶかと思うくらい!!(笑)」と賞賛。
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第55回朝日新聞社杯競輪祭(GI)前検日レポート

2013年も残すところあと1カ月ちょっと。みなさんにとって2013年は良い年になったでしょうか? まだ1カ月ありますから、まだあまり良くないという方はここから年末に向けて是非良くしていきましょう! 良かったぜ!という方は更に良くしていきましょう!

というわけで、今年もケイリングランプリの残る座を懸けた競輪祭がやってきました。
東京から、本日、小倉にやってきたわけですが、福岡空港に降りたったら寒い!
東京より西南西なのに!なんて思いました。

その小倉が明日から4日間熱く燃えます。
2014年のシード権が掛かるケイリングランプリに何とか出場したい選手は絶対いるはずなので、そのような選手を探して、そこから勝負!と思っています。

が、本日の検車場は、とてつもなくまったりとしていました。
気合いとかという感じでは無くまったりとしています。

ちょっと用事もあったので、オールスター最終日に落車した小嶋敬二選手を探していましたら、髭が…。その理由は↓の記事で。オールスター競輪での落車の程度が凄くて、驚愕でした。ろっ骨10本骨折、それが肺に刺さって、更に頭部も骨折、そこから脳内出血、さらにクモ膜下出血とあと一歩で…。でも入院12日って…。並みの人間なら…と考えると恐ろしいですね。明日のレースは第8レースに出場します。
この第8レースはタイトルホルダーが4選手出場しています。豪勢な番組とメディアの方々が言っていましたよ。第8レースの行方が気になりますね。



さて、初日特選の共同記者会見を見ていました。気合いが乗っていそうなのがやはり、村上義弘選手でしょう。
気合いの入った競走を堪能したいですね。

気になるのが浅井康太選手。
松坂記念初日の失格は、気にならないと言っていましたが、本人は気にならなくても、回りは気になりますよね。
是非頑張ってほしいですね。




ダッグアウトから


8レース
髭を伸ばした小嶋敬二。イメージはウルヴァリンだそうだ。さすが不死身の男。
「入院中、ヒマだったので伸ばしてみました(笑)。初日の8レースは昔なら本命! って書いておいてください(笑)」


10レース
たまに南関東の面々で集まって合宿をしたりするそうで、そこで一緒に合宿した仲の新田康仁と山賀雅仁が10Rで連携。
山賀「新田さんが音頭を取ってくれて、合宿をしたりしています。その中で、僕はずっと離れっぱなしで、一人練習にならない状態でした(苦笑)。初日に一緒ですが、新田さんに迷惑をかけないように頑張りたいですね」


新田「山賀は本当に弱くってびっくりした(笑)。なんでここ(GI)にいるのか信じられない(笑)。競輪界にトレチャンはたくさんいるけど、山賀はその逆。本番に強いってことで、明日任せるかいがあるかなって(笑)」

11レース
村上義弘はグランプリチャンピオンユニホームを着るのは今回が最後の開催になる。

「ここに来るまでプレッシャーもあったし、しんどい時期もありましたけど、けど、なんとか、これを着続けられることを目標に頑張りたいです。(初日11Rは)藤木に任せて頑張りたいと思います」
千葉記念初日では藤木裕の前を走った村上。そこから何か感じたのか藤木の走りが変わったように見えます。それをふまえて11Rは近畿ラインがどんな走りをするか気になるところです。


12レース
現在、賞金ランキング11位の佐藤友和。

「賞金でグランプリに乗るのは、ほぼムリだと思っているので、優勝だけ目指して、走ろうと思っています。初日12Rは、成田(和也)さんに怒られないようなレースをしたいと思います(笑)」と言っていた。佐藤が優勝の2文字を口にするということは、今回は仕上がっている証拠か!?
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取手開設63周年記念「水戸黄門賞」(GIII)は長塚智広が地元優勝!


 ゴール後、新しくなったスタンドに詰めかけた多くファンに、ガッツポーズで何度も応えた。ヘルメットを投げ込み、検車場に引き上げてくると「最近、よくヘルメットが無くなるなぁ」と笑顔。長塚智広が盤石のレースで、地元記念2度目の優勝を飾った。決勝レースは2分戦、3連勝の石井秀治を先頭とする南関5者連携にも注目が集まったが、新田祐大が早めの巻き返しで主導権を握ると、ゴール前で長塚が差し切り勝ち。これで熊本、一宮に続いて3場所連続の記念優勝、そして今年5度目の記念優勝となり、グランプリ出場をほぼ当確させた。決勝の勝因について長塚は「石井選手も強いんですけど、今先行選手では一番強いかもしれない新田選手が先行してくれたので、その結果だと思います。今日も新田君に任せていました。強かったです。ギリギリ抜けた感じでした。新田君とはオリンピックのときから、競輪に対する考え方とかいつも話をしているので。でも、一番は応援してくれたファンのみなさんのおかげです」。記念3連覇については「信じられない」としながらも、「優勝できて良かったですが、関東勢が武田(豊樹)さんがいないということで、武田さんのため、『チーム武田』と思って一生懸命頑張りました」と改めて「関東一丸」をアピールした。「地元記念2回目の優勝ですが、ここまでファンの皆さんに支えられて、一生懸命頑張ることができるので、これからも競輪をよろしくお願いします」。

 
 主導権を握った新田祐大(2着)は「後ろは長塚(智広)さんですし、ラインで決めることを目標に。ワンツースリーが決まったことは良かったと思います。(次の競輪祭に向けて)グランプリも今年最初のデカい目標として掲げていたんですが、その前に今年の目標として立てていたGI優勝がまだなので、競輪祭は頑張りたいなというのはありますね。細かいところだけで、自分の目標を設定しているんですが、小倉は室内でスピードバンクでもあるので、自分の特徴をできるように走りたいと思います。まだまだ、ちょっと自分の中ではフィットする部分がなかったので、競輪祭ではもっと良い状態を作って、その競輪祭を弾みにしてグランプリにいけるよう、最高のパフォーマンスができるように仕上げていきたいと思います」

 新田-長塚の3番手回りだった岡田征陽(3着)は「いった瞬間に、流せ、誰も来てないぞとバックからずっとバック踏みすぎ。ギアかかっていたけど、33でもよかったかな。勉強ですね。でもこれで競輪祭では流れると思います」

 5者連携となった南関勢。3連勝で勝ち上がった石井秀治は新田に叩かれて4着に終わる。「後ろから挑戦していくつもりでした。先行勝負と。徐々にペースでいこうとしたけど、その隙を狙われてしまいました。向こうの方がギアが軽いしダッシュいいのは当たり前なので、そこをこっちが大ギアでもっとギュンと合わせられれば、パワー勝負できると思ったんですけど。この先は、もっと勝負できるようにね。今回は体調も維持できたし、大ギアでも4日目疲れなかったので、力は付いてきています。まだトレーニングをこの先も続けて、最終日にももっとパワーが出るようにしていきたいと思います」
 石井の番手だった成清貴之(7着)は「今日は力勝負でどこまでということだったので。でも相手が上でしたね。今回は新しいことを試しつつの開催としては上出来で、これからも何でも試していこうと思います。まだ上積みがあると思いますしね。トップとの差も分かったので、一緒に走れたのは大きいですね」。南関3番手の勝瀬卓也(5着)は「相手が最強のラインで、どれだけレースを面白くすることができるかと思ったんですけど、ちょっとすんなり決まりすぎたかなというのはありますね。(石井が)かかる前に(新田に)いかれてしまったので。僕は後ろに付いているだけなんですけどね。何もできなくて…。調子が悪い中、今回は展開だけですけど決勝に乗れたので、次につながってまた頑張れるかなと思います」。

 単騎の柏野智典(9着)は「位置はイメージ通りだったんですけど、上に上がりすぎていて、あれで整わなかったです。もがく態勢に入っていないときに前がいったので、ちょっとあれで狂ってしまいました。脚的な問題よりも技術的な問題でしたね。日本で一番ダッシュある選手(新田)が自分のタイミングでいったとき、4番手で付いていく難しさでした。石井君のハコにいっても良いことにはなってないと思っていないし、もうワンテンポツーテンポ、タイミングがあれば最終的に外から長塚君のところへというイメージはあったんですけどね」

■決勝レースリプレイ
誘導以下、新田祐大-長塚智広-岡田征陽、柏野智典、石井秀治‐成清貴之-勝瀬卓也-大木雅也-栗原厚司で周回していく。赤板前の2センターから石井が上昇を始め、誘導の後ろまで上がっていき、打鐘前に誘導を切って先頭に立つ。新田は引いて6番手になると、最終ホームからすぐさま仕掛け、先行態勢に入る石井を最終1センターで捕えて主導権を握っていく。そこに長塚、岡田が続き、最終バックを通過。そのまま人気ラインが盤石の態勢のまま直線を迎えると、最後はゴール前で長塚が新田を交わして地元優勝のゴール。2着に新田、3着に岡田が入線して、3連単430円の一番人気で決まった。

周回中


赤板


打鐘


最終ホーム


最終バック


ゴール

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